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動画レポート

ロスタイム6分間のクライマックス……惜敗も優勝の行方は最終戦へ!
NTTコミュニケーションズ VS セコムラガッツ
16 18

公式戦第9戦 ダイジェスト動画(5分34秒)wmv形式
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12月9日、トップイーストリーグ11公式戦第9戦が行なわれ、NTTコミュニケーションズはセコムラガッツと対戦した。昨季トップリーグに在籍していた強豪を相手に互角の戦いを見せ、あわや逆転勝利というところまで追い込んだが、16-18の僅差で敗れた(今季公式戦初黒星)。勝てる試合を落とした手痛い1敗だったが、すでにポストシーズン出場枠のリーグ3位以内を確保しており、最終戦での対横河電機の結果に優勝の行方がかかっている。

いきなりの試練にもひるむことなく

今季トップイーストリーグの天王山とも言うべきこの日の対決をひと目見ようと、4,441人もの観客が秩父宮ラグビー場に足を運んだ。サポーターの数はNTTコミュニケーションズがセコムを圧倒。気温はわずか13℃と、初冬の肌寒さを感じさせる天候だったが、NTTコミュニケーションズの戦いを見守る応援席の熱気はそんな寒さを微塵も感じさせなかった。大歓声の中、セコムのキックオフで試合開始。前半5分、いきなりの試練が訪れた。自陣ゴール前、セコムボールのラインアウトから、セコムの巨漢FWが次々にラックを展開、セコムのWTB石橋が抜け出してファーストトライを許してしまう。応援席には嫌な空気が流れた。しかし、次に得点を取ったのは、NTTコミュニケーションズだった。26分、敵陣10m付近でのスクラムでセコムがオフサイドを犯し、NTTコミュニケーションズはペナルティキックを選択、見事成功。33分には再びセコムにトライを許したが、ロスタイム中の42分、再びペナルティキックのチャンスを得ることができ、敵陣22m正面からゴールを狙い、成功。前半を6-12で折り返した。リードこそ許しているものの、わずか1トライ1ゴールで逆転が可能。決して突き放されることなく、互角の勝負を繰り広げていった。

ペナルティゴールの応酬、そして……

後半もNTTコミュニケーションズは劣勢に立たされ、セコムの怒涛のラッシュが続いた。特に密集戦でのプレーはセコムが優位に立っており、ゴール前では何度もピンチの場面が相次いだ。それでも全員が絡みつくような低いタックルでセコムの攻撃を防いだ。こうなると勝負はがまん比べ、どちらが集中力を切らすかで試合の流れは変わってくる。その潮目、ピンチがチャンスに変わっていったのは、後半29分のことだった。セコムの選手によるラフプレーがきっかけとなって、敵陣ゴール前のラインアウトからラックを波状的に展開し、最後はNo.8ダレン・マーフィーがフォローしてきたFW陣に両サイドを抱えあげられるようにして密集を突破し、ボールを地面に叩きつけ豪快にトライ。SO君島良夫が難なくコンバージョンを決めて、13-12と逆転に成功した。

しかし、これで試合が終わりにはならなかった。38分、セコムがNTTコミュニケーションズの反則からペナルティキックを得て成功。これで13-15と再逆転される。万策尽きたかと思われたが、ロスタイムがまだ残っていた。43分、NTTコミュニケーションズのFWが果敢に攻め込み、焦ったセコムの選手の反則を誘う。この熱戦にけりをつけるがごとく、SO君島良夫がペナルティゴールを狙い、見事成功。スコアは16-15。NTTコミュニケーションズの勝利を信じ、応援席が大いに沸く中、実はロスタイムがさらに3分間も残っていたのだった。すぐ後半4本目のキックオフとなり、スピーディーに攻め込んだセコムの攻撃に慌てたのだろうか、NTTコミュニケーションズに痛恨の反則。レフェリーのジェスチャーは、ノットリリース・ザ・ボール。セコムのFB長井は当然、ゴールポストを指差し、ペナルティキック。ボールは大きな弧を描いて無情にもクロスバーを越えていく。そしてスコアボードには、16-18の表示が……。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響く。まさに熱戦であった。ただ、勝てる試合だっただけに、各場面で見受けられた反則、あるいは戦術面での課題は残されている。12月24日、公式戦最終試合の横河電機戦までに軌道修正し、トップイースト11優勝、さらにその先のトップリーグ昇格に向けて進んでいってもらいたい。 選手、観客ともに「All OUT」し、喜びを分かち合おう。
山本監督のコメント
選手は、がんばってくれましたね。手応えですか? いや、まだまだです。もっとやれるはずです。キックオフ直後、雰囲気に飲まれていたというか、後手を踏んだところがありますね。そこだけです。横河電機戦、見ていてください。絶対に勝ちます!

NTT Communications