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白熱の実戦練習!2017年度宮崎合宿レポート

  • 6月5日(合宿2日目)
  • 6月6日(合宿3日目)

本番さながらの実戦練習!

ジャパンラグビートップリーグ2017-2018シーズンへ向けて本格始動したNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)が、6月4日(日)から6月9日(金)までの6日間、宮崎県宮崎市で強化合宿を行いました。

5月上旬の長野・菅平合宿では、筋力トレーニングなどの基礎作りに注力しましたが、昨年に続いて行われた宮崎合宿では、宗像サニックスブルースさんと合同練習を行うなど、内容がより実戦的に。

今回のレポートでは、6月5日(月)から2日間にわたり繰り広げられた、宗像サニックスさんとの合同練習の模様を中心にお送りします!

帝京の空港到着後

6月4日(日)正午、宮崎ブーゲンビリア空港に到着したアークス一行は、地元宮崎の皆さまによる温かい歓迎セレモニーで迎えられました。

※公益財団法人みやざき観光コンベンション協会様より特産品の「みやざきブランドポーク20kg」、宮崎市スポーツランド推進課様より「みやざき地頭鶏10kg」を頂戴致しました。

宿泊先のホテルに到着したアークス一行は、その日の夕方に約2時間のトレーニングを行い、翌日、宗像サニックスさんとの合同練習がスタートする合宿2日目を迎えました。

清々しい朝を迎えた合宿2日目は、早朝6時30分からトレーニング。ヤシの木に囲まれたホテルの中庭で、フォワード(FW)・バックス(BK)に分かれてスキル練習を行いました。

※菅平合宿でも練習後のスローイング練習を欠かさなかったフッカー(HO)陣。大久保直弥FWコーチが指導するおなじみの光景は、宮崎合宿でも。

※ホテルの目の前には遠浅の日向灘が広がります。

第2部は練習拠点のKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園へ移動。宗像サニックスとの合同練習を午後に控えて、FW・BKが交互に筋力トレーニングとユニット練習に励みました。

過去最高順位(5位)だった昨季からのステップアップを目指す、4季目のロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)からは、今合宿の目的について「まずはチームのベースを作ること。そして、オープン戦のNTTドコモ レッドハリケーンズ戦(※1)へ向けて準備することです」と教えて頂きました。

※1 6月24日(土)、NTT千葉総合運動場グラウンド(千葉県市川市)で、「NTTラグビー全国大会」のメインイベントとして午後2時25分キックオフ。

FW陣は、坂田貴宏ヘッドストレングス&コンディショニング(S&C)コーチが指導する走り込みに始まり、ラインアウト、そしてスクラム練習へ。その後はトレーニング場へ移動し、筋力トレーニングを行いました。

大久保FWコーチは大卒新人選手について「みんな良いですよ。性格も良いし」と好評価。新任の斉藤展士スクラムコーチからは、指導するスクラムについて「ベーシックな部分しかやっていないので、(富士登山に例えると)まだ一合目ですね」と教えて頂きました。

BK陣は、新田博昭ハイパフォーマンスマネージャーが指導する筋力トレーニングから。その後、ヤシの並木道を通ってグラウンドへ戻り、陸上競技場でのスピードトレーニング、ボールを使ってのユニット練習に取り組みました。

第2部最後のトレーニングは約40分間の「試合を想定したアタックの確認」(栗原徹スキルコーチ)。合同練習を控えるとあって、プレーの一つひとつにより一層の熱がこもります。

ホテルに帰ってランチを摂ったアークスは、福岡県宗像市から宗像サニックスさんを迎え、午後4時過ぎから約1時間の合同練習へ!

この日は両軍がFW・BKに分かれ、ピッチの両サイドでそれぞれ激しい練習を行いました。

BK陣はウォーミングアップ後、ピッチ半面を使って、宗像サニックス自慢のBK陣との攻守へ!
積み上げてきたスキルをテストする貴重な機会です。

栗原スキルコーチは、「仲間内だと分かっているので効かないプレーも、対外練習では効いたりもします。想定外のことが多いので、このタイミングで合同練習をできることはありがたいですね」と、合同練習の意義について教えて頂きました。

※宗像サニックスのBKコーチを務める元ニュージーランド代表のカーロス・スペンサー氏と、2015年W杯の南アフリカ戦で決勝トライを挙げた元日本代表WTBカーン・ヘスケス選手。

一方、FW陣もウォーミングアップ後、まずは本気のスクラムバトルへ!
両FW陣の気合の声がグラウンドに響き渡り、一気に緊張感が高まります。

スクラム戦のあとはラインアウトモールの攻守。こちらも白熱の肉弾戦が展開。両チームのプライドがぶつかり合います。

※FW陣の合同練習の笛を吹いたのは、鹿児島県立鶴丸高校の監督も務める辻原レフリー。
「プレーを止めて監督・コーチの声を聞くことができるので、とても勉強になります」

白熱した合同練習は午後6時頃に終了。激しいつばぜり合いを見守っていた宗像サニックスの藤井雄一郎監督は「ラグビーですから、熱くならないと面白くありません」と大きな笑顔。

翌日の合宿3日目は、最後に試合形式(15vs.15)の実戦が待っています。合同練習の本番はこれからです!

ラストは試合形式の15vs.15!
2017年度宮崎合宿レポート(3日目)

NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)は、6月4日(日)から6月9日(金)までの6日間、昨年に続いて宮崎県宮崎市で強化合宿を実施しました。

合宿2日目(6月5日)からの2日間は、トップリーグ所属の宗像サニックスブルースさんとの合同練習が行われ、4季目のロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)を始めとするアークスメンバーは一気に本番モードへ。

今回が最終回となる宮崎合宿レポートでは、合同練習の最終日(合宿3日目)の模様をお送りします。

合宿3日目(6月6日)は、昨日に続いて朝6時30分からのトレーニング。ほのかに明るい朝焼けに染まったホテルの中庭で、フォワード(FW)・バックス(BK)に分かれてのユニット練習が行われました。

この日、宗像サニックスさんとの合同練習は2回に分けて行われ、第1部は午後9時30分頃からのスタート。

宮崎県総合運動公園ラグビー場で、両軍のFW・BK同士が、実戦形式の練習に臨みました。

トップリーグチーム同士が合同練習を行うとあって、屋根付きのスタンドには双眼鏡を持ったファンの姿もチラホラ。中にはアークスの公式ツイッターで合宿情報を知ったという、宮崎在住の女性ファンの方もいらっしゃいました。

まず両チームのFW陣は、ラインアウトとスクラムを交互に実施。この日も強度の高いフィジカルバトルが繰り広げられました。

新任の斉藤展士スクラムコーチは、アークスが目指すスクラムについて「イメージはありますが、今はシークレットです。楽しみにしていてください」と語ってくれました。

BK陣も昨日に続き、ピッチ半面でのアタック&ディフェンス。数本ごとに攻守を入れ替えていきます。練習後、栗原徹スキルコーチは「修正点が見えてきました」と手応えを語ってくれました。

※海外経験が豊富で、英語が堪能な高野宏樹ヘッドアスレティックトレーナー。

そして練習中には、ニュージーランドにラグビー留学中だったLO 鶴谷昌隆、NO8 山下弘資、SH 光井勇人の3選手がグラウンドに登場!

練習終了後にそれぞれ挨拶を行い、第2部の練習は笑顔で締めくくられました。

そして迎えたこの日の第3部練習は、宗像サニックスさんとの試合形式の15vs.15。

主審として招かれたのは日本協会A1級の塩﨑レフリー。トップリーグでも笛を吹く塩﨑レフリーも「ポイント(エリア)を決めながら、フルコンタクトで行うと聞いています」と締まった表情。

アークスのウォーミングアップも真剣そのもの。坂田貴宏ヘッドストレングス&コンディショニングコーチは「試合用のウォーミングアップをやりました。今週はウエイトトレーニングも減らして、全体のバランスを取っています」と、試合モードのチーム状況を教えてくれました。

※試合形式の実戦へ最後の調整。

※身体を当てて戦闘モード。

そして午後3時半過ぎ、両チームはいよいよ試合形式の15vs.15へ!
サニックス陣左22mラインアウト、センタースクラムなど、ポイントを決めながらのフルコンタクト練習のスタートです。

両軍は数プレーごとに両サイドに集まりチームトーク。メンバーも入れ替えながら、さまざまなシチュエーションからプレーが再開されていきます。

塩﨑レフリーがペナルティの笛を吹くと、両チームは主にクイックリスタートを選択。

目まぐるしく攻守が替わり、10次攻撃、15次攻撃とプレーが長引くなか、バチバチと音の鳴るようなタックルが繰り返されていきます。

チームトークを挟みながら約1時間に及んだ実戦練習は、午後4時20分頃に無事終了。

最後は整列しての両軍挨拶。アークスからはFL栗原大介 選手会長が感謝の言葉を述べ、2日間にわたった合同練習が幕を閉じました。

※握手を交わすロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)と、宗像サニックスの藤井雄一郎監督。

※練習後に談笑する両軍のコーチ陣。左から、ヒュー・リース エドワードBKコーチ、ペニーHC、宗像サニックスのカーロス・スペンサーBKコーチ、ジェイソン・マクドナルド スクラムコーチ。

練習後は、宗像サニックスに所属する出身校の先輩・後輩らと談笑する姿があちこちで見られ、グラウンドは先ほどまでの試合モードから一転、旧交を温める和やかな場に。

白熱した2日間の合同練習は、ラガーマンらしく爽やかに“ノーサイド”となりました。