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さらなる飛躍へ!2017年度菅平合宿レポート

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トップリーグ2017-2018シーズンへ向けて本格始動!

昨年度はチーム史上最高の総合5位となり、今後益々の成長が期待される我らがNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)が、5月9日(火)から5月12日(金)まで、長野県の菅平高原で強化合宿を行いました。

ロブ・ペニーHC

4季目を迎えたロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)は、今合宿の目的について「基礎を作る時期なので、S&C(ストレングス・アンド・コンディショニング)をしっかりやること」と、筋力トレーニングなどの基礎作りにフォーカスすると語ってくれました。

豪華トレーニング設備を誇る「プチホテル ゾンタック」さんにお世話になった4日間には、今季も指揮を執るロブ・ペニーHCをはじめとする選手、スタッフ陣が参加。

プチホテル ゾンタック

なお南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」に参加している6選手(※1)、そしてニュージーランドにラグビー留学中のLO 鶴谷昌隆、NO8 山下弘資、SH 光井勇人の3選手は、チームを離れて奮闘中。

しかしこの春アークスの一員となった大卒新人5選手(PR三宮累、LO金嶺志、LO/FL牧野内翔馬、SH湯本睦、CTB/WTB大芝優泰)、そして新加入の外国人選手2名(PRレイルア マーフィー、マックス・ウッドワード)が元気な姿を見せ、チームを活気づけてくれました。

※1 FL金正奎キャプテン、LO/FL/NO8ヴィリー・ブリッツ、FL/NO8ラーボニ・ウォーレン・ボスアヤコ、SO小倉順平(すべてサンウルブズ)、FL/NO8アマナキ・レレイ・マフィ(レベルズ)、SOエルトン・ヤンチース(ライオンズ)。

約1週間のゴールデンウィーク(GW)休暇が明け、迎えた合宿初日。

アークスのメンバーは9日午前にバスで菅平高原へ向かい、到着したゾンタックさんで昼食。お腹を満たしたあとは、プロ選手たちがチーム初合流とあって「大枠に関するミーティング」(栗原徹スキルコーチ)が行われました。

そして早速、午後2時30分からグラウンドへ。

曇天ながら過ごしやすい気候のなか、堅い円陣を組んで練習がスタート。まずはフォワードとバックスに分かれて約30分間のトレーニング。リラックスしたムードのなか、楽しげに楕円球に触れる姿が印象的でした。

円陣

フォワード(FW)はラインアウトの確認から。ロブ・ペニーHC、大久保直弥FWコーチ、大内和樹アシスタントコーチが指導に当たります。

バックス(BK)は攻守に分かれての3対3などから。栗原スキルコーチ、ヒュー・リース エドワードBKコーチが担当します。

午後3時からはFWとBKが合流。2組がピッチの両サイドに分かれ、ボールを使ってのハンドリング練習。分刻みのスケジュールでテキパキと進行されていきます。

※今年度入社の女子マネージャー・野口さん(左)とアナリストの立川公介さん(右)

続いてはスキル・サーキット。4チームに分かれたメンバーが、時計回りに4種類のスキル・トレーニングをこなしていきます。

この日最後のトレーニングは、ピッチ全面を使っての攻守。

ボールキャリアーをタッチした選手は、タックル後の動作を想定した動作「パンケーキ」(体の両面を地面につける。パンケーキは両面を焼いて調理することから)を行わなければなりません。

パスミスなどが起こるとターンオーバー、攻守が入れ替わるので、迅速な状況判断が求められます。メンバーたちの息が弾みます。

濃密な約90分間のトレーニングは、円陣を組んで午後4時ごろに終了。

しかし標高約1300mでの合宿は、始まったばかり。新加入選手から次々と「つらかった」の声が上がった筋力トレーニングは、2日目以降に登場。

明日は早朝6時スタートの3部練習です。合宿はこれからが本番!

早朝6時スタートの3部練習!
2017年度菅平合宿レポート(2日目)

NTTコミュニケーションズ シャイニングアークスは、8月18日(金)に東京・秩父宮ラグビー場で行われる2017-2018シーズン開幕戦(対リコーブラックラムズ)へ向けて本格始動。

5月9日(火)から5月12日(金)まで、長野県の菅平高原で行われた強化合宿の2日目は、早朝6時のS&C(ストレングス・アンド・コンディショニング)トレーニングからスタートしました。

早朝練習の舞台は、宿舎裏手にあるトレーニングジムと、床面積24m×33mの体育館。まずはFW(フォワード)とBK(バックス)の2班に分かれてウォーミングアップです。

FW陣は、そのまま体育館に残り、チーム2年目の新田博昭ハイパフォーマンスマネージャーの下へ。BK陣は、新任の坂田貴宏ヘッドストレングス&コンディショニングコーチが待つトレーニングジムへ移動。

2015年W杯日本代表“エディー・ジャパン”でもS&Cを担当した新田コーチは、選手一人ひとりの状態・能力も考慮しながら、体幹の強さなど、ラグビーに本当に必要な能力を強化するためのプログラムを組むといいます。

休日には「10キロのランニング」をするなど、自身の鍛錬も欠かさない新田コーチはこの日、4時半に起床。前日には練習の準備を終えていたそうです。

もう一人のプロフェッショナルは、新任の坂田コンディショニングコーチ。元ラグビー日本代表のHO坂田正彰さんが実弟という坂田コーチも、この日は早朝4時半に起床。「体を目覚めさせる」「チームの一体感を作る」などの目的があるという“早朝ジムトレーニング”を、大きくハリのある声でリード。

アップテンポの音楽が流れるなか、重りを持ち上げてのバイク漕ぎなど、数種類の筋力トレーニングをローテーション。メンバーは苦悶の表情を浮かべ、早朝からテンションはMAXに!

約1時間30分にわたる早朝練習を終えた選手たちは、朝食を摂ったあと、午前10時30分からのグラウンド練習へ。ランチまでにもうひと汗流します。

円陣を組んでFW・BKに分かれ、第2部の練習がスタートです。

BK陣は、配置されたディフェンダーを3名で抜いていく、アタックに重点を置いた練習。的確な状況判断とサポートが問われます。栗原徹スキルコーチが、毎プレーごとにアドバイス、フォーカスポイントを発していました。

FWはスクラムを重点的に練習。2班に分かれ、1班は大久保直弥FWコーチが担当するトレーニングへ。大久保コーチの大きな掛け声に合わせて、低い姿勢を保ったまま少しずつ前進していきます。もう1班は大内和樹アシスタントコーチの指導で、スクラム姿勢をチェックしながらの押し合い。

その後、5対5などスクラムの人数を増やし、最後はスクラムの背面に人を乗せてのトレーニング。懸命に姿勢を保つFWメンバーへ向けて、コーチ陣の激が飛び交います。

続いてはFW・BKが合流してのチーム練習。アタックでの動き方、立ち位置などの確認も行われるとあって、主務の後藤さんはクレーン車の上からビデオ撮影。クレーンの上は「初めてでした」(後藤主務)。想像以上の高さだったそう。途中から降雨に見舞われますが、もちろん練習は続行です。

ピッチを広く使って、動き方の綿密な確認も行われました。プレーが切れるたびに選手が集まり、あちこちでトークが行われます。

坂田コンディショニングコーチから、選手が付けているGPSの数値についての発表があったのち、最後のトレーニングへ。タッチ後に身体の両面を地面へ付ける「パンケーキ」アリのトレーニングで心拍数を上げ、第2部の練習は終了しました。

過酷な“3部練”、最後は午後5時からのレスリング&筋力トレーニング!

今季からレスリングを指導するのは、学生時代にはアマレスでアジア選手権に出場し、総合格闘家として『修斗』『DEEP』『PRIDE』などを舞台に27試合を戦った阿部裕幸レスリングコーチ。

現在は格闘技スクール「AACC」を主宰し、女子格闘技界のスター・RENA選手のセコンドも務めていらっしゃいます。

スター選手のセコンドを任される名伯楽の指導は、目線の位置や足の運び方など、どれも実践的かつ具体的。選手たちの動きに熱がこもります。

※互いに組んでの1対1の勝負は大盛り上がり!

※FW同士の1対1。LOアイザック・ロス選手が連戦連勝!

一方、筋力トレーニングでは、S&Cを担当する新田コーチと坂田コーチによる指導が行われました。ジム屋外では新田コーチが実践を交えてフォームなどを指導。屋内では坂田コーチの熱い掛け声と共に、マシンやダンベルを使ったハードトレーニングが行われ、陽の落ちたジム内は熱気ムンムン。

最後のトレーニングは約2時間にわたりました。

2日目の3部練習は夜7時過ぎに終了。早朝6時から身体を動かしていたメンバーはさすがに疲れ気味も、新人選手からは「つらいけど、とても充実しています」の声。

またこの日(5月10 日)行われた2019年W杯の組み合わせ抽選会の結果を知り、疲労を忘れて興奮気味の選手もチラホラ。

明日は2日目に続いての3部練習。濃密な菅平合宿は、まだまだこれからです!

過酷な3部練習はラスト!
2017年度菅平合宿レポート(3日目)

トップリーグ2017-2018シーズンへ向けて、5月9日(火)から5月12日(金)まで、長野県・菅平高原で行われたNTTコミュニケーションズ シャイニングアークスの強化合宿。

夜にはチームパーティーが用意されている合宿3日目。

宿の折り返しとなる早朝練習のスタートは、前日に続いて早朝6時から。フォワード(FW)とバックス(BK)の2班に分かれ、レスリングとグラウンドでの練習が行われました。

合宿地・菅平は、奥深い山々に囲まれた標高約1300mの高地。高原らしい朝もやに包まれた宿泊先「プチホテル ゾンタック」さんの本館前グラウンドで、少し眠たい目をしたFW陣は、ゲーム形式のウォーミングアップからスタートです。

互いに蹴ったボールを2 or 3バウンド以内にキャッチできなければコート外へOUTする、対戦形式のウォーミングアップ。大久保直弥FWコーチが指導します。

アタックの動き方を確認しながらのハンドリング練習。ロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)、大内和樹アシスタントコーチ、栗原徹スキルコーチらも加わり、その後はラインアウトの練習も行われました。

一方、BK陣は体育館でレスリングのトレーニング。準備運動の一環で行われた片手での側転、倒立運動では、さすがの身体能力を披露!

新加入のウッドワード選手に処置をする藤原栄三ヘッドトレーナー。

レスリングを指導する総合格闘家の阿部裕幸コーチに、「レスリングに向いている選手は?」と問いかけると、優しい笑顔で「何人かいます」。

現在の段階については「まずは基本の動作を覚えること。あとはマット運動やレスリングの動きを通して、身体のコントロールを覚えることです。自分の身体をコントロールできると、タックルした後などに、相手の身体もコントロールできるようになります」と答えて下さいました。

その後、BKとFWは入れ替わり。BK陣は朝もやの晴れた本館前のピッチで、テニスボールを使ったハンドリング練習などに取り組み、FW陣は体育館でのレスリングへ。

※日体大柔道部出身の新田博昭ハイパフォーマンスマネージャー。新加入のレイルア マーフィー選手から一本勝ち?

午前8時、約2時間に及んだ早朝練習が終了。宿舎へ戻って朝食を摂ったあと、メンバーたちには約2時間の休息が与えられました。

しかし第2部の練習は、グラウンドで午前10時きっかりのスタートです。選手たちはテーピング等や移動時間なども考慮して行動し、スタッフ陣は遅滞なく練習を始めるための準備に奔走します。

この日の3部練習を乗り切れば、夜には“お酒解禁”のチームパーティーが! 選手・スタッフも踏ん張りどころです。

第2部の練習は好天に恵まれたグラウンドで、FW・BKに分かれて汗を流しました。

BK陣は、ゾンタック本館に隣接する天然芝のラグビーグラウンド(130m×84m)で、ヒュー・リース エドワードBKコーチ、栗原スキルコーチらの指導で、ハンドリングや大外へのクロスキックなど多彩なメニューをこなし、その後は休みなく本館裏のジムでウエイトトレーニング。

一方、FW陣はスクラム練習から。W杯2大会(1999、2003)に出場した元サントリー監督の大久保コーチ、NTT東日本出身で現役時代はフッカーだった大内コーチらの指導に熱がこもります。

約90分間の第2部トレーニングは、午後11時30頃に終了。

選手・スタッフ陣はようやく食堂でランチタイム。その後、食堂では新加入した7選手へのインタビューが行われました。

菅平合宿はいよいよ佳境へ。この日最後のトレーニングとなる第3部は、陽の傾いた夕方5時にスタート。これまで分かれていたFW・BKが合流、フルピッチのグラウンドでチームトレーニングです。

15人1チームが両サイドに分かれて動き方を合わせます。プレーが途切れるたびにチームでトークを重ね、精度を高めます。

続いてはスキル・サーキット。4チームが時計回りにオフロードパス、タックルなど4種類のメニューに取り組みます。各エリアにコーチ陣が配置され、テンポよく進行していきます。

午後6時、約1時間のチームトレーニングが無事終了。この後は本館食堂でのチームパーティー! 2日連続の3部練習というきつい峠も越えて、選手・コーチの表情もどこかリラックスムードでした。

夕食を兼ねた“お酒解禁”のチームパーティーの様子はこちら!

選手・スタッフが揃って楽しくお酒を飲み、窯を使ってピザを焼いたりも。ビールが苦手な選手のために発泡酒も用意。スタッフ陣の細やかな気配りもあって楽しい会となり、今年加入した選手・スタッフにとっても、親交を深める有意義な時間となりました。

充実した4日間。
2017年度菅平合宿レポート(最終日)

トップリーグ2017-2018シーズンへ向けて、本格始動したシャイニングアークス。長野県・菅平で行われた4日間の強化合宿が、5月12日(金)、最終日を迎えました。

ここまで早朝6時からの3部練習が続いていましたが、この日は朝食後の午前9時から、しかも午前中に一度のみ。ただ、けっして強度の低い練習ではありませんでした。

まずは、FW(フォワード)・BK(バックス)に分かれ、屋内での筋力トレーニングと、屋外でのユニット練習を交互に行いました。

シャイニングアークスで4季目を迎えたロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)が「基礎を作る時期」と語った通り、最終日にもジムでの筋力トレーニングが組み込まれました。

FW陣は、お世話になっている「プチホテル ゾンタック」さんの本館前ピッチで、昨日に続いてゲーム形式のウォーミングアップ。その後はラインアウト練習などを行いました。

昨晩行われたチームパーティーから、一夜明けての合宿最終日。さらに清々しい快晴の朝とあってか、選手の表情はとてもリラックスしていました。

約30分間のユニット練習後、FW陣は宿舎裏手のジムへ移動。ベンチプレスやアームカールなどに加え、ウォーターバッグを抱えて階段を上るなど、5種類のメニューに取り組みました。

一方、同様のジムトレーニングを終えたBK陣は、宿舎隣接の天然芝グラウンドでユニット練習へ。

元日本代表の名キッカーで、アークスでもプレーした栗原徹スキルコーチらの指導の下、ハンドリング練習やゲーム形式のキック合戦などを行いました。

1時間超の練習が終了すると、いよいよFW・BKが合流。

最終日はここからが本番。4日間の菅平合宿、締めくくりは、約1時間のチームトレーニングです。

まずはチームの動き方、立ち位置などの確認。メンバーの表情が一段と締まり、チームトークの輪が熱を帯びます。

オーバーラップ状態を想定した練習も行われ、メンバーたちは鋭いランを何度も披露していました。

続いては2班に分かれ、1班はディフェンスシステムの確認、もう1班はブレイクダウンを意識したトレーニングを行いました。

複数人のディフェンス相手にボールキャリーを繰り返すなど、息の上がるメニューが続きます。

ここからはより過酷に!

行われたのはタッチ数回で攻守交代するタッチフットなのですが、笛が吹かれたら指定のカラーコーンを往復するなどのルールの加えられた、厳しいトレーニングです。短い休息を挟みつつ、ほとんど絶え間なく、走り続けます。

終了の笛が鳴ると同時に、その場にヒザをつく選手が続出するなかさらに課されたメニューは、ピッチ全面を使っての攻守。

ミスが出るとターンオーバーとなって攻守交代。最後の最後に、フィットネスを極限に追い込む、厳しいトレーニングが待っていました。

トレーニング打ち上げとなる最後の円陣が組まれたのは、午前11時30分頃。

予定通り、約1時間のチーム練習が終わりました。

さらに居残り練習をする選手・コーチ陣もいるなか、スタッフ陣はきれいに後片付けを行います。

メンバーはその後ランチを摂り、午後2時過ぎ、今回お世話になったゾンタックさんを出発。千葉へ向けてバス2台で帰路につきました。

選手の向上心、スタッフの知恵、チームの絆、さまざまな力が結集して行われた4日間の菅平合宿は無事終了。

8月18日(金)のトップリーグ開幕戦(対リコーブラックラムズ)まで、あと3か月。

さらなる躍進を目指すシャイニングアークスの歩みは、これからも続いていきます。