試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2017年11月25日13時00分 KICK OFF練習試合

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

リコーブラックラムズリコーブラックラムズ

43vs28

1本目14 - 14

2本目12 - 7

3本目17 - 7

40分×3本のトレーニングマッチでリコーに快勝!
上り調子でトップリーグ終盤戦へ。

タックル

トップリーグ2017-2018シーズンの再開を1週間後に控えたNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(以下アークス)が、11月25日(土)、東京・リコー総合グラウンドでリコーブラックラムズ(以下リコー)と練習試合を行いました。

リコーは今シーズンの開幕戦で惜敗(●13-17)した相手。悔やまれる敗戦となっただけに、トレーニングマッチとはいえ、借りを返したいところでした。

アップ

約1か月のリーグ中断期間に千葉合宿を行うなど、チーム力を醸成してきたアークスのスターターは、フォワード(FW)第1列がPR上田竜太郎、HO須藤拓輝、PR三宮累。両ロックは金嶺志とヴィリー・ブリッツ。FW第3列はFL牧野内翔馬、FL金正奎キャプテン、NO8鶴谷昌隆。

バックス(BK)の先発は、ハーフ団がSH光井勇人、SO友井川拓。両CTBは石橋拓也とブラッキン・カラウリアヘンリー。バックスリーにはWTB小泉将、WTB鶴田諒、最後尾で小倉順平がFBとして出場しました。

アップ

快晴に恵まれ、多くのギャラリーが詰めかけた多摩川沿いのリコー総合グラウンド。

昼過ぎの午後1時にキックオフを迎えたゲームは、ラックでボールを奪取し合うなど、序盤は一進一退。しかし敵陣に居座るアークスが徐々にプレッシャーをかけていきました。

石橋

【選手交代/前半5分】HO須藤拓輝→三浦嶺

スコアが動いたのは前半17分。

敵陣ゴール前で反則を犯したリコーに対し、アークスはスクラム勝負。ここでFWがプレッシャーをかけて反則を誘うと、アークスは再度スクラムを選択。

スクラムにこだわり、迎えた8対8の勝負でもふたたび力強いプッシュ!じりじりとインゴールへ迫ったところでNO8鶴谷が押さえ、快心のスクラムトライ!

リーグ開幕戦では手こずったスクラム戦からトライを獲り、キッカーのFB小倉のゴールキックも成功。幸先よく7点を先制しました。

スクラム

反撃に転じたいリコーは直後、ペナルティからアークス陣の右ゴール前ラインアウトへ。

ここはラインアウトからのディフェンスの見せ所。ここでリコーのモールが崩れると、さらにルーキーのFL牧野内がラックで絡みつきます。相手の反則を誘い、ターンオーバーに成功します。

牧野内

一時的にピンチを脱出したアークスですが、前半31分、自陣でリコーに切り込まれラインブレイクを許すと、自陣ゴール前で相手の大型FWに防御ラインを割られてしまい、7点を返されます。7-7。

その3分後でした。

アークスは相手のキックからカウンターを開始。左外側で大きくゲインラインを切ると、テンポの良い球出しから大きく右展開。

巧みなステップを踏んだCTB石橋からFB小倉、最後はWTB鶴田へとつながって鮮やかな2トライ目!

役割を全うしながらそれぞれが個性を発揮し、FB小倉のゴールも成功して14-7とリードを奪います。

しかし昨シーズンから評価の高まりつつあるリコーも反撃。意識的にオフロードパスを多用するなどしてゲインを切ると、前半ロスタイムでした。

アークスは自陣ゴール前で相手ボールスクラムを押し切るなど反抗しますが、43分には連続攻撃から一瞬の穴を突かれ、相手9番がトライ。スコアは14-14の振り出しに戻り、熱戦はハーフタイムへ。

【選手入替/後半0分】SO友井川拓→シェーン・ゲイツ

後半に入るとリコーがラックでのボール争奪戦で圧力をかけ、アークスの反則が増加。ホームグラウンドで勝利を見せたいリコーが意地を見せます。

すると後半10分、リコーはスクラム戦でペナルティを誘うと、タッチキックでアークス陣ゴール前へ。ラインアウトから最後は左隅でオフロードパスをつないで左中間にトライ。ゴール成功で14-21とします。

【選手入替/後半10分】LOヴィリー・ブリッツ→アイザック・ロス

アークスもクイックリスタートからCTBゲイツが防御ラインを破り、右展開からSOに入っていた小倉→WTB鶴田と渡り、ふたたびボールを受けた小倉がインゴールへ。

しかし直前のプレーでハンドリングエラーがあり、ここは幻のトライに。

【選手入替/後半20分】PR上田竜太郎→庵奥翔太/PR三宮累→小野慎介/LO金嶺志→杉浦直人/FL牧野内翔馬→八藤後裕太/FL金正奎→目崎啓志/SH光井勇人→湯本睦/WTB小泉将→菊池功一郎/CTB石橋拓也→溝口裕哉/WTB鶴田諒→髙悠也
【選手入替/後半26分】HO三浦嶺→白隆尚
【選手入替/後半28分】SO小倉順平→友井川拓

練習試合とあってメンバーを大幅に入れ替えて迎えた後半30分。

自陣でのラインアウトから左大外へ展開したアークスは、ボールを受けたWTB菊池が相手を振り切りディフェンス裏へ!迫るディフェンダーの裏へショートキックを放り込むと、転がるボールは追いかけていたCTBゲイツの懐へ。

そのままCTBゲイツがインゴールへ持ち込み、さらに自身でゴールも成功させて21-21。この日3度目の同点という白熱の展開になります。

この日アークスはゴール前のディフェンスが強みのリコーに対し、集中力高くプレー。

終盤になってCTBカラウリアヘンリーの突破から敵陣に入ると、敵陣ゴール前スクラムから右展開。右大外で数的優位となったWTB髙が冷静なステップワークで内に切れ込んで逆転のトライ!ゴール×26-21。

80分間のラストは、自陣ゴール前でのマイボールスクラム。ここは安定したスクラムワークからボールを展開し、最後はキックがタッチラインを割り、26-21で80分間の終了を迎えました。

【選手入替/3本目0分】SO友井川拓→西村渉/CTBブラッキン・カラウリアヘンリー→沼尻大輝
【選手入替/3本目2分】LO八藤後裕太→牧野内翔馬

キックの応酬からスタートした3本目は、選手層でも勝るアークスが先制。

敵陣に入ったアークスは5分、CTBゲイツがカットインを重ねながらエリア中央で粘ると、素早い右展開からふたたびWTB髙が数的優位を仕留めてトライ。リードを10点(31-21)に広げます。

【選手入替/3本目5分】FL目崎啓志→金嶺志/LO杉浦直人→石神勝
【選手入替/3本目10分】WTB菊池功一郎→大芝優泰
【選手入替/3本目12分】CTBシェーン・ゲイツ→マックス・ウッドワード/CTB溝口裕哉→フランクリン・カルゲイ

アークスは相手ボールラインアウトでスティールを連発。スクラムの最前列中央にHO白を配したスクラムでもプレッシャーをかけ、セットプレーで優勢勝ち。

自陣のディフェンスでも粘り、キッカーを務めたCTB沼尻が敵背後へのキックで大きく陣地を挽回するなど、主導権を握ります。

好調のスクラムでは22分、敵陣ゴール前で相手に圧力。完全に押し勝ってゴールラインに迫ると、レフリーはペナルティトライをコール!7点を追加してスコアは38-21となります。

さらに4分後にもエリア中盤のラインブレイクから素早くボールを展開。右大外でWTB髙が突進力を見せつけてハットトリック達成、この日チーム6トライ目を挙げて43-21。

3本目の試合終了前にリコーにラックサイドを突破されトライ(ゴール)を許しますが、3本目もスコアで上回り、3本合計の最終スコアは43-28。それぞれの選手が魅力を発揮しての勝利となりました。

そして迎えるトップリーグ再開後の12月2日の初戦。東京・秩父宮ラグビー場で迎える相手は、同じレッドカンファレンスで2位につける神戸製鋼コベルコスティーラーズ(以下神戸製鋼)です。

必勝を期して、いよいよアークスが2017-2018シーズンの終盤戦へ挑みます。

ロブ・ペニー ヘッドコーチの声

ロブ・ペニーHC

リコーさんには開幕戦で3点差で負けました。今日は勝つことができて良かったです。前半は良い試合ができました。

(リーグ中断期間である)今月のトレーニングは良かったと思います。しかし来週(神戸製鋼戦)、そして再来週以降に負けてしまったら、悪いトレーニングだったということになるでしょう。

FL金正奎キャプテンの声

金正奎キャプテン

――リーグ開幕戦で破れたリコーに合計スコアで上回りました。

セットプレーがかなり改善されました。(今季開幕節の)リコー戦ではスクラムでやられていたので、そこが前半節と非常に違うところだと思います。

――終盤戦へ向けて、現在のチーム状況はいかがですか?

非常に良いです。ケガ人も何人か帰ってきました。ロブ(ペニーHC)も「セレクションが難しくなった」と言っていましたが、今日はみんなパフォーマンスが良かったと思います。非常に楽しみにしています。

試合写真
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*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。