試合日程・結果

悪天候の中、トップリーグチームに勝利!

NTTコミュニケーションズ

19

VS

日本IBM

17

5月31日、春季オープン戦第4戦。NTTコミュニケーションズ シャイニングアークスは、2007-2008年度トップリーグ11位の日本IBMビッグブルーと対戦した。日本IBMは、かつて東日本社会人リーグからトップリーグに昇格したチームということもあり、オープン戦とはいえ、シャイニングアークスの現在の力を確認する上で相応しい対戦相手である。そう考えると、このゲームに2点差という僅差ではあるが、逃げ切って勝利を収めた意味は小さくないといえる。

前日から降り続く雨がやや小降りになったところで試合開始。雨の日の試合ではボールのハンドリングが難しいため、BK陣は手堅くキックで陣地を取り、FW陣がボールを持って前進するという戦術を強いられる。しかし、これはシャイニングアークスらしい攻撃パターンでもあり、決して苦手というわけでもない。その証拠に、前半6分、敵陣10mでのラインアウトからモール攻撃、ボールをキープし続けたNo.8ダレン・マーフィーがトライ。コンバージョンも成功し、7-0。さらに18分、SH友井川拓のプレーヤーの隙間を縫うようなランを皮切りに、敵陣に切り込んで最後はバックスラインに参加していた、新戦力LOブラッドリー・ミカが右隅にトライ。31分にトライを奪われたものの、前半を12-7で折り返す。

後半開始間際、試合開始直前に降っていたような強い雨が降り始め、風も出てきた。ボールが滑ってしまい、両チームともにパスミスやノットストレートといったペナルティが目立った。一進一退の攻防が続く中、後半20分、敵陣10mでのマイボールスクラムからSH中山浩司がサイド展開、FL川上利明に小刻みにパスをつなぎ、SO田澤聖寿に渡ってトライ。このままシャイニングアークスが優位にゲームを進めていけるかと思わせたが、23分、33分と連続してトライを奪われてしまう。あわやという展開になったが、なんとか粘り強くディフェンスを続け、その後は追加得点を許さず、オープン戦ながらトップリーグチームに勝利することができた。

「オープン戦ですので……」と、山本和林監督は特別な思いを口にすることはなかったが、「1対1のディフェンスがある程度できていたし、エリアを確保しながら戦えた」と試合を振り返った。次戦は三菱重工相模原ダイナボアーズ。今季はトップイースト11で対戦する相手であり、昨シーズン一年をトップリーグで戦ってきたチームである。日本IBM戦同様、手応えが感じられる試合になるであろう。

先制トライを決めたNo.8ダレン・マーフィー

先制トライを決めたNo.8ダレン・マーフィー

前半で見えた課題についてHO加藤昭仁キャプテンが指示

前半で見えた課題についてHO加藤昭仁キャプテンが指示

体躯を生かして突破する、新戦力のLOブラッドリー・ミカ

体躯を生かして突破する、新戦力のLOブラッドリー・ミカ

プレー中、FL笠原歩ら若手の声が響いていた

プレー中、FL笠原歩ら若手の声が響いていた

大粒の雨が降り出した後半、足元が滑りやすくなった

大粒の雨が降り出した後半、足元が滑りやすくなった

FL川上利明の絶妙なパスからトライを決めたSO田澤聖寿

FL川上利明の絶妙なパスからトライを決めたSO田澤聖寿

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