試合日程・結果

「個の力」の重要性を肌で感じることができた、実りある一戦

NTTコミュニケーションズ

10

VS

東芝

68

5月24日の春季オープン戦第3戦、NTTコミュニケーションズ シャイニングアークスは、2007-2008年度トップリーグ4位、日本選手権準決勝出場の東芝ブレイブルーパスと対戦した。日本ラグビー界のトップレベルに位置する相手との実践を通して、「個の力」の重要性を感じ取ることが、この試合におけるシャイニングアークスのテーマである。スコアが示す通りの結果に終わったが、通用する部分とそうでない部分とを肌で感じることができた、実りある一戦であった。
試合が始まると、東芝の圧倒的なスピードに翻弄される。前半3分、東芝が挨拶代わりのトライ。続けて11分にはスクラムからのサイド攻撃、15分にはタックルを交わされて40m独走を許すなど、東芝が望むようなゲーム展開をさせてしまった。37分には、敵陣ゴール前までモールで攻め続けるもトライを奪うことができず、0-42で前半を折り返す。
格下相手にも手を緩めることのない東芝に対して「このままでは100点ゲームになりかねない。『意地でも一矢報いなければ』と思った」(PR神田健司/後半出場)。一方的な流れを巻き返すべく、後半に臨んだシャイニングアークス。しかし、後半3分、12分と、東芝のBK陣の激しい突破の前になすすべもなく、トライを奪われてしまう。だが、徐々に相手のスピードに慣れてきたのか、ボール支配を増やしていく。そして15分、敵陣ゴール前ラインアウトからのモール・ラック攻撃で後半に急遽LOを務めた加藤昭仁がトライ。続けざまに21分にも、FW陣が押し込んだ中からFL笠原歩がトライ。大きな収穫を得ると同時に、この日観戦に訪れたサポーターの溜飲をさげることができた。
日本ラグビー界を代表する強豪チームが相手だっただけに、壁の厚さを痛感させられる試合ではあったが、「敵陣にボールを持ち込んで、モールをきちんとドライブできていたのが、今日の試合の収穫点」(山本和林監督)と、オープン戦だからこその“気づき”もあった。
次戦は、日本IBMビッグブルー。東芝戦と同じく、トップリーグチームとのゲームであり、ハードな戦いが待ち受けている。だが、来季トップリーグ昇格を目指すシャイニングアークスにとって、避けては通ることのできない戦いとも云える。サポーターにとっても、この時期の課題を確認することができる見逃せない一戦だ。

東芝とのオープン戦は4年ぶり

東芝とのオープン戦は4年ぶり

前半はラインアウトを起点にした攻撃が機能しなかった

前半はラインアウトを起点にした攻撃が機能しなかった

後半15分、心をひとつにしてようやくトライ!

後半15分、心をひとつにしてようやくトライ!

激しいアタックにディフェンスも劣勢

激しいアタックにディフェンスも劣勢

ラックを支配していても、ターンオーバーされてしまう場面も

ラックを支配していても、ターンオーバーされてしまう場面も

後半、ゲームキャプテンを務めたPR神田健司

後半、ゲームキャプテンを務めたPR神田健司

ページトップへ