試合日程・結果

あと1点届かず惜敗も、自分たちのラグビーで待望の勝ち点1。

ShiningArcs

17

VS

サントリーサンゴリアス

18

新年最初のゲームは強豪サントリーサンゴリアスとの対戦。快晴、無風の秩父宮ラグビー場に、正月三が日にもかかわらず、7000人ものラグビーファンがつめかけました。2ndステージに入って白星を上げられず、上位争いに食い込めなくなったシャイニングアークスにとっては、シンプルに自分たちの「誇り」を懸けた一戦となりました。

14時、シャイニングアークスボールでキックオフ。近めに蹴ったボールをLO馬屋原誠がカバーしてアタックしますが、これはターンオーバー。

■前半3分、自陣10mライン付近での相手ボールスクラムで反則を取られると、サントリーはクイックでアタックを始め、大外に回してトライ。G×0-5

◆前半13分、敵陣22m付近のマイボールスクラムを奪われますが、WTB友井川拓がインターセプトし、そのまま走り抜けてトライ。SOエルトン・ヤンチースのゴールは右ポストに当たりながらも決まって、7-5

■前半20分、自陣25m付近で犯したノットロールアウェーの反則に、相手はショットを選択。PG7-8

■ここからしばらくは、サントリーの時間帯になってしまいます。前半31分、自陣ゴール前のラインアウトからサントリーがアタック。シャイニングアークスはオフサイドを犯してしまい、クイックリスタートした相手にスキを突かれてトライに。G×7-13

しかし、リスタートキックを深めに蹴り込むと、相手キャッチャーにWTB友井川が果敢にタックル。ノットリリースザボールの反則を犯させ、敵陣ゴール前でラインアウトのチャンス。ここから今度はシャイニングアークスの時間帯に。

◆前半40分、ホーンが鳴ってのラストプレー。敵陣ゴール前でのラインアウトをキープし、モールからNo.8栗原大介がディフェンスの腕をくぐり抜けてトライ。G14-13


後半1分、敵陣の外側をSOヤンチースが大きくゲインし、サントリーがハイタックル。ここからトライ寸前まで攻めるものの、最後はタッチを割ってしまいます。

●後半9分、HO須藤拓輝OUT、三浦嶺IN。FB羽野一志OUT、小野寛智IN。

◆相手のキックをキャッチすると、テンポよく外へ回して、FL八藤後裕太がビッグゲイン。敵陣22mライン付近でのアタックを継続し、相手の反則を誘うとショットを選択。後半19分、SOヤンチースのPGが決まり、17-13

●後半20分、WTB鶴谷知憲OUT、西村渉IN。

後半21分ごろから、サントリーの逆襲。シャイニングアークスが敵陣で反則を犯すと、クイックリスタートで一気に自陣22mライン内まで攻め込まれます。一度はゴールライン際まで侵入を許しますが、SH西橋のブロックでトライは阻止。しかし、5mスクラムでコラプシングを犯し、再度のスクラムでもアーリーエンゲージを取られます。

●後半26分、PR上田竜太郎OUT、秋葉俊和IN。

■三たびのスクラムで押し切られて後半26分、サントリーのトライ。G×17-18

●後半28分、LO馬屋原OUT、山下弘資IN。

後半28分、相手のキックをFB小野が走り込んでキャッチすると、ディフェンスをかわして前進。LOアイザック・ロス、LO山下、WTB友井川とつなぐと、友井川がゴール前まで大きくゲイン。ここから数次に渡るアタックを継続しますが、最後はノックオン。

しかし、チャンスは続きます。後半33分、自陣10mライン付近でのスクラムで相手が反則。SH西橋がタップして自らボールを運び、相手のハイタックルを浴びると、敵陣22mライン付近でのラインアウトの機会を得ます。

●後半34分、PR小野慎介OUT、楢山直幸IN。CTB溝口裕哉OUT、小林訓也IN。LOロスOUT、ブラッキン・カラウリアヘンリーIN。

ラインアウトはもつれてキープできなかったものの、サントリーのノックオンに。スクラムからボールを出しますが、サントリーの堅い守りを崩せず、モールアンプレーアブルの反則を取られて攻守交代。

後半38分、ラックからの球出しでサントリーがノックオン。自陣10mライン付近でのスクラムから、CTBカラウリアヘンリーがゲインを切って敵陣へ。40分経過のホーンを聞いた後、さらにFB小野がパスダミーを入れながら陣を進めますが、パスが通らず、相手ボールに。サントリーは4トライによる勝ち点追加をあきらめ、タッチへ蹴り出してフルタイム。

あと1点が届かず、2ndステージ初勝利はなりませんでしたが、強豪を相手に、自分たちらしいラグビーを見せることができました。2ndステージで初めて、勝ち点も獲得しています。

残りはあと一戦。失うものはありません。
最終節は1月11日(日)、東芝ブレイブルーパスと再び秩父宮ラグビー場で相まみえます。
成長を続けるシャイニングアークスの姿をぜひ「生で」ご覧ください。
グランドで会いましょう。

ロブ・ペニーHCのコメント

ロブ・ペニーHC

――今日の試合の感想を。

今日のパフォーマンスを誇りに思っています。相手の尊敬を勝ち取ることを念頭に置いて戦っていますが、それが今日はできたのではないかと思います。来週は東芝戦ですが、今週よりもさらに良いパフォーマンスをして、勝利をつかみたいと思います。

――今日の試合に向けて特に注力したことは?

相手がサントリーですので、アタックを仕留めることにフォーカスしていました。ディフェンスに関しては、100パーセントとはいかないまでも、良いパフォーマンスができたと思います。アタックに関しては、ペネトレイトできなければキックを使うという戦術を取り、その部分は成功しました。選手一人ひとりが少しでも良くなろうとハードワークをして学ぶ姿勢を見せてくれているので、コーチとしてうれしく思うと同時に、この学びを結果につなげなければと思います。

――セットピースは課題なのでは?

現時点で、セットプレーの不利が試合の流れを悪くすることが確かにあります。チームには日本人パスポート保持者(帰化選手)がいませんし、若い選手が多く、トップ8で戦えるだけのフィジカルを身につけるにはまだ時間がかかります。今シーズンが終わったら、6~8カ月を費やして、トップ8で通用するフィジカルを作りたいと考えています。

――今日、勝ちきれなかった要因は?

チャンスにトライを取りきれなかったのは、サントリーのディフェンスが良かったことが主な理由です。また、これは私見ですが、ブレイクダウンでのジャッカルの判定などにおいて、やや見解の相違があり、勢いを得てアタックしたい場面でそうできないこともありました。

――後半34分、敵陣でのラインアウトの前にロスを交代させたのはなぜですか?

確かに、あれはショーテスト(最も背の低い布陣による)ラインアウトでした。ピッチ内の外国人選手を2人に絞らなければならないルール上、キッカーとしてヤンチースを残すと、残りは1人です。あの場面ではインパクトプレーヤーを入れたくて、カラウリアヘンリーを投入しました。ラインアウトからモールで取りきれていれば、この質問はなかったと思うのですが、スローが少し乱れた結果、キープできませんでした。

溝口裕哉キャプテンのコメント

溝口裕哉キャプテン

――今日の試合の感想を。

まず、お正月の三が日に、たくさんの方がスタジアムに集まってくださったことに感謝します。サポーターの皆さんと勝利の喜びを分かち合えなかったことは残念ですが、いい勝負はできたのではないかと思います。アタックのフェーズの中では我慢できたところもあり、チームの成長を感じました。ただ、セットプレーでやられていた部分もありますし、当然ながらこれに満足せず、次の東芝戦に向けて準備していきます。チームが成長していく姿を、サポーターの皆さんに見せたいと思っています。

友井川拓選手のコメント

友井川拓選手

――今日の試合を振り返って。

結果を残せなかったことがとても残念ですが、アタックでは自分たちが意図するプレーをある程度できたと思うので、そこは良かったと思います。

――攻守に大活躍でしたが、今日の自身のプレーを振り返っていかがですか?

今日は比較的、外にスペースがあったので、僕のところにボールが回ってきたから、自分の仕事をしたという感じです。トップ8との対戦では、スペースをもらえること自体が少ないので、今日はできるだけボールを触る回数を増やそうと意識はしていました。

――勝敗を分けたものは何だと思いますか?

サントリーさんのスクラムは強かったですよね。スクラムが強いと、こちらがノックオンでも何でもミスをすると、それだけで相手にとって大きなチャンスになるということなので。勝負どころのスクラムを取れなかったことは、試合の展開に影響したと思います。

――最終節の東芝戦に向けて。

自分たちとしては特別なことをするわけじゃなく、ただ一つひとつのプレーの精度を高めていくだけです。東芝はフィジカルの強いチームなので、そこはしっかり意識して準備したいですね。ここまで結果が出ていないので、しっかり勝ちを狙っていきます。

八藤後裕太選手のコメント

八藤後裕太選手

――今日の試合の感想を。

SHからシンプルに攻撃を仕掛けてくるチームだということは分かっていましたし、プレシーズンのサントリー戦ではいい結果(2014年10月31日、49-26で勝利)が出ていたので、今日もその調子でいきたいところでしたが、あと一歩、取りきれなくて残念でした。

――今シーズン初先発でしたが、どんな気持ちで試合に臨みましたか?

先週も途中出場していましたし、特別に緊張するようなことはなかったです。普段通り、リラックスして、試合に入りました。チームでは、サントリーが対戦相手なので、ディフェンスをしっかりやろうと確認し合っていました。

――今日の自身のパフォーマンスはいかがでしたか?

前半ちょっと、ディフェンスでミスがあって食い込まれたりしました。後半はミスを減らせたんですが。タックルの精度はチームの課題でもありますし、次は80分、良いディフェンスをしたいです。

――後半は激走の見せ場もありましたね。

あれは決して狙っていたわけではないので(笑)。ボールをもらって前を見たら空いていたので、とりあえず前へ出た感じです。あれが(PKにつながったが)トライにつながっていたら結果は変わっていたと思うので、そういう意味では残念ですね。

――来週の東芝戦に向けて。

チーム全体で徐々にステップアップしてきていますし、今日の試合後のロッカールームにも、悲観ムードみたいなものはないので。来週はもう順位なんかは気にしないで、思いきりいきます。強豪の東芝が相手ですが、最後なので結果にこだわりたいと思います。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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