試合日程・結果

完敗ながら、ホーンの後に意地の一矢。

ShiningArcs

14

VS

パナソニックワイルドナイツ

45

12月20日(土)、2ndステージ第4節は、2週連続の遠征から東京(ホーム)に戻り、雨の秩父宮ラグビー場で昨季王者・パナソニックと対戦しました。

14時、パナソニックボールでキックオフ。

◆前半4分、自陣22mライン内側、マイボールスクラムからのボール出しでノックオン、相手ボールのスクラムに。これを起点に相手がゴール前へ。ブラインドサイドでのディフェンスに人を割いたところで、オープンサイドに素早くボールを回され、トライを奪われます。G0-7

ここから、しばらく両チーム無得点の時間に。シャイニングアークスもCTB鶴谷知憲の好タックルなどでアタックの機会を得ますが、ハンドリングミスやスクラムの反則で、アタックを継続できません。

シャイニングアークスらしいアタックが見られたのは前半14分過ぎ。ハーフウェイライン付近でのラインアウトをキープすると、SH西橋勇人がボールを高く浮かせてディフェンスの頭を越す好パス。FL山下弘資がゲインを切って味方につなぎ、WTB小泉将が倒れながらも前進し、クロスに入ったWTB友井川拓がさらに陣を進めます。ピッチを広く使いながら、FL山下、LOアイザック・ロス、WTB友井川らがゲインラインを突破し、敵陣22mライン内へ。12フェーズにも渡るアタックは見応え十分でしたが、惜しくも最後はスローフォワードでアタック終了。

◆前半25分、自陣ゴール前の相手ボールラインアウトからモールになり、そのままインゴールへ押し込まれ、パナソニックのトライ。G0-14

■リスタートキックのボールを奪取すると、一気に相手ゴール前へ。インゴールでボールはいったん相手に渡りますが、22mラインを越えた位置のラインアウトでボールをキープ。今度はシャイニングアークスがモールでゴールラインに迫り、ゴール目前のラックからSH西橋勇人がインゴールへ飛び込んでトライ。CGを狙うキッカーはなんとLOロス。角度がありましたが、落ち着いて決めました。7-14

◆前半33分、自陣ゴール前のラインアウトをキープされ、モールになってゴールライン上へ。シャイニングアークスも必死に体を入れて止めますが、これが反則になり、パナソニックの認定トライに。7-21

●このリスタートキック、キャッチしようとジャンプした相手選手の体にWTB友井川が触れてしまい、前半34分、イエローカード。一時退場に。

◆前半40分、自陣ゴール前のマイボールスクラムを相手に取られ、パナソニックがトライ。G7-28


◆後半1分、ハーフウェイライン付近でディフェンスを突破され、パナソニックの速攻が決まってトライ。G7-35

シャイニングアークスも必死に追撃するものの、敵陣22mラインを越えた位置で痛恨の反則やミスが出てしまい、得点には至りません。

●後半11分、FB沼尻大輝OUT、小野寛智IN。

◆後半18分、パナソニックのPG7-38

●後半19分、HO三浦嶺OUT、須藤拓輝IN、PR上田竜太郎OUT、秋葉俊和IN。

●後半20分、SOブラッキン・カラウリアヘンリーOUT、エルトン・ヤンチースIN。

●後半24分、FL小林訓也OUT、石神勝IN、LOロスOUT、トッド・クレバーIN。

●後半30分、SH西橋OUT、西村渉IN、PR小野慎介OUT、楢山直幸IN。

◆パナソニックのアタックが続くなか、モールの進行を許さず、ブレイクダウンではLOクレバーやPR秋葉らが激しくボールに絡み、粘りのディフェンス。しかし後半36分、相手SHに一瞬のスキを突かれてパナソニックのトライ。G7-45

■後半38分、果敢なタックルで相手のノックオンを誘い、今日課題だったスクラムからきちんとボールを出すと、FL石神やWTB小泉が体を張って前へ。SH西村も自らボールを運び、じりじりと相手ゴールに迫ります。40分経過のホーンが鳴った後、ラックになっては誰かが立ち上がって前へ出る、キャタピラーのような形で前進。最後はHO須藤がWTB小泉のサポートを受けながら、低く低くインゴールへ潜り込んでトライ。SOヤンチースのゴールが成功したところでフルタイム。14-45

結果は4連敗となりましたが、降りしきる雨の中でも、積極的にボールを回すアタックを見せ、トライも2本奪いました。貴重な経験を積み重ねて、チームは次節、アウェーの神戸製鋼戦で2ndステージ初白星を狙います。
引き続き、ご声援よろしくお願いします。
共に闘い、共に喜びを。

ロブ・ペニーHCのコメント

ロブ・ペニーHC

――今日の試合の感想を。

まずは、パナソニックを祝福したいと思います。おめでとうございます。とても、良い経験になりました。今日はチャンスを生かすことができませんでした。質の高いラグビーを相手に、特に前半、ミスを重ねました。ハイレベルなゲームの中でミスをすると、互角に戦うことは難しくなります。しかし後半、そこで踏みとどまって戦う姿勢は示せたのではないかと思います。この経験が今後の飛躍につながると信じています。

――敗因について。

プレッシャーがかかるなかで、ポゼッション(ボール支配率)が下がってしまったことが敗因だと思います。特に、スクラムでボールを保持できなかったこと。また、反則の数にも大きな開きがあり、パナソニックのほうが圧倒的に少なかったです。

――LOロスのゴールキックについて。

ロスはLOの能力以上のことが出来る選手です。15歳や16歳の頃から、ゴールキックはとても上手い選手でした。この試合に向けて、もちろんしっかり練習もしていて、私もボールをキャッチするなど、練習を手伝いました(笑)。

栗原大介ゲームキャプテンのコメント

栗原大介ゲームキャプテン

――今日の試合の感想を。

いろんなシチュエーションでチャレンジングなことをしようとしましたが、スクラムなどでプレッシャーを感じ、チャレンジするところまで至りませんでした。相手のプレッシャーを大きく受けて、結果を急いだためにミスを多く犯してしまったことが反省点です。これを糧に少しでも成長していくことが、応援してくれる皆さんへの恩返しになると思うので、今後も練習に励みます。

――パナソニックのディフェンスをなかなか突破できなかったのは?

一発で取ろうとしてしまったのが良くなかったと思います。他のトップ8のチームは我慢して我慢して、相手の意識を集めてから外へ振るとか、そういったことが出来ています。それに対して、僕たちは縦の圧力が強く出せないなかで横へ振ったり、横への圧力がないまま縦に行きすぎたり、(相手ディフェンスの)分散が出来ていません。フォワードとバックスでコミュニケーションを取って、もっと精密にやらなければと感じました。

楢山直幸選手のコメント

楢山直幸選手

――試合の結果は残念でしたが、トップリーグ初出場、おめでとうございます。

ありがとうございます。同じ3番(右PR)の選手がケガをしているというチーム事情もあって、メンバーに入ったと思うんですが、やっぱりうれしかったですね。決まったときは、すごく緊張してきて、チームのいろんな選手と話しました。みんなが「いつも通りにやれば大丈夫だよ」と言ってくれて、緊張は収まりました。昨夜は逆にテンションが上がってしまって、なかなか眠れなかったんですが(笑)、今日は落ち着いて試合に入ることができました。

――後半30分からの出場でした。感想は?

点差も開いていたので「楽しんでこい」と送り出してもらいました。セットプレーでフォワードが押されていましたし、モールでトライを取られる場面もあって、そこはやっぱり見ていて悔しかったので、(途中出場で)元気な自分がやってやるぞという思いはありました。プレーの内容は、正直よく覚えていません。無我夢中でした。

――試合終了の間際、みんなでトライを取りきりました。次につながるのでは?

そうなんですが、正直、それだけですよね、ちゃんと取りきれたのは。せっかく、1stステージで頑張って勝利を積み重ねて、トップ8で戦えているのに、2ndステージのここまでの結果はやっぱり残念です。もっと自分たち一人ひとりに出来ることがあるんじゃないかと思います。

負けた試合は「あのときこうしていれば」とか、いろいろ思うことがあります。一人ひとり反省はして、でも下を向かないで、次また頑張りたいですね。僕も次はもう少し長く出られるように、しっかりやります。10分はちょっと短すぎですから(笑)。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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