試合日程・結果

残り5分の鮮やかな逆転劇で、勝利を奪い取る。

ShiningArcs

32

VS

NECグリーンロケッツ

31

9月21日(日)、宮城県石巻市総合運動公園フットボール場。抜けるような青空が広がっています。トップリーグが開催されるのは初めての試合場になりますが、多くのファンの方々が集まってくださりました。対するNECグリーンロケッツとのトップリーグでの対戦成績は過去1勝3敗。フィジカルが強く早いディフェンスが特徴のチームです。お互いに負けられない一戦。絶好のコンディションでキックオフを迎えます。

NECのキックオフは、今年のスーパーラグビーでトライランキング1位タイになった11番ナドロ選手を狙って10mラインぎりぎりに落とします。前半6分、シャイニングアークスの反則に相手はPGを狙いますが失敗。

◆しかし、前半10分、ハーフウェイ付近のマイボールラインアウトを奪われてしまい、そのままラインが整のいきらないうちに破られてトライされます。G0-7。

◆敵陣45mでのマイボールラインアウトを起点に22m内、ゴールライン直前まで攻め込みます。しかしラックのこぼれ球をNECナドロ選手に拾われて、そのまま80mを走られてトライ。 G0-12。

■前半31分、このトライ後のリスタートキックをターンオーバーして展開し、SOエルトン・ヤンチース→CTBマット・サンダーズ→最後は大外を走り切ったWTB鶴田諒がトライ。G×5-12。

ようやくシャイニングアークスの「攻め」の時間帯になってきました。

■前半37分、敵陣22m付近での相手のオフサイド反則にショットを選択。G8-12。

ここから得点は動かず、前半終了。両チームとも負けられない中、じりじりとするような前半の戦いでした。

後半、シャイニングアークスボールでキックオフ。10分過ぎまでは相手の流れでしたが、何とか耐えきります。

●後半11分、LO馬屋原誠OUT、アイザック・ロスIN。No.8アマナキ・レレィ・マフィOUT、栗原大介IN。

■後半12分、WTB鶴田のビッグゲインから敵陣22m内に入り込み、ラックから近場を攻めて最後はPR上田竜太郎がトライ。G15-12と逆転。

●後半14分、FB沼尻大輝OUT、羽野一志IN。

自陣40mでの相手ボールラインアウトをLOロスがスチール。ボールが渡ったHO三浦嶺が得意のランで敵陣ゴール前までビッグゲイン。

●LO鶴谷昌隆OUT、須藤拓輝IN。

■後半18分、敵陣ゴール前でのマイボールスクラムでプレッシャーをかけると相手が悪質な反則を犯し、認定トライ。G22-12。

●PR上田竜太郎OUT、秋葉俊和IN。

■更に後半21分、相手のナドロ選手に合わせた10mラインぎりぎりに落としたリスタートキックを狙い澄ましてFL山下弘資がインターセプト。敵陣に自らボールを持ち込んで展開していきます。最後はFL小林訓也がトライ。G29-12。約10分間で立て続けに3トライを奪いリードを広げます。

◆しかし、ここから逆に相手に連続3トライを奪われてしまい、29-31と逆転されてしまいます。

●HO三浦嶺OUT、小泉将IN。PR甲斐尚哉OUT、斉藤展士IN。

残り時間10分。先週の嫌な記憶が蘇ってきたファンの方も多かったのではないでしょうか。

■後半35分、自陣40mのマイボールラインアウトからボールをキープして、敵陣に入り込んだところで相手反則によるアドバンテージのシグナルがレフリーから出ます。するとSOエルトン・ヤンチースが流れの中で約40mのドロップゴールを狙い、見事成功。32-31と再逆転。

ここからの5分間がすごく長く感じられましたが、先週の経験を経たためか、相手に得点を許さず、フルタイム。
2ndステージで上位グループに入るために絶対勝たねばならない中での、勝利でした。これで勝点16になり、グループ暫定4位をキープ。しかし、まだまだ予断を許さないポジションです。2週間のインターバルを置いての1stステージ残り2戦とも、見逃せません。

グランドで会いましょう。

ロブ・ペニーHCのコメント

ロブ・ペニーHC

――今日の試合の感想を。

前節よりもいい形で試合に臨めたと思っています。まだ改善点はありますが、選手それぞれが個々のキャラクターをパフォーマンスに生かしていて、とても高く評価しています。

――シーソーゲームになってしまった原因は?

ボールをターンオーバーで失ってしまったこと、そして相手のボールキープ率が高く、後半にトライを重ねられた時はすごく勢いがあり、リードを保てませんでした。また、自分たちの経験が足りないことも原因のひとつにあったと思います。ラグビーの中で一番難しいことの一つは、劣勢になった時にどう立て直すかです。後半に連続3トライ奪われたあと持ちこたえて、エルトン・ヤンチース選手のドロップゴールに繋げたことは、とても素晴らしかったと思います。最後の4分間、攻められても我慢してペナルティを与えずに守り切ったことを、高く評価します。あとは、正確性を高めて相手にプレッシャーをかけていくことが出来れば、今後もっといい試合ができていくと思います。

――先週の敗戦の後は、選手たちにどんな言葉をかけましたか。

たくさんコメントを残しました(笑)。まだ経験の浅い若い選手たちがたくさんいますので、あの敗戦からいろんなことを学べると感じました。もっともっと良い選手に育てていきたいと思っています。

――接戦になると予想していましたか?

どの試合でも接戦になるという予測を立てながら、戦いに挑んでいます。

――相手のナドロ選手への対策は考えていましたか?

はい、いろいろと戦略は立てていたのですが、すごくフィジカルの強い選手ですので、対応が難しかったです。

――選手たちは、試合ごとに成長していっていると感じますか?

先週の試合では、最後の場面でしっかり耐えることができなくて負けてしまいましたが、今日は残り4分を耐えきることが出来ましたので、成長できたと思っています。

溝口裕哉キャプテンのコメント

溝口裕哉キャプテン

――今日の試合の感想を。

先週と今週はとても大事な試合だと位置づけていましたが、先週負けてしまいましたので、今日は絶対勝つ気持ちで臨み、結果を出せたことをうれしく思っています。後半連続3トライを奪われて逆転されたときは、ディフェンスを一発で抜かれてそのままトライまで持っていかれていましたので、そこをしっかり修正しようと。そしてディフェンスを修正してから、しっかりと次のトライを獲りに行こうと話をしました。ラスト5分で逆転してリードした時は、先週の嫌な記憶が蘇ることも有りましたが、我慢することをチームで共通意識として持つことが出来ました。そこは、成長できたと思います。

甲斐尚哉選手のコメント

甲斐尚哉選手

――今日の試合の感想を。

自分個人としては、入部5年目にしてやっとスターティングメンバーに入ることが出来ました。緊張しましたが、今までやってきたことを全部出そうと思ってこの試合に挑みました。結果については、自分では納得できないことも有りますが、ポジティブにとらえて次の試合に向けてまた頑張ります。

――今まで怪我が多かったですね。

そうですね。脳震盪を何度か起こしたりして、怪我で出たり入ったりが多かったですね。今年は怪我も無く順調に来ています。今までサポートしてくださったS&Cスタッフのおかげでここまで来れました。

――今日のスクラムはどうでしたか?

そうですね、マイボールでのスクラムは少し少なかったですが、安定して組めたと思いますし、後半の認定トライはうれしかったですね。

――今まで応援してくれていたファンの人々に。

今日も遠方の石巻の地に、大勢の黄色いビブスやジャージを着たファンの方々が集まってくれて、背中を押された思いがして、すごく感謝しています。残り2試合に向けて、自分自身もチームも一日一日レベルアップするように日々の練習をやっていきます。応援よろしくお願いします。

エルトン・ヤンチース選手のコメント(本日のマン・オブ・ザ・マッチ)

エルトン・ヤンチース選手

――今日の試合の感想を。

今日は、ビッグチャレンジになると思って試合に臨みました。トライの取り合いになると予測していましたが、すごくタフなゲームでした。ボーナスポイントも加えた勝ちで終わらせることが出来て良かったです。先週はミスが多かったですが、今日は自分たちのラグビーができたと思います。

――最後のドロップゴールは、アドバンテージを確認して狙いましたか?

もう少し近くから蹴りたかったのですが、レフリーのアドバンテージが出ましたので、あの位置から蹴りました。

――アドバンテージが無くても狙いましたか?

はい!すごく自信がありました。今日はキックの調子がいいと自分で感じていましたので、行けると思いました。

――先週は、同じような試合最後の状況で負けてしまいましたが。

フィールドのどこでもアタックをしかけていくという自分たちのゲームプランに従ってやっていけば必ず勝利がついてくると信じていました。後半、ディフェンスが劣勢になってきた時に、先週と同じシチュエイションになる予想はしていましたが、最後はしっかりと自信を持ってディフェンスできました。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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