試合日程・結果

ミスが多く自分たちのラグビーをできずに、手痛い敗戦。

ShiningArcs

27

VS

クボタスピアーズ

29

9月14日(日)、水戸K'sデンキスタジアム。夕方になると気温が下がり、秋の到来を感じさせます。第4節の相手は、クボタスピアーズ。これまでトップリーグでの戦いは、3勝0敗ですが、いずれも接戦。力は拮抗しています。またホームグランドを隣接する地区に持ち、「千葉ダービー」でもあります。相手は、開幕2連敗の後、強豪東芝ブレイブルーパスを倒し調子を上げてきました。両チームとも、是が非でも勝ちたい一戦。

18時20分、シャイニングアークスボールでキックオフ。ゲームの入りから、「受け」に入ってしまい、自陣でのディフェンスの時間が続きます。そして、せっかくターンオーバーしても、焦ってしまっているのかパスミスでまた相手にボールを奪われてしまいます。
◆何とか耐えていましたが、前半10分、自陣45mで犯してしまったノットロールアウェーの反則に相手はPGを選択。これが決まり、0-3。しかし、この後からようやくシャイニングアークスの時間になっていきます。
■前半14分、相手の反則にSOエルトン・ヤンチースがPGを決めて、3-3の同点とします。
■前半17分、敵陣10mでのクボタボールラインアウトをターンオーバーし、ボールを受けたLOアイザック・ロスが大きくゲインした後、オフロードパスでフォローしていたFL鶴谷昌隆にパスを送り、そのままインゴールに走りこんでトライ。SOヤンチースのゴールも決まり、10-3と逆転。
◆前半26分、相手がPGを外し、自陣22m内からのSOヤンチースが味方の選手に獲らせるために短めに蹴ったリスタートのドロップキックを相手にキャッチされ、カウンターでトライ。ゴールも決まり、10-10の同点にされます。
もったいない失点。攻め急いでいるのか焦っているのか、キック処理が悪かったり、パスミスが多かったりと流れを掴めないシャイニングアークス。
■それでも前半34分、自陣45mでのスクラムからSOヤンチースが走りこんできたCTBマット・サンダーズにパスを渡すとスピードに乗って相手を交わし、そのまま約40mを走り切ってトライ。ゴールも決まり、17-10と再びリード。
前半終了間際には相手にゴール前まで攻められ、あわやトライのところでしたが、相手のミスで何とかトライにはならず、ほっとして前半終了。

リードして終わったものの、前2試合と比べてもったいないミスが多く、ハーフタイムでどこまで修正できるか。

クボタボールのキックオフで後半開始。自陣22m内でキャッチしたボールをランで22m外に持ち出すが、ラック状態から22m内にボールを戻し、そのパスを後方で受け取ったSOヤンチースの蹴ったキックがダイレクトアウトの反則になってしまい、蹴った地点に戻されます。これは、ヤンチース選手のカン違いだったでしょうか。
◆そこから相手の連続攻撃を受け、後半1分にトライされてしまいます。G×17-15。ここからもクボタの攻めの時間帯が続きます。
◆後半11分、自陣ハーフウェー手前で犯したノットロールアウェーの反則にPGを決められて、17-18と再び逆転されます。
◆さらに後半14分、自陣10mでの相手ボールスクラムから大きく展開され大外にトライ。G×17-23と差を広げられます。

●PR秋葉俊和OUT、上田竜太郎IN。HO種本直人OUT、三浦嶺IN。LOアイザック・ロスOUT、馬屋原誠IN。FL小林訓也OUT、アマナキ・レレィ・マフィIN。

■後半18分、SOヤンチースがPGを決め、20-23。
◆後半24分、今度は相手がPGを決め、20-26。

●後半26分、敵陣ゴール前5mでの相手ボールスクラムになったところで、PR小野慎介OUT、斉藤展士IN。■替わったPR斉藤が相手ボールスクラムにプレッシャーをかけて相手がこぼしたボールをFL山下弘資がすかさず拾い上げてゴールポスト横に体を投げ出してトライ。G27-26。

ついに逆転。その後、ようやく自分たちの時間帯をつくっていきます。後半31分、敵陣ゴールライン寸前までカウンターアタックで攻め込みラックを作りますが、乗り越えてトライしようとしてノックオンで相手ボールに。79分、敵陣ゴール前マイボールラインアウトからボールをNo.8レレィ・マフィに渡し、モールを形成して押し込みトライまであと一歩のところで、痛恨のアクシデンタルオフサイドを宣告されてしまいます。そして敵陣ゴール前5mでの相手ボールスクラムの前にラストプレーを告げるホーンが鳴ります。スクラムをキープしたクボタが自陣からボールをつないでいきます。そして次第次第にゲインライを切っていき、ついにはシャイニングアークス陣内に入り込みます。一つのハンドリングミスも許されない中で相手が集中力を切らさずにシャイニングアークス陣内でしぶとくボールをつなげ続けます。こうなると、こちらも反則することは許されません。手に汗握る攻防。そして相手の3分半に渡る18次攻撃目のラックで横から入って足を出してしまい反則を取られてしまいます。
◆約30mの相手PG。これを落ち着いて決められ、27-29。ここでフルタイム。

何ともやりきれない敗戦。しかし、試合の入りからミスが多く、「自分たちのラグビー」ができなかった試合でした。これで第4節を終えて、2勝2敗。まだグループ4位ですが、これから残り3戦は、いずれも格上の相手。一試合一試合、目の前の相手に立ち向かっていくだけです。

共に闘い、共に喜びを。応援よろしくお願いします。

グランドで会いましょう。

ロブ・ペニーHCのコメント

ロブ・ペニーHC

――今日の試合の感想を。

自分たちのミスが多く、いいパフォーマンスを出せませんでした。原因ははっきりしたものでは無いと思うのですが、自分たちにエネルギッシュさが足りなかったと思います。また、接戦の時に必要なプレーをつなげなかったことが、敗因につながったと考えています。

溝口裕哉キャプテンのコメント

溝口裕哉キャプテン

――今日の試合の感想を。

とにかく悔しいです。前半立ち上がりにクボタさんのすごくいいアタックを受けてしまって、ディフェンスをするだけになってしまいました。我々のアタックの部分で云えば、取り切れたものもありましたが、取り切れなかったものが負けにつながったのではないかと思います。先週まで東芝戦、豊田自動織機戦といい試合を続けることができました。今日の試合はタフなゲームになることはわかっていましたが、気持ちの部分でエネルギッシュさが足りなかったのかなと思っています。試合を通してペナルティが多かったところが、次の試合に向けての改善点になります。最後残り1分でラインアウトからボールをキープせずにトライを獲りに行ったことは、前向きなチャレンジですので悔いは無いです。

アイザック・ロス選手のコメント

アイザック・ロス選手

――今日の試合の感想を。

最後の最後でああいう形でゲームが終わってしまったことは、とても残念です。2ndハーフの立ち上がりから10分ぐらいの間は、クボタがとても優位に立った時間帯になってしまいました。それが負けの結果につながったのではないかと感じています。

――何かみんなとても焦って攻め急いでいたようにも見えましたが。

相手はブレイクダウンがとても強いチームですので、そこで戦っていこうという気持ちでいたのですが、うまく機能させることができませんでした。1stハーフで受けに回ってしまいましたが、ハーフタイムでロブHCから「もっとアグレッシブに行かなければ勝てない」という指摘がありましたので、後半は切り替えてやったつもりです。後半15分過ぎにメンバー交代でインパクトプレーヤーが入って流れがいい方向に傾いたと思いますが、結果としては規律を守ることができず、自分たちのディフェンスシステムをうまくコントロールすることができず、ポジションを奪われてしまいました。来週はしっかりチャレンジしていきます。

――少し話題を変えますが、ロブ・ペニーHCの指導はカンタベリー時代と比べて変わりましたか?変わりませんか?

大きくは変わっていません。もちろん彼が様々な経験を経て、いろんなものが積み重なって力になっていっている部分はあると思います。ただ、自分の役割を責任を持ってやらなくてはいけないという部分は変わらず大事にしていて、それがうまく実行できないとすべてのシステムが崩れてしまうという考え方は変わって無いと思います。

――昨シーズンまでとは、大きくチームスタイルが変わったと思いますが。

すごく大きく変わりました。昨シーズンまでと比べると、選手のシステムに対する理解度がすごく向上しています。自分一人でゲームをやるのでは無く、チームでやるストラクチャーの理解度がとても上がっていると思います。ディフェンスにおいても、システムへの理解度が向上したために失点が減っていると思います。一人でもシステムを守れない選手がいるとシステム自体が全部壊れてしまいます。今日は、自分たちでシステムを守れなかったことによって、トライを奪われてしまいました。今までの3試合で3本しかトライを獲られていないのに、今日の一試合で3本もトライを奪われてしまいました。

――最後にファンの人たちにメッセージを。

今日は、東京や千葉などから遠くまで足を運んでいただきありがとうございました。
今日の試合は、自分たち自身で難しいゲームにしてしまったと感じています。これからの3試合はどれも厳しい試合になると思うのですが、自分たちのベストパフォーマンスを出していきたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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