試合日程・結果

自分たち本来のラグビーをやり抜き、NTTダービーを制す!

ShiningArcs

24

VS

NTTドコモレッドハリケーンズ

14

12月21日(土)、秩父宮ラグビー場。前節のクボタ戦でようやく2ndステージ初勝利をあげたシャイニングアークス。しかし、このNTTダービー vs ドコモレッドハリケーンズ戦で負けてしまっては元も子も無い。一方、相手も崖っぷちの状態で、死にもの狂いで挑んで来るに違い無い。どれだけ冷静に熱く戦えるか。今年最後の公式戦の幕が上がる。なお、WTB菊池功一郎選手に替わってキャプテン友井川拓選手がメンバーに入っている。

ドコモボールでキックオフ。序盤はドコモのペース。なかなか自陣から抜けられない。しかし、前節のクボタ戦に続き、スクラムやラインアウトのセットプレーで優位に立ち、持ちこたえる。自陣22m内にも入り込まれるが、相手のミスに助けられる場面も。だが、ディフェンスは規律が保たれ、ラインブレイクされることは無い。耐える時間帯から、徐々にキックで相手陣地に迫ってゆく。

12分、敵陣正面ゴール前で相手がオーバーザトップの反則。いつもなら手堅くPGを狙っていくところだが、トライを獲りに行くためスクラムを選択。そして、圧力をかけたスクラムからSH鶴田諒選手⇒SO君島良夫選手へとパスが渡り、左に鋭く走り込んできたCTB山下大悟選手にパス。そしてゴール前で相手を交わしてトライ。コンバージョン・ゴールは決まらなかったが、久しぶりに先制。5-0。

その後も、自分たち本来のラグビーを取り戻したシャイニングアークスは試合を有利に進める。特にラインアウトが安定し、この日の前半ではマイボールラインアウト11/11成功。相手のラインアウトを3/6奪っている。

31分、敵陣に攻め込みラックから鶴田選手が君島選手にパス、そこから右タッチライン際に狙いすましたキックパス。それをLOアイザック・ロス選手が相手と競り合ってキャッチし、追走してきたNo.8トッド・クレバー選手に倒れながらオフロードパス。そのボールを受けたトッド選手がゴールに飛び込みトライ。G×10-0。

前半終了間際の40分、敵陣45mで相手が犯したノットロールアウェーの反則にショットを選択。だが、これが決まらず、前半終了。

シャイニングアークスボールで後半キックオフ。セットプレーでプレッシャーをかけてゆくが、優位に攻めきれない。

9分、PR秋葉俊和選手が反則の繰り返しにより、10分間の退場。
10分、自陣ゴール前5mでのドコモボールラインアウト。モールを組まれてそのまま押し込まれてトライを奪われる。G10-7。

LOアイザック・ロス選手OUT、馬屋原誠選手IN。馬屋原誠選手、今シーズン初出場です!

15分には、自陣で展開され、鶴田選手も倒れて13人になり、相手に数的有利を作られ友井川選手が相手4人を一人でディフェンスする場面が訪れる。これを冷静に外に追いやり窮地を凌ぐ。

PR斉藤展士選手OUT、小野慎介選手IN。FB小川優輔選手OUT、アレサナ・ツイランギ選手IN。そして、小泉選手がFBにまわり、ツイランギ選手がウィングに。

27分、敵陣での連続アタック。22m内でフェーズを重ねる。最後は、ラックから鶴田選手⇒君島選手へとボールが渡り、内に走り込んできたCTBマット・サンダーズ選手にパスしてゴール下にトライ。G17-7。

この日のシャイニングアークスのディフェンスは、1stタックルが精度よく決まり、そこからブレイクダウンのラックに人数をかけることなく、ディフェンスラインを形成。だから、相手のアタックに余裕を持って対処できている。

31分、敵陣20mでのマイボールラインアウト。替わって入った馬屋原選手がきっちりキャッチ。山下大悟選手が内に切り込む。そこから大きく展開。ゴール前まで持ち込む。ゴール前のラックから近場の秋葉選手が突進。相手反則のアドバンテージから鶴田選手がクイックスタート。パスをもらったトッド・クレバー選手がゴール前で目の前の相手数人を引きずりながらトライ。G24-7。

HO濱田宇功選手OUT、白隆尚選手IN。
LO木曽一選手OUT、山下弘資選手IN。
SH鶴田諒選手IN、岡健二選手IN。

38分、自陣ゴール前での相手ボールラインアウトからモールを押し込まれてトライ。G24-14。

CTBマット・サンダーズ選手OUT、溝口裕哉選手IN。
試合は、このまま得点は動かず、フルタイム。

4トライで、ボーナスポイントを追加して勝点5を上げることができました。これで2勝2敗。ようやくイーブンに戻せました。2ndステージ初戦から2連敗の代償は大きかったかもしれませんが、チームがたくましく成長してくれれば、良い経験と振り返ることができます。

なお、本日のマンオブザマッチは、敵陣ゴール前で手でも足でも絶妙のパスを組み立てた、SO君島良夫選手でした。

まだまだ、これからです。今年はこれが最後の公式戦になりますが、27日にはホームグランドで練習試合が行われます。グランドで会いましょう。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日のゲームの感想を。

2ndステージに入って1勝2敗という成績で今日の試合を迎え、どうしてもワイルドカードに進出したいという想い、またNTTダービーでもあり、何としても勝たなければならないと思っていました。そのようななか選手がよく頑張ってくれました。特に後半、相手にモールから点を取られてから、相手の流れになったところをしのいだのが大きかったですね。

――今日の試合のゲームプランは?

セットプレーとディフェンスという、我々の強みにフォーカスしていこうというところは変わりありませんでした。前節の対戦を踏まえて、スクラムとラインアウトは優位に立てる可能性は感じていました。

――ゲーム前のメンタルの準備は?

ここで負ければワイルドカード進出が難しくなる状況であり、それは同時に入れ替え戦に臨む可能性が高くなることを意味します。何としてもNTTラグビー部の歴史に汚点を残す訳にはいかないという心構えをチーム全員で確認しました。

――ラインアウトの対策は?

我々の強みであるスクラムとラインアウトというセットプレーは、強化してきました。大内フォワードコーチを中心に、スクラムは斉藤がリードし、またラインアウトに関しては木曽がリードし、馬屋原、石神、アイザックといった経験ある選手が英知を結集して取り組んできました、ラインアウトを制することができたのは、彼らの努力の賜物です。

――今日のディフェンスは安定していたように見えましたが。

インサイドブレイクをされる事が少なかったからだと思いますね。押されても網に引っかかるように止めていましたし、随所にいいタックルもありました。ただ、後半の10対7からの流れはきつかったですね。

――今日は、ブレイクダウンに人数をかけ過ぎずに守っていたように思えましたが。

今までの試合では本来やるべきディフェンスが出来ずに、ブレイクダウンで人数をかけ過ぎてしまう事がありました。メンタルでスイッチが入りすぎると、ディフェンスのブレイクダウンに人数をかけ過ぎる傾向にありました。そこをコントロールしようと練習でもやってきましたが、今日の試合は1stタックルの精度が良かったので、ブレイクダウンに人数をかけずにディフェンス出来たと思います。

――残り三試合、アウェーの戦いになりますが。

そうですね。ただ、アウェーの良さもあります。前泊してチームで行動を共にする時間が長いので、チームの一体感を作り易い面があります。いずれにしても、ホームでもアウェーでも、この一年間のチーム全員の努力を試合で発揮できるよう準備します。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

まず初めに大勢のファンの皆さまの前で、ラグビーができたことを嬉しく思っています。ありがとうございます。今日の試合は、いつも通りFWが頑張ってくれました。我々の強みであるセットプレー、特にラインアウトでプレッシャーをかけてくれましたので嬉しく思います。しかし、まだまだミスの多いゲーム内容ですので、もっともっと精度を上げて次の試合に臨みたいと思います。怪我で試合に出られない間に負けが込んでしまいましたが、チームを立て直すにあたっては特別なことをしたわけではありません。力が無いチームだとは思いませんので、練習でしっかりやっていれば、またいい波が来ると信じていました。

馬屋原誠選手のコメント

馬屋原誠選手

――今シーズン、公式戦初出場です。待ってました。

とりあえず、勝てて良かったです。

――今日の試合の感想を。

まあ、スキルは変わらないので。気持ちの部分ですね。先週勝っても、今日勝たなくては全く意味が無いので。毎回毎回崖っぷちの状況で。結構追い詰められていますよ、みんな。気持ちの部分だけでは無いのですが、今日の試合にはいい準備ができたと思っています。今日は、セットプレーは安定して、敵陣でゲームを進められたし良かったと思います。

――こいいう時はベテランの力が大きいと思うのですが。

いや、グランドに立ったら関係無いですよ。足を引っ張らないように一生懸命走るしか無いですよ(笑)。公式戦開幕の前の週に膝を痛めてしまい、一ヶ月ちょっと遅れてしまいました。そこからゲームに出られなかった間は、練習をめいっぱいしてきました。ずーっと、調子は良かったです。ずーっと、チャンスを待っていました。一試合一試合、先を考えずにやっていくしかないですね。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

ページトップへ