試合日程・結果

後半突き放され、2ndステージ開幕2連敗を喫す

ShiningArcs

16

VS

リコーブラックラムズ

47

2013年12月7日(土)、秩父宮ラグビー場。快晴、無風。絶好のコンディション。対するはリコーブラックラムズ。今シーズンの1stステージでは不調に終わりましたが、トップリーグの古豪。お互いに前節の福岡での試合で九州勢に敗れ、負けられない試合。

なお、この試合で先発出場したPR斉藤展士選手がトップリーグ出場100試合を達成しました。シャイニングアークスでは、木曽一選手に続く偉業達成です。

12時、リコーボールで前半キックオフ。
キックオフボールをキャッチミス。そしてそこからリコーにボールを支配される。
【前半1分】22m内に攻め込まれてラックから相手SHのパスダミーに振られてギャップを突かれてトライ。G0-7。

相手のリスタートキックオフのボールにノックオン。この日は、前節に続きキック処理が悪い。そして、前節に続いて最後までコンテスト系のキック(タッチに出さないキック)の精度が悪かった。しかし、スクラム、ラインアウトのセットプレーは、相手にプレッシャーをかけて形成を逆転している。そのおかげでなんとかピンチをしのいでいるが、自陣に入られて攻められる時間帯が多い。自陣22m内でのペナルティも多い。

【前半15分】自陣20m付近でノットロールアウェーの反則を犯してしまう。相手はショットを選択。G3-10。

【前半17分】敵陣35m付近での相手のハイタックルの反則にショットの選択。しかし、ゴールは決まらず。

【前半21分】先ほどと同じくらいの距離での敵陣での相手反則にショットを選択。今度はゴール成功。6-10。

【前半21分】自陣にボールを持ち込まれていたところ、相手No.8が意表を突くドロップゴールを決める。6-13。

【前半27分】敵陣25m付近の相手オーバーザトップの反則にショットを選択。G9-13。

しかし、前節に引き続いてキック処理が悪く、1stタックルの精度も悪く、ゲームを支配できない。

【前半32分】自陣10m付近でホールディングの反則を犯す。相手はショットを選択。G9-16。

この後、敵陣22m内に入り、連続アタックでゴール前まで攻め込むが、トライを取りきれず。そして、前半終了。前節に続いて追いかける展開。だが、1トライ、1ゴール圏内に収める。

シャイニングアークスボールで後半キックオフ。

【後半4分】自陣25m付近の反則に、相手はショットを選択。G9-19。是が非でも取りたかった後半の先制点を相手に取られ、1トライ、1ゴールでは追いつかなくなった。

●LOジェイソン・イートン選手OUT、石神勝選手IN。WTB菊池功一郎選手OUT、アレサナ・ツイランギ選手IN。

【後半10分】自陣での反則に相手はタッチキック。自陣5mでの相手ボールラインアウト。そこからゴール前で展開され左大外にトライされる。G9-26。

●PR山口泰生選手OUT、秋葉俊和選手IN。

敵陣22m内に入り攻め込むが、またしてもトライまで持ち込めない。またスクラムでも相手にコントロールされることが多くなってくる。

●CTB山下大悟選手OUT、溝口裕哉選手IN。PR斉藤展士選手OUT、小野慎介選手IN。

【後半25分】自陣深くから展開して抜け出そうとするが、ノックオン。そしてゴール前で展開されてしまい、トライ。G9-33。

●SH鶴田諒選手OUT、岡健二選手IN。

【後半29分】自陣で展開され、右サイドで完全に相手に選手を余られたところをつかれてトライされる。 G9-40。

●FL栗原大介選手OUT、山下弘資選手IN。HO濱田宇功選手OUT、白隆尚選手IN。

【後半32分】自陣ゴール前でのマイボール・ラインアウトのボールが逸れて相手にキャッチされそのままインゴールに飛び込まれてトライ。G9-47。

【後半37分】敵陣ゴール前に攻め込む。相手の反則にクイックスタート。右サイドに展開して、最後はWTB小泉将選手がトライ。G16-47。

そして、両チームともここから得点は生れず、フルタイム。

前節に引き続き、自分たちの力を出しきれなかった試合でした。
しかし、リーグは続きます。
まだ、ワイルドカードに進出して日本選手権に出場する目標もあります。
何よりも、自分たちのラグビーをやり抜くことこそが使命であり、ファンの望む姿です。

共に闘い、共に喜びを。

前を向いて、グランドで会いましょう。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日の試合の感想を。

1stステージで上のグループに行けなかったので、2ndステージで悔しさを晴らそうと試合に臨みましたが、チームの力が無く前節に続いて大敗を喫してしまいました。今日の試合に関しては経験不足だと感じました。ラグビーの試合ですのでスキルが勝負を分けるのですが、勝負どころでのプレーの判断が悪く後手に回ってしまいました。3週間前にリコーさんとは練習試合をしていますので、お互いに驚くようなことは無かったと思いますが、判断を含めてスキル不足でした。

――なにか選手がおとなしく見えましたが。

そうですね。もっとガンガン当たって負けたのならばしょうがないと、選手自身も感じると思うのですが、その域に行っていなかったのが残念です。それでも前半はそんなに悪く無かったのですが、みんなもっと思いっきり行けよと感じますね。

――なぜそうなってしまったのでしょう?

全ては私の責任ですが、覚悟のようなものを作れていなかったことが原因の一つにはあるように感じます。1stステージ最終節の神戸戦で負けてしまって、上のグループに行けなかった悔しい思いを2ndステージで絶対晴らしてやるという神戸戦の帰り道での思いを持続させることができませんでした。

――選手のパフォーマンスが一定しない印象がありますが。

例えば今日の試合で相手に26点目を取られたところは、踏ん張りどころだったのですが、そこで頑張れなかったですね。昨シーズンにはあのパナソニックに19点差をひっくり返して勝ったことも経験しているのに、もう焦っていたように思います。また自陣22m内での反則の多さですとか、スクラムを押しているのにもかかわらず、その後チームとして優位な状況に相手を追い込まめなかったり、ハイパントを蹴るとその殆どが相手に有利になってしまったりとか、プレーの精度が今日の試合では悪かったですね。

――この一週間でどうやってチームを立て直していきますか?

情緒的にならずに次節の相手のクボタさんに勝つためのスキルの準備をします。また、スキルを発揮するための心の部分、自分たちが何を成し遂げようとしているのか、クボタと戦って絶対に勝たなくてはならないという覚悟が本当にあるのかを再確認します。

――強いメンタルを作るためには?

昨シーズンもウィンドウマンス前の前半節はいい状態でしたが、それでウィンドウマンスの間に満足している部分がありました。したがって今年は、ウィンドウマンスの間にも試合を組み、緊張感の持続を試みました。3週間前のリコーとの練習試合にも勝利し、今年はいい準備が出来ていると感じていました。しかし、セカンドステージ開幕2連敗している事から、ウィンドウマンスの過ごし方自体に原因がある訳では無いことが分かりました。それ以前に選手自身が日々の二俣での練習で、いかにハングリーでいたかが試合中のプレーの背景にあると思います。日々の練習で満足していれば、試合では満足する結果は得られません。二俣グランドでは、例えて言えば風速30mの中で練習することで、秩父宮での予期せぬ風速25mの風に耐え、試合に勝利することが出来るのだと思います。1stステージ第4節のトヨタ自動車戦では、「これで負けたら終わり」だという背水の陣の覚悟で試合に臨みました。そうすれば、あのような素晴らしい試合ができるチームです。それ以前の9月15日の豊田自動織機戦からのトヨタ自動車戦を含む4連勝を成し遂げたチームが、その一か月半後の12月初旬に、急にスキルが無くなるとは考えにくく、スキル発揮を支える心の部分に問題があると思うのが自然だと思います。
強いチームは、日々の練習に「現状不満足」という姿勢で臨みます。そしてある種の覚悟を選手たち自身がいつも持っています。無論全ては私の責任ですので、もっともっと毎日の練習からチームに厳しさを求めて、メンタルが強いチームにしていかなければなりません。その部分は友井川キャプテンや石神バイスキャプテンとも話しています。

石神勝バイスキャプテンのコメント

石神勝バイスキャプテン

リコーさんのアグレッシブなアタックを受けに回ってしまって、全てが後手後手になってしまいました。まだまだ試合は続きますので、グランドに帰ってしっかり練習をしていきます。

山下大悟選手のコメント

山下大悟選手

――今日の試合に関して。

応援してくださったファンの方々に勝利を届けることができず、申し訳ありません。いい練習もしてきましたし、気持ちが入っていないということは無いのですが。僕も長くラグビーをやってきまして、強いチームでも弱いチームでもこういう悪い時期はありますので、いかにこういう状態を早く終わらせるかです。気持ちは常に前向きに行かないと、上向くものも上向かなくなってしまいますので、反省すべきところはしっかり反省して前向きにやっていきます。

――状態を上向かせるためにはどうすればいいですか?

選手一人ひとりができることは限られていますので、目の前のことを一生懸命やり続けていくことだと思います。あとは、人のせいにしないでベクトルを自分たち自身に向ける他はありませんので、選手同士でミーティングをやろうと考えています。

――前節に続いて大量得点を取られてしまった原因は?

今日のディフェンスは、特に前半は前節よりは良かったと思います。僕の今の感想では、単純にキックで相手にボールを渡しすぎているせいだと思います。それでボールを再獲得できずにディフェンスする時間が長くなれば、今のルールではアタック側に有利になっていますので、ディフェンスでのペナルティを取られてしまっています。

――これからの試合に向けて。

まずしっかり話し合って、しっかり練習するしかないです。悔しいですけど、頑張ります。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

ページトップへ