試合日程・結果

どうしても落とせない一戦に勝利。上位進出へ望みをつなぐ。

ShiningArcs

21

VS

トヨタ自動車ヴェルブリッツ

15

9月28日(土)、秩父宮ラグビー場。一週間のインターバルをおいてのトップリーグ第4節。相手はトヨタ自動車ヴェルブリッツ。格上ながら、これまで接戦を繰り広げてきた相手でもあります。今シーズンから始まった2ステージ制によって、今まで1年間かけて流れを作ってきた戦いが、まるでトーナメントのようになってしまいました。そして、今日の試合を落とせば、事実上、上位進出の夢が断たれるところ。試合前には小雨が降っていましたが、それも止み、すっかりと秋めいた気温の中でのキックオフ。

この日のシャイニングアークスは、試合の入りから相手を圧倒していく。2分、バックスからの展開でCTBマット・サンダーズ選手が先制トライ。SO君島良夫選手がいつも通り落ち着いてゴールを決め、7-0と先制。今までの「夏の戦い」とは違い、ボールを展開していくシャイニングアークス。

9分、自陣でのオーバーザトップの反則に相手がPGを選択。しかし、これが決まらず。
15分、今度は相手の反則にPGを選択。君島選手が狙うが、惜しくも外れてしまう。

その後も多くの時間帯を敵陣で攻め続けていたが、23分、相手ラインアウトからの流れでトライを奪われてしまう。G7-7。

しかし、その後も敵陣で攻め続けるシャイニングアークス。敵陣ゴール前のマイボールスクラムで相手が反則を繰り返す。相手PRがシンビンになり、次また相手が反則をしたら認定トライかと思えた状況で、逆にこちらが反則を犯してしまうなど、得点に結びつかず、ジリジリと時間が過ぎていく。

前半も終わりが近づいた38分、相手キックを自陣最後方でキャッチしたFBブラッキン・カラウリア ヘンリー選手が抜け出して、敵陣25mまで大きくゲイン。そして相手を引きつけて持っているボールを裏側にキックで転がす。走り込んだWCB友井川拓選手が相手選手二人と競りながらインゴールタッチラインギリギリで押さえ込んでトライ!G14-7。このあとのロスタイムで相手PGがゴールポストに当たり得点ならず。ほっとしたところで前半終了。

後半も敵陣で試合を展開するシャイニングアークス。しかし2分、敵陣22m内で攻めていたところのパスミスをひろわれて一気にトライまで持っていかれてしまう。G×14-12。
この後、敵陣でアタックを重ねながらトライを奪えないジリジリとした時間が過ぎていく。LO石神勝選手、ジェイソン・イートン選手OUT、トッド・クレバー選手、木曽一選手IN。PR山口泰生選手OUT、秋葉俊和選手IN。SH西村渉選手OUT、鶴田諒選手IN。HO濱田宇功選手OUT、白隆尚選手IN。

32分、敵陣での連続アタック。ラックから、SH鶴田選手→SO君島選手→CTBマット・サンダーズ選手→CTB溝口選手→FBブラッキン選手→WTB小泉選手とパスが渡り、小泉選手が相手選手を振り切ってトライ! G21-12。PR斎藤展選手OUT、小野慎介選手IN。

しかし、37分、オフサイドの反則から相手がショットを選択。これが決まり、21-15。再び、ワントライ&ワンゴールでの逆転圏内に持ち込まれてしまう。勢いの出たトヨタ自動車。耐えるシャイニングアークス。反則を犯さないディフェンスでホーンが鳴った後も凌いでいく。最後は、奪ったボールをタッチに蹴り出してノーサイド。

21-15で勝利。これで2勝2敗の5分に戻しました。結果、トヨタ自動車とは、勝ち点で並んで現在同率5位。これからも負けられない戦いが続きます。なお、本日のマン・オブ・ザ・マッチは、勝負を決するトライを決めた小泉将選手でした。
次節は、大阪花園ラグビー場でのドコモ戦。NTTダービーです。ますます、目が離せません!

皆さま、グランドで会いましょう。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日の試合の感想を。

ポイント的に後が無い状況で、今日負けてしまえば2ndステージで上位グループに入ることは難しくなる中、なんとしても勝とうとチーム全員で試合に臨みました。試合の入りからいつも以上の熱を選手たちは発していましたし、最初のトライで今日は行けるという感触を得ました。ただ、相手に崩されたわけでも無くミスから2本トライを奪われてしまったり、前半攻めつづけているところでトライを獲れなかったりと、止めを打てないところがまだまだ弱い部分ですね。7点差以内の勝利でしたので、トヨタさんにも1ポイント入ってしまい、勝点では同数になりました。次のドコモ戦、そして九州電力戦と試合は続きますが、それを勝っていかないことには今日の勝利も意味が無くなってしまいます。気を引き締めて、またいい準備をしていきたいと思います。

――今日のゲームプランは?

今日は相手の防御を分析した結果、ボールを多少外に振って攻撃しようと考えていました。また、ディフェンスでは基本的に2人で接点を処理し、反則をしないで我慢していこうと準備をしてきました。今週我々は今日が決勝戦だという意気込みで準備をしてきました。ジャージ渡しもいつもとは変えてグランドで一人ずつ名前を呼んで渡し、今日の試合が今シーズンの全てなのだという意識付けを強くしてきました。先週、サテライトでパナソニック戦がありましたが、相手を分析することなく自分たちのラグビーをやりきって勝利できました。サテライトのメンバーがいつもやっていることを出し切れば勝てるということをチームに教えてくれました。ですから今日は、出場メンバーがサテライトメンバーに恩返しをしよう、未来をつなごう、と言って戦いました。勝利は選手全員の勝利です。

――最後の2分ぐらいの相手の猛攻をどういう気持ちで見ていましたか?

こういう経験は今まで何度もしているのですが、心臓に悪いですね(笑)。とにかく反則をしないことを祈って見ていました。勝てて、本当に嬉しいです。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテンのコメント

秩父宮ラグビー場で今シーズンはまだ勝っていなかったので、多くのファンやチームメイトの前で勝利できたことを非常に嬉しく思います。試合は、スクラムとラインアウトで終始プレッシャーをかけることができ、ディフェンスでも我慢できたことが勝因だと思っています。次のNTTダービーに向けて、またレベルアップした試合を皆さまにお見せできるように頑張っていきます。毎試合、目の前の試合に全力を尽くそうとやってきていましたが、今日の試合が大一番だということをみんな理解してくれていい準備ができました。最後のディフェンスの場面では、ペナルティを犯さないことをみんなで声を掛け合い、とにかく敵陣でプレーしようと話していました。相手のビッグゲインがあって、自陣に持ち込まれてしまいましたが、ペナルティさえ犯さなければ我慢できる自信はありました。

小泉将選手のコメント(本日のマン・オブ・ザ・マッチ)

小泉将選手

今日の試合のスタメンを言われて、自分としてはやっと出られるという気持ちでした。ずっとバックアップメンバーとして、試合前のアップまでは出ていたのですが、メンバーには入っていませんでしたので、羨ましく見ていました。スタメンで試合に出られるということは光栄なことだと思いますし、選んでもらえたことを嬉しく思っています。自分のランスキルを監督が評価してくれたと思いますので、今日は絶対見せてやると思っていました。自分は、ボールを持って走りたいプレーヤーなので、ボール来ないかなあとずっと思っていました。今日は積極的に責めることができたと思います。チーム内にうまい選手や早い選手はいますので、自分としては、強さを武器にしています。前半に一つトライを取りきれなかったので、ああいう場面できっちりと取り切れるようにしたいです。今日に向けて特別な準備をしてきたわけでは無いのですが、今までやってきたことをしっかり出そうと心がけました。

君島良夫選手のコメント

君島良夫選手

ほんと、勝って良かったです。それに尽きます。この2週間、けっこうプレッシャーがありました。NECがサントリーに勝ちましたので、もう今日の試合は落とすわけにはいきませんでした。先週のサテライト、パナソニック戦では、僕も前半だけ出場しましたが、Bチームのメンバーがすごくいいプレーをしてくれて、それがチームの勢いにつながったと思います。今日は、チーム全員の力で勝てたと思います。そのパナソニック戦も試合の入りがすごく良かったので、今日も最初の10分にフォーカスしていました。これまでの三試合は、夏の戦い方と言いますか、ボールをあまり外に動かさずに硬い試合運びをしましたが、涼しくなりましたし、相手を分析して外にチャンスがあるということもわかっていましたので、外にボールを動かすプレーを前半からどんどんやって、それが嵌っていい流れができました。後半は疲れが出てきたこともあってうまくいかない時間帯もあったのですが、今日は外で取ったトライが多かったのでバックスとしても嬉しいですね。次節のドコモ戦は大阪の試合になりますが、僕は関西の大学(同志社大学)に行っていましたので、大阪の人たちがたくさん観に来てくれたら嬉しいです。個人的にも花園ラグビー場は一番好きなグランドですので、チームのコントローラーとして思い切ってやります。応援よろしくお願いします。グランドで会いましょう。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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