試合日程・結果

リーグ最終戦を終了間際の逆転で劇的な勝利!

ShiningArcs

28

VS

九州電力キューデンヴォルテクス

27

1月6日(日)、福岡レベルファイブスタジアム。今シーズンのトップリーグ最終節。心配していた雪になることも無く、風もほとんど無い穏やかな天候で14時のキックオフを迎える。シャイニングアークスにとっては、トップリーグ昇格三年目にして初の勝ち越しのかかった試合になる。

九州電力ボールのキックオフでゲーム開始。キャッチしたボールを自陣深くからつないでいく。HO濱田宇功選手のビッグゲインなどで、敵陣内まで攻め込み連続アタックを仕掛ける。FBブラッキン・カラウリア ヘンリー選手がタッチライン際のグラバーキックでトライを狙うなど、攻撃の手を緩めず攻め続けるが、トライを奪うことができない。次第に最後列から敵陣でのエリアを奪い合うキック合戦の様相になってくる。しかし、相手FBのロングキックにより自陣での展開が多くなっていく。 14分、自陣22m内で相手に攻め込まれ、相手がインゴールに放ったグラバーキックを拾われて先制トライを許してしまう。G×0-5。22分、敵陣22m付近でのマイボールスクラムに相手がコラプシングの反則。SO君島良夫選手がショットを選択してこれを難なく決め、3-5。その後もWTB小泉将選手のビッグゲインなどで、敵陣22m内に攻め込むがトライを獲り切れない。37分、敵陣で攻めている時のパスからのこぼれ球に相手が素早く反応し、自陣裏深くにけり込まれ、走り勝った相手にトライを奪われる。ゴールも決まり、3-12。ここで前半終了。

シャイニングアークスのキックオフで後半開始。SH岡健二選手OUT、鶴田諒選手IN。替わったSH鶴田選手のハイパントを効果的に使っていく。また、スクラムやラインアウトのセットプレーを優位に進めて敵陣に攻め込む。PR山口泰生選手、CTB溝口裕哉選手OUT、秋葉俊和選手、マット・サンダーズ選手IN。12分、敵陣20m付近での相手のコラプシングの反則に君島選手がショットを選択。これを決め、6-12と追いすがる。

そして16分、左サイドを小泉選手が大きくゲインし、ボールを今度は右に展開し、最後は大外のブラッキン選手が右サイドぎりぎりに飛び込んでトライ。難しい角度のゴールを君島選手が決め、13-12と逆転。しかし19分、今度はお返しのように自陣で展開され、左大外にトライを決められる。ゴールは決まらず、13-17と再びリードを許す。ここから再び攻撃に転じるが、24分、敵陣でパスをインターセプトされ、およそ60mを走り切られてトライされてしまう。G13-24。FL栗原大介選手OUT、小峰徹也選手IN。

28分、敵陣左サイドでアタックをしていたところでいったんパスが乱れるが、それによって相手の陣形が崩れ、ブラッキン選手が一気に抜け出し相手数人を交わして左隅にトライ。難しい角度からの君島選手のゴールは惜しくもポストに当たって決まらず、18-24。再び1トライ&1ゴール圏内に詰め寄る。しかし34分、自陣15m付近でシャイニングアークスがノックオンオフサイドの反則を犯し、相手がショットを選択。これが決まり、18-27。リスタートから敵陣22m内に攻め込むシャイニングアークス。37分、相手の反則に君島選手がショットを選択。これを決め21-27と再び1トライ&1ゴール圏内に追い詰める。残り時間は3分。

相手が自陣深くに放ったリスタートキックをつないでいくシャイニングアークス。時間的にもう一つのミスも許されない。そして39分、途中交代で入った小峰選手が大きく縦に抜け出し敵陣に入ったところで、フォローしていたNo.8トッド・クレバー選手にパス。トッド選手が追いすがる相手選手数人を振り切って40m近くを走り切りトライ。そして、スタンドのファンがかたずを飲んで見守る中、落ち着いて君島選手がゴールを決め、ついに28-27と逆転。その瞬間ホーンが鳴ってノーサイド。劇的な勝利を飾る。

遠方まで応援に駆けつけてくださったファンの皆さま、twitterやJスポーツ等で見守ってくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。

今シーズンのトップリーグ公式戦を、7勝6敗、9位の成績で終えました。次回の試合は、日本選手権出場をかけたワイルドカードトーナメント一回戦。1月20日(日)、12時から近鉄花園ラグビー場で、NECグリーンロケッツを相手に行われます。グランドで会いましょう。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日のゲームの感想を。

どっちが勝ってもおかしくない試合でしたが、最後に何とか勝つことができました。自分たちがいいプレーをできずに、逆に相手が素晴らしいプレーをしたと思います。

試合の入りは、アタックを仕掛けて選手たちの気持ちに勢いつけようとしました。

試合の入りは良かったのですが、その流れの中でトライを獲れずに自陣に戻ってきてしまって、流れに乗りきれませんでした。前半我々はアタックの意思統一ができていませんでしたので、ハーフタイムでは、後半は順目に順目に自分たちの形で攻めるように話しました。また前半の途中からのキック合戦では、相手のFB荒巻選手の正確なキックで優位にエリアを取られていましたので、後半はハイパントの得意なSH鶴田選手を投入して、キックプランを変えました。

――今シーズンを振り返って。

トップリーグ昇格1年目が4勝、去年が5勝、今シーズンは7勝です。ただ7勝したら普通は6位ぐらいに行けるはずなのですが、順位が9位ということはボーナスポイントが少なかったということです。4トライ以上獲った試合はキャノン戦のみで、基本的に得点力が低い状態が続きました。一方、リーグの下位チームにはしっかり勝つことが出来るようになりました。これは大切なことです。

当初の目標は、ボトム3のチームには全勝して、トップ3に奇跡の1勝、そして中位8チームに最低4勝を目指していましたが(合計8勝)、中位チームとの戦いで勝利が1つ足りず7勝でリーグ戦を終えました。現在チームはまだまだいいプレーを出来る余地が十分にあります。もっともっと良くなれます。シーズン最後の1秒まで、全力で頑張ります。

――ワイルドカードに向けて。

挑戦者として、我々の強みであるセットプレーとディフェンスを磨いていきます。ナドロ選手など、キーマンに対する対策は必要だと思いますが、メインは自分たちの強みを磨いてその強みで戦うことです。

小林訓也ゲームキャプテンのコメント

小林訓也ゲームキャプテン

前半のしんどい所でみんなが頑張ってくれて自分を支えてくれたので、いい雰囲気で追い上げることができました。勝ててほっとしています。

トッド・クレバー選手のコメント(本日のマン・オブ・ザ・マッチ)

トッド・クレバー選手

今日の試合では、ほとんどの時間うまくいっていませんでしたので、結果的に勝利に結びついて良かったです。前半キック合戦になってしまい、相手のエリアマネージメントの方がうまかったです。また、こちらのミスから相手にトライを与えてしまいました。試合の終わりが近づくにつれテンポがよくなってきましたので、前半からそうできれば良かったです。

最後のトライは、無心で走りました。チームとして、今日の試合に勝てたことは大きいと思います。そして、チームというのはスタンドに応援に来てくださるファンの皆さんも含めて一つのチームだと思っています。ワイルドカードのNEC戦はタフな試合になると思いますが、前回負けていますので、そのリベンジのためにもファンの皆さんの力は大きいと思います。ファンの皆さんと一緒に勝ちに行きましょう。

八藤後裕太選手のコメント

八藤後裕太選手

(木曽選手が急遽外れて先発に入りましたが)先発の可能性があるということは、昨日の空港で言われました(笑)。今までトップリーグではリザーブでの途中出場はありますが、先発出場は初めてです。チームとして一緒のことをやっていますので、先発でもリザーブでもいつでも出場する準備はできています。今日の試合では、経験豊富な選手がチームには多いので、自分のプレーを楽しむことができました。リードされていても追いつけない点差では無かったので、前を向いてプレーできました。トップリーグはひと段落しましたが、ワイルドカード、そしてその先の日本選手権に向けてチャレンジはまだ続きますので、水曜日からまたいい準備をして行きます。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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