試合日程・結果

ブレークダウンを支配され、完敗を喫す。

ShiningArcs

5

VS

神戸製鋼コベルコスティーラーズ

48

12月2日(日)、近鉄花園ラグビー場。天候が心配されたが、うっすらと雲が覆う空模様で寒さもそれほどでは無い。風もほとんど無い。芝も美しく絶好のコンディション。いよいよ後半戦スタート。対するは、今シーズン無敗で2位につけている神戸製鋼コベルコスティーラーズ。大阪の地ではあるが、本日も多くのシャイニングアークスファンが駆けつけて下さった。

12時、神戸製鋼ボールでキックオフ。2分、オフサイドの反則をおかしてしまうと、相手がショットを選択。PG成功、0-3。この日の神戸製鋼はブレークダウンが激しく、ターンオーバーされたり、イーブンボールを奪われたりで、攻撃を組み立てることがなかなかできない。7分、神戸製鋼ボールのラインアウトから左タッチライン際を抜け出されトライを奪われる。G0-10。スクラムやラインアウトからのセットプレーでは優勢に進めるが、ブレークダウンやイーブンボールの場面ではことごとく劣勢に立たされる。また相手の力強いタックルでアタックが止められてしまう。24分、ターンオーバーから繋がれトライを奪われる。G0-17。29分、CTBアレサナ・ツイランギ選手OUT、ブラッキン・ カラウリア ヘンリー選手IN。32分、シャイニングアークスのオーバーザトップの反則に、相手はショットを選択。約40mの距離を決める。0-20。確実に得点を重ねていく神戸製鋼。

37分、敵陣でボールを持ったSO君島良夫選手が右タッチライン際ゴールライン手前にキックパス。LOアイザック・ロス選手が相手と競るが惜しくもノックオン。39分、敵陣ゴール前10mでのマイボールスクラムで相手選手が反則を犯したところ、N0.8山下弘資選手がクイックスタート。自ら縦に走り込む。ラックから、SH鶴田諒選手→LOロス選手→SO君島選手→CTBカラウリア ヘンリー選手→WTB友井川拓選手へと展開され、スピードで相手を振り切った友井川選手が大外にトライ。G×5-20。ここで前半終了。

シャイニングアークスボールで後半キックオフ。SH鶴田諒選手OUT、岡健二選手IN。2分、相手のオフサイドにPGを狙わず、タッチキック。敵陣ゴール前でのマイボールラインアウト。ラック状態からボールが君島選手に渡ると今度は右タッチライン沿いを走っていたWTB小川優輔選手にトライを狙うキックパス。しかし決まらず。その後も身長差を活かして、ロス選手や木曽選手にトライに直結するキックパスを出すが、決まらない。敵陣で攻め続けるシャイニングアークス。点差が付いてしまっているため、相手のペナルティからでもスクラムを選択しトライを獲りに行く。何度もゴールライン間際まで攻め込むが、トライを奪えない。FB栗原徹選手OUT、佐藤晴紀選手IN。No.8山下弘資選手、LOアイザック・ロス選手OUT、トッド・クレバー選手、馬屋原誠選手IN。敵陣でアタックを繰り返し、シャイニングアークスの時間帯が続く。しかし、固いデフェンスでゴールラインを割らせない神戸製鋼。25分、逆にこぼれたボールを拾われて、一気に60mを走られトライされてしまう。G5-27。FL石神勝選手OUT、種本直人選手IN。この後も攻めている場面でターンオーバーされたり、イーブンボールを拾われて、32分、36分、そしてロスタイムの41分にもトライを奪われ、ノーサイド。5-48。

完敗である。相手の激しいブレークダウンやタックルに、自分たちのゲームをさせてもらえなかった。しかし、下を向いている時間は無い。ゲームは続く。次のNEC戦に向けてしっかりとした準備を行っていくのみである。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日の試合の感想を。

神戸製鋼は強かったですね。神戸のプレーは素晴らしかった。ブレークダウンもディフェンスも良かったです。我々は力不足でした。前半予想外の圧力を受けて、落ち着くまでに時間がかかってしまいました。一次のブレークダウンからプレッシャーをかけていこうという考えが相手にあったと思います。ツイランギ選手を早めに交代させたのは、足を少し痛めていたからです。
我々の攻撃時に、ジャック・フーリー選手がディフェンスを閉じてくる(一人前へ出てくる)のは予想通りだったのですが、今日の試合ではそれが顕著でした。ですから一次攻撃でフーリー選手を巻き込みたいとは思っていました。前半の最後のトライでは、フーリー選手がラックの近くにいる状態で攻めることができたので、大外でトライできました。
後半は25分までずっと敵陣で攻めていましたが、その時間帯で少なくとも一つはトライを獲りたかったですね。そうすれば、8点差になって多少流れが変わった可能性もあったと思います。PGは、後半最初の敵陣でのPGのみ、狙ってもよかった場面でした。その後敵陣でずっと攻めていましたので、PGは狙いませんでした。長い時間敵陣で攻めた後、結局トライがとれずPGを狙い、3点と引き換えに自陣に戻ってくるというのはいい流れではないと考えています。今日は6トライ取られてしまいましたが、そのうちの5個はターンオーバーからでした。
攻めて攻めて攻め疲れたところを、ターンオーバーされてトライされてしまいました。

――ハーフタイムにはどんな指示を?

前半ブレークダウンでターンオーバーをされることが多く、ゲームを支配することができなかったので、パスの少ないアタックで、変なオフロードパスも使わず、ダイレクトプレー(縦に強いアタック)でリズムを掴もうと話しました。セットプレーは前半から良かったので、風上になる後半にセットプレーからいいテンポで仕掛けていこうと話しました。

――次節に向けて。

今日は相手が本当に素晴らしい出来で、難しいプレースキックも全部入ったように流れも向こうにあったように感じます。相手が強かったから負けた訳ですが、こういう連戦の状況では敗戦を引きずらない事も大切です。今日のような敗戦の後は、ポジティブに自分たちの信じた道をしっかり進むことが必要です。やってきたことは何も失っていません。失ったものは結果だけであって、自分たちのスキルは何も失っていないと選手たちには話しました。また大事なことは、今後トップリーグで試合をしていく中で改善が必要な部分をピックアップして、向上に努めることです。今日の我々のスクラムは最高でした。また、攻撃のテンポを今日は出せなかったので、次戦からはしっかりできるようにこの一週間で準備していきたいと思います。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

――今日の試合の感想を。

悔しいですね。前半は、相手の仕掛けに受けに回ってしまいました。後半は点差が開いていたので前がかりに攻めて行きましたので、そこからターンオーバーされての失点は気にしていません。次節に向けて、下を向かないで前を向いて頑張っていきます。

山下弘資選手のコメント

山下弘資選手

――トップリーグ公式戦初出場の感想を。

周りの方々から激励の言葉をたくさんいただきました。自分が今までやってきたことを、一つ一つ一生懸命やって試合を楽しむことを目標にして試合に臨みました。試合前は少し緊張しましたが、始まってしまえばいつも通りのプレーができたと思っています。個人としては、アタックが得意なのでもう少しボールをもらいたかったです。ただ、コンタクトした感触では、自分の得意とするアタックはトップリーグの舞台でも通用するという自信を得ることができました。ディフェンスではもっと低く強くタックルに入る練習を重ねて、迫力のあるタックルをできるようになりたいと思っています。応援よろしくお願いします。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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