試合日程・結果

勝利で終えたが、課題も多く見つかったゲーム。

ShiningArcs

33

VS

クボタスピアーズ

31

6月2日(土)、今シーズン初となる社会人チーム相手の15人制練習試合が行われた。対するは、クボタスピアーズ。現在はトップイースト所属だが、長らくトップリーグで活躍してきたチーム。また、両チームのホームグランドが近距離にあり、ダービーマッチの間柄でもある。この試合は、40分 × 3本の変則マッチで行われた。

13時、シャイニングアークスボールでキックオフ。試合直前の円陣での熱い気持ちのままに、出足から1対1の場面で激しく当たっていく。相手陣に攻め込む。しかし4分、マイボールスクラムで反則を取られてしまったのをきっかけに、連続して反則を取られ、自陣で攻撃を受け続ける。そして6分、自陣ゴール前で犯した反則をクイックスタートされ、ラックから持ち込まれてトライ。G0-7。12分、敵陣22m付近まで攻め込んでいたが、ターンオーバーされ、一気にトライまで持ち込まれる。G0-14。更に21分、相手ボールスクラムから展開されトライ。G×0-19。シャイニングアークスは、試合の「入り」にあった良さが消えてしまい、攻撃の型を創れず、ちぐはぐな展開。またスクラム等でも反則を多く取られる。しかし、40分、敵陣22m付近での相手反則によるマイボールを、SH西村渉選手がクイックスタート。そこからSO君島良夫選手に繋いで、最後はFB栗原徹選手が抜け出し、左隅にトライ。 G×5-19。そこで、一本目終了。

二本目は、メンバーを大幅に入れ替えてスタート。11分、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトからモールを押し込んでFL笠原歩選手がトライ。G12-19。27分、敵陣での連続攻撃から自らボールを持ち抜け出たSH鶴田諒選手が大きくゲイン。パスしたボールがもう一度鶴田選手に渡りトライ。G19-19。しかし37分、自陣ゴール前での相手ボールスクラムからラックになり、持ち出されてトライ。G19-26。続いて40分にも、相手の連続アタックからトライを奪われる。G×19-31。二本目終了。

ハーフタイム、三本目のゲームキャプテンのSH岡健二選手から「自分たちの型をシンプルにやっていこう!」との声が選手たちにかけられる。

三本目も選手を大幅に入れ替えキックオフ。一進一退の攻防が続くが、シャイニングアークスのアタックに型が出始め、徐々に相手陣内に攻め込む。30分過ぎから、相手の反則もあり、ゴール前10m付近で連続アタックを仕掛ける。34分、テンポよくボールを捌くSH岡健二選手からLO杉浦直人選手→LO小嶋信哉選手へと渡りトライ。G26-31。続いて36分、自陣で相手の攻撃をターンオーバーし、CTBオリバー・サンダーズ選手から受けたボールをWTB沼尻大輝選手が右ライン際を大きくゲイン。最後はFL栗原大介選手が中央を大きく突破してトライ。ゴールも成功し、ついに33-31と逆転。試合は、そのままノーサイド。勝利で終えることができた。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

―今日のゲームの感想をお願いします。

まだやっぱり基本的なスキルで、できていないことがいっぱいあるということを十分みんなが認識できた試合だったと思いますね。練習とは相手の圧力が違って、強いはずのセットプレーで後手を踏んでしまったりとか、順目(*ボールの展開方向をブレイクダウンの次の攻撃でも同じ方向へ展開すること)にもっと走ろうということができなかったりという基本的なスキルがまだまだですね。みんなも十分練習では頑張ってきてくれていますが、自分たちが今いる位置が高くないことが、それぞれの選手としてわかったと思います。いいプレーをした選手もいっぱいいましたが、それぞれの選手が自分の課題を掴めたと思います。

―今シーズン初めての社会人チームとの練習試合で、戸惑いも?

そうですね、キーマンが何人もいない中でのゲームだったので楽しみでもありましたが、そういう中で今日出た選手たちは、自分たちが何をしなければいけないかということを感じてくれたと思います。レフリングへの対応ができなかったことなど、試合で起こる困難な状況にまだ対応できていませんが、そういう時でも頑張ることを今年のテーマにもしています。トップリーグでは、調子の悪い時に勝てるかどうかで順位が決まっていくと思います。例えば、サントリー、東芝、パナソニックなどのチャンピオンチームは、調子が悪くても負けません。レフリングやメンバーに関係無く、もっともっとできなくてはいけないと思いますね。

―練習の話に変わりますが、フィットネス向上の課題は順調ですか。

予定通り上がってきていると思います。フィットネステストの結果によって、基本的な運動能力は順調に上がってきています。これを今度は、ゲーム中のプレーに変えていくというところがまだできていないので、もっとコンタクトを入れた中でのフィットネス、いわゆるゲームフィットネスを上げていくことに変換していきます。

―他のチームでもフィットネス向上を掲げているところが多いですが。

そうですね。日本のラグビーも進化してきていて、強いチームを司っているものはS&C(ストレングス&コンディショニング)と言われていて、まず走れないと始まらないということがあります。ただランニングラグビーに対しては、僕は天邪鬼ですから(笑)、十分にフィットネスを準備して、もうちょっとキックをうまく使っていこうという考えもあります。スーパーラグビーなんかを見ていても、キックをうまく使っていますよね。80分間ペースを上げっぱなしにすることは、例えチャンピオンチームでも難しいわけですから、キックを使いながらも、行くときには行くというエキサイティングなラグビーを目指したいですね。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

一本目

二本目

三本目

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