試合日程・結果

苦戦を強いられたが、NTTダービーを制す!

ShiningArcs

23

VS

NTTドコモレッドハリケーンズ

15

10月6日(土)、秩父宮ラグビー場。二週間の休みを挟んだトップリーグ第5節、対NTTドコモレッドハリケーンズ戦。スタンドには、7,043人の観客が集まってくれた。11月に休みを迎えるウィンドー・マンスまでの4連戦の初戦。そして、NTTダービー。しかし、両チーム選手内に結膜炎が発生し、シャイニングアークスでは、PR斉藤展士選手とSH鶴田諒選手が出場予定メンバーから外れ、当日になってもHO濱田宇功選手が急遽外れ、種本直人選手がスタメンに入り、リザーブにHO白隆尚選手が追加される。雨も心配されたが、夏を思わせるほどの暑さの中での一戦となった。

14時、ドコモボールでキックオフ。ボールの処理にもたつきキックで返すが、キャッチされて中央を突破され、ゴール前で左隅にパスされて、開始30秒でノーホイッスルトライを許してしまう。ゴールは決まらず、0-5と先制される。

2分、相手に鋭くタックルに行ったトップリーグ初出場のCTB土肥健人選手が頭を強く打ち退場。交代出場した、本来WTBの小泉将選手がCTBのポジションに入る。

7分、相手のノットロールアウェーの反則にSO君島良夫選手が40mのショットを選択。だが、ゴールは失敗。流れは、またドコモに戻ってゆく。

しかし19分、相手陣内22m付近でLOアイザック・ロス選手から後ろにボールがこぼれたところで相手の陣容が乱れる。すかさずLO木曽一選手が拾い上げ君島選手へパス。君島選手が外へパスダミーを入れてから、内に走り込んできたWTB友井川拓選手に阿吽のパス。相手選手の間を縫ってそのまま縦に切り裂きゴール中央にトライ。君島選手のゴールも決まり、7-5と逆転。

その後、得意のセットプレーで有利に展開できず、アタックの形がなかなか作れない。

33分、一本目のトライと同じような形で、ボールを持った君島選手が外へフェイントをかけてから内へ走り込んできたCTB小泉将選手へパス。そのままスピードに乗って縦に走り込みトライ。君島選手のゴールも決まり、14-5。FL栗原大介選手が負傷しOUT、FL石神勝選手IN。スコアはこのまま動かず、前半終了。

君島選手のキックオフで後半開始。アイザック・ロス選手、栗原徹選手OUT、馬屋原誠選手、アレサナ・ツイランギ選手IN。ツイランギ選手がCTBに入り、小泉選手がWTBに、小川選手がFBに。

後半も入りが悪く、受けに回りなかなかアタックを続けられない。それでも13分、相手のノットロールアウェーの反則に君島選手がショットを選択。ゴール成功、17-5。確実に得点を重ねる。しかし17分、ドコモ・FBムリアイナ選手にラインブレイクされ、そのまま走り込まれて絶妙のコントロールキックでボールはインゴールに転がる。一足早く相手に拾われトライを奪われる。ゴール失敗、17-10。21分、敵陣ゴール前に攻め込んだところで、相手がオフサイドの反則。君島選手のゴール成功、20-10。PR山口泰生選手、SH岡健二選手OUT、PR小野慎介選手、SH西村修選手IN。

28分、自陣5mでのドコモボールラインアウト。モールを形成され押し込まれる。そこから左大外にパスを通されトライ。17-15。ワントライ、ワンゴール圏内に再び追いつかれる。32分、敵陣25m付近で相手がハンドの反則。君島選手のゴール成功、23-15。その後、ゴール近くまで攻められる展開もあったが守り切り、勝利の時を迎える。

結果を見れば、ドコモの3トライに対して、2トライ&3PGで確実に得点を積み重ねての勝利。また試合前や試合中の予期せぬメンバーチェンジなど難しいゲームマネージメントだったが、勝利で終われたことは大きい。次節は、10月14(日)。相手は、トップリーグ初昇格ながら好調を維持するキヤノンイーグルス。仙台での開催になりますが、応援よろしくお願いします。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日の試合の感想を。

今季一番出来の悪い試合で負けなかったことは、良かったと思います。この試合に向けてフォーカスしてきたことは、セットプレーで十分に圧力をかけることと、アタックでは複数のランナーが走り込んで的を絞らせないようにすることでした。しかし、CTBの土肥選手が試合開始早々に頭を打って退場したり、前半の最後10分はラインアウトが予想外に取れなかったりと、難しい試合となりました。

――この2週間はどういう準備をしてきましたか?

前節までで奪ったトライが6、失ったトライも6という結果ですので、ディフェンスに関しては昨シーズンよりも良くなっていると思います。今までアタックで自分たちの形を作れていませんでしたので、ボールキャリアが誰だかわからないように複数のランナーの選択肢ができるようなシェイプをつくることに重点を置いて練習してきました。

――しかし、それが今日はできなかったということでしょうか。

キックとランの使い分けが悪かったですね。中途半端なキックを使い続けてドコモのカウンターを受けてしまいました。アタックしていれば相手の反則も取れたのですが、今日はゲーム運びがうまくいきませんでした。もっとランを多く使うべきでした。

――事前のゲームプランとの相違は?

走力では上回れると予想していましたのでアタックでテンポを作っていこうということと、引き気味のディフェンスをするチームでしたので、ボールを横に振るのではなく縦に切り裂いていくのが有効だと考えていました。アタックに関しては、ある程度はプラン通り出来たと思います。プラン外だったのは、試合中に怪我人が出たこともあって、キックの使い方が徹底できていなかったことです。反省点はたくさんありますが、これをすべて糧にして次のキヤノン戦に向けて前を向いて明るく準備を進めていきます。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

獲れたはずのところでトライを獲り切れなかったので、こういうゲームになってしまいました。ドコモの勢いがある時間帯に自分たちのプレーが出来ず、終始ゲームをコントロールすることが出来ませんでした。ゲームが動いている中で君島選手や山下大悟選手に声を掛けたりして修正を心がけましたが、チームとして意志統一しきれなかった部分があります。ただ、この内容で勝てたことに関しては、チームの地力がついてきた証拠だと思っています。勝って反省できることはいいことですので、次の試合に向けて前を向いて準備していきます。

小野慎介選手のコメント

小野慎介選手

(トップリーグでの初出場になりますが)非常に緊張してあっという間に終わってしまいました。いつ出場するかわからなかったので、準備のタイミングが難しかったです。やっぱり大学生とは接点の強さが全然違いました。大学時代は普通に入れたところを、はじかれたりしてしまいました。試合に関しては、スクラムもラインアウトも良くなくて、いつものチームとしてのプレーができませんでした。次に出る時には、しっかり自分のプレーができるように頑張ります。

君島良夫選手のコメント(本日のマン・オブ・ザ・マッチ)

君島良夫選手

夏の試合を含めて、ドコモとのNTTダービーを毎年2回やるのですが、やりづらいところは有ります。それでも、自分たちにフォーカスして試合に臨もうということは話し合っていました。チームとしての出来はそんなに良くなかったのですが、それでも勝てたことは自信になりました。今日の試合は、交代も含めて予想していなかったことがあってうまくゲームを運べなかったこともあるとは思いますが、まだまだ実力が足りないということです。キックに関しては、長いキックを一本外しましたが、他は難しい位置ではなかったので決めて当然だったと思っています。トライは2本とも同じようなシチュエイションでしたが、いつも狙っているコースです。特に友井川選手は得意なコースですし、小泉選手もいいランナーですので、空いたところに投げて同じようなシーンになりました。チームもいい雰囲気ですので、相手がどこであろうと自分たちのラグビーをしていきます。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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