試合日程・結果

逆転に次ぐ、逆転劇。ついに勝利を掴み取る!

ShiningArcs

42

VS

コカ・コーラウエスト
レッドスパークス

36

2月5日(日)、福岡レベルファイブスタジアム。トップリーグ最終節が行われた。時折晴れ間も覗くが雨もぱらつく不安定な天候。対する相手は、コカ・コーラウエスト。自動降格圏内脱出を賭けての一戦。試合は、予想通り激しい戦いとなった。

13時、コカ・コーラウエストボールのキックオフで試合は始まった。立ち上がりは、両チームとも自陣深くからはキックを使っての慎重な展開。緊張感が高まる。2分、敵陣22m付近でのこの試合のマイボール・ファーストスクラム。早くからセットプレーでプレッシャーをかけていく。しかし、相手反則から得たマイボール・ラインアウトを二度続けて失敗してしまう。気負いが出ているのか。また、攻めながらもパスミスなどでボールをロスしてしまう。逆に7分、自陣に攻め込まれ、右サイドオープンにボールを回されてトライを奪われる。G0-7。続く10分にも同様に右サイドに展開されトライ。G×0-12。早くも2トライを奪われてしまう。相手のコカ・コーラウエストは前節のホンダヒート同様、ブレイクダウンに人数をかけてきて激しさを見せる。ここから反撃に出るシャイニングアークス。16分から、相手ペナルティにより3回連続で敵陣5m付近でのマイボール・ラインアウトを仕掛けるが、トライに至らない。23分には、相手ペナルティからスクラムを選択。敵陣5m付近でのスクラムにたまらず相手が反則を繰り返す。認定トライもなるかと思われたが、ここでも攻めきれない。その後も敵陣に相手を釘付けにして攻め続けるがトライまで持ち込めない。いやな時間帯が続いたが、37分、敵陣でのラックからボールが渡ったWTB友井川選手が、中央から右に流れるに見せて縦にステップで交わし、相手数人を置き去りにしてトライ。FB栗原選手G7-12。更に40分、連続アタックを仕掛け右サイドから逆サイドまで大きく展開して、LOロス選手がトライ。G14-12。ここで前半終了。

栗原選手のキックオフで後半開始。CTB JPネル選手OUT→CTB土肥選手IN。土肥選手は、トップリーグデビューになる。1分、相手反則から敵陣10m付近でのマイボール・ラインアウト。モールで押し込むと相手7番がたまらずモールを崩しにかかり、二枚目のイエローカードで退場。更にセットプレーが有利になる。2分、敵陣5m付近でのマイボール・スクラムからタッチライン際を左に抜け出したFL小林選手がトライ。G21-12。6分、ハーフウェイラインを超えた敵陣からSOウィング選手がランで縦に切り込み、ロス選手にパス。タックルを受けながらも柔らかなオフロードパスでFLダレン選手につなぎ、ゴール左にトライ。G28-12。相手を突き放しにかかる。しかし、すぐに反撃を受けてしまう。9分、16分、20分とラインを破られて3連続トライを奪われ、28-33と逆転されてしまう。SH鶴田選手OUT→SH岡選手IN。HO濱田選手OUT→HO加藤選手IN。No.8フォトゥ選手OUT→LO馬屋原選手IN。27分、敵陣5mでのマイボール・スクラム。相手がスクラムを崩しにかかる。コラプシングの反則を繰り返し、30分、ついに認定トライ。G35-33と逆転する。しかし、35分、自陣30m付近でオフサイドの反則を犯してしまい、PG.を決められて35-36と再度逆転されてしまう。LO石神選手OUT→LOアストン選手IN。残り時間が迫る中、37分、敵陣22m付近のラックから抜け出したウィング選手が中央にトライ!G42-36と逆転。このままノーサイドになり、最終節の激戦を勝利で飾った。

結果、5勝7敗1分け、勝ち点30の9位で今シーズンを終了した。残念ながらワイルドカード進出はならなかったが、咋シーズンの成績を上回り、成長の証を見せることができた。

今シーズンもすべての試合に多くのファンの方々が足を運んでいただき、ありがとうございました。また、twitterやfacebookページ、TV中継でも見守っていただきありがとうございました。選手・スタッフ共々感謝しております。しばしの休養の後、また、新生シャイニングアークスとして更なる高みを目指して活動していきます。今後ともよろしくお願いします。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

今日の試合は、今シーズン最後の試合ということで、春から今までやってきた自分たちのラグビーを見せようということにフォーカスして試合に臨みました。昨日のミーティングではメンバー全員に一言ずつ今日のゲームにかける思いを語ってもらい、このメンバーでやる最後の試合だからとにかく勝ちたい、という皆の想いが共有できてチームがひとつになれたと思います。ゲームは、予想していた通り非常にタフな内容になりました。試合の入りでのラインアウトを2本続けて失敗して自分たちのボールをキープできず、また相手の激しいブレイクダウンにも苦しみ、試合の流れが掴めませんでした。ボールのデリバリーが遅れて、思ったように攻撃のテンポが作れない状況でキャプテンの友井川選手が個人技で悪い流れを断ち切るトライを決め、自らのプレーでリーダーシップを示してくれて、悪い流れを止めてくれたことが大きかったですね。そして、前半の修正点でボールをキープしてアタックし続けるということを選手が最後まで貫いてくれたことが、勝利の要因だったと思います。また、我々の強みであるスクラムで終始相手を圧倒したことが大きかったです。チームが成長した証を今日のゲームで示せたと思いますので、来シーズンに向けても非常に大きな勝利でした。しかし、シーズンを振り返ると力を出し切れず敗れた試合も多くありました。コンスタントに力を発揮できるように、来シーズンは4月からしっかりとトレーニングを積んでベースアップして、もう1ランク上のレベルを目指したいと思います。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

シーズンを通して多くのファンが会場に駆けつけてくれて、選手の背中を押してくれたことを本当にうれしく思っています。また、タイトなスケジュールの中で一戦一戦を戦ってくれた選手やスタッフを誇りに思っています。今日の試合に関しては、ワイルドカード出場も無くなり、モチベーションを維持するのが難しい状況でしたが、一年間やってきたことを仲間たちやファンの前でしっかりと出したいという気持ちでこの一週間準備をしてきました。ここ何試合か、敵陣で攻めていながらもミスでトライを取りきれないところがあり、今日もいいゾーンにいても取りきれずに焦ってしまうという悪循環がありました。狙って取れるトライじゃないですけど、そこの悪い時間帯で自分でトライが取れたのは大きかったですね。ただ後半にぽんぽんとチームで二つトライを取れたのですが、ディフェンスで受けてしまったり、エリアマネージメントができずに自陣でミスをしてしまったところで、逆転されてしまいました。最後に逆転したところは、自分たちでボールキープをしてしっかりアタックを続けていけば必ずトライできるという自信はありました。まあ、内容はともかく、最後に勝って終われたということは、チームの今後の財産になると思っています。(今年、友井川選手のトライは9本になりますね。)去年は外で取れたトライが無かったのですが、今年は形で取れているトライが何本かあるのでチームとして成長できていると思います。またタイトなスケジュールの中で、個人的にも怪我無くフル出場できたことはうれしく思います。練習の時に、一試合でも一日でも一週間でもステップアップしていこうとチームの中で話をしてきましたので、結果としてステップアップできたことは個人としてもチームとしても非常にうれしく思います。

アイザック・ロス選手(本日のマン・オブ・ザ・マッチ)のコメント

アイザック・ロス選手

今日の試合は最終節ですので、相手も勝ちにこだわって非常にハングリーに戦ってくるのはわかっていました。ここ2試合の近鉄戦、ホンダ戦は、自分たちで自らの首を絞めてしまっていました。ですから今日の試合は、特に自分たちのパフォーマンスをやりきること、自分たちの強みを出すことにフォーカスをして試合に臨みました。今日の試合でコカ・コーラの皆さんが非常にハードなラグビーをしてきて、それに対応して我々もハードなプレーができたことにお礼を言いたいと思います。僅差の試合で勝てたことは、我々の方が少しだけ勝ちたいという気持ちが強かったのではないかと思っています。今シーズンは、私にとって初めて経験する日本のラグビートップリーグの1年間でした。自分にこのようなチャンスをくれたことを、NTTコムに感謝します。今シーズンを通して我々には、いい評価と悪い評価と、様々な評価があったと思います。来シーズンに向けては、もうただ単にチャレンジャーであるだけでなく、常に上位で戦っていけるようにならなくてはなりません。そして、来シーズンも非常に楽しみに思っております。最後に、ファンの皆さまがいつも応援してくださったことにお礼を言いたいと思います。ドウモアリガトウゴザイマシタ。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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