試合日程・結果

最後まで粘り強く攻めて一度は逆転するが、ドロー。勝点3を獲得。

ShiningArcs

33

VS

リコーブラックラムズ

33

1月15(日)、秩父宮ラグビー場。トップリーグ第10節が行われた。対するリコーブラックラムズは、勝点25で8位。シャイニングアークスは勝ち点19の9位。両チームとも更に上位を狙うために負けられない戦いである。

14時、リコーブラックラムズボールのキックオフ。お互いエリアを意識した慎重な立ち上がり。この日もシャイニングアークスはゲームの「入り」が良く、激しいディフェンスとセットプレーを仕掛けていく。3分、左サイドから逆サイドに走るLOアイザック・ロス選手に大きなキックパス。ゴール前5mでキャッチし、あわやトライだったが惜しくもならず。だが、攻撃は続き、ゴール前スクラムからSH鶴田選手→WTBアネシ選手へとパスが渡り、トライ。FB栗原選手のゴールは決まらず、5-0。リスタートからも敵陣で展開する時間が多く、アタックを続けていくシャイニングアークス。11分、スクラムでリコーがコラプシングの反則。PGを選択した栗原選手が決め、8-0。しかしリスタート直後にターンオーバーされ連続攻撃を受けトライ。ゴールも決まり、8-7。スクラムで試合を有利に展開し、アタックを仕掛けていくが、トライを取り切れない。逆に22分、ミスからカウンターアタックを受け、最後は中央にいたノヌー選手の個人技で抜き去られトライ。ゴールも決まり、8-14と逆転される。さらに29分、パスカットされたボールを裏に蹴り込まれて相手に拾われトライ。ゴールは決まらず、8-19。連続トライを奪われ嫌な空気が流れたが、直後の32分、リスタートキックを相手がこぼしたところをアイザック・ロス選手が奪い取りノーホイッスル・トライ!ゴールは決まらず13-19。ペースを掴み返したと思われましたが、リスタートのボールを今度は相手に展開され、37分ハスケル選手にトライを奪われてしまう。相手の強力な外国人ランナーを止めきれず、カウンターアタックを受けてしまうシャイニングアークス。13-26と離される。このまま前半終了かと思われたが、ホーンが鳴ったと同時に相手が反則を犯し、栗原選手がPGを決めて16-26とし、前半終了。

栗原選手のキックで後半開始。後半も「入り」から動きのいいシャイニングアークス。前半同様、スクラムでプレッシャーを掛けていく。7分、敵陣20m付近でのハイタックルの反則からPGを選択した栗原選手が決め、19-26と差を詰める。この後、しばらく膠着した展開が続く。緊張感が高まる。そして25分、連続攻撃を仕掛けていたシャイニングアークスのSOクレイグ・ウィング選手が逆サイドに走るアイザック・ロス選手に大きなキックパス。インゴールで、相手二人と競ったロス選手が見事にキャッチしトライ!!まるで、ラインアウトのようにロス選手の高さとキャッチングのうまさが光る。栗原選手のゴールも決まり、26-26の同点。HO濱田選手OUT→HO加藤選手IN。PR山口選手OUT→PR秋葉選手IN。31分、LO馬屋原選手負傷退場→LO小嶋選手IN。さらに32分、敵陣20m付近のマイボールスクラムからラックになり、ボールが渡ったクレイグ・ウィング選手が相手数人を交わしてゴールポスト付近までインゴールを廻り込んでトライ。ゴールも決まり、33-26とついに逆転に成功。しかし、リスタート直後の37分、またしてもノヌー選手の個人技で突破されトライを許し、ゴールも決まり33-33と同点。
このままノーサイドになるかと思われたが、ホーンが鳴った後の40分、相手反則で栗原選手がPGを狙う。決まれば、勝利でノーサイド。ここで名手栗原選手が外してしまう。キャッチしたボールを蹴り出さずにプレーを続けるリコーブラックラムズ。そして43分、再び相手が反則を犯し、栗原選手がPGを狙うが、惜しくも外してしまう。そのボールをキャッチした相手が再びプレーを続ける。湧く場内。しかし、相手がノックオンしたところでノーサイド。

33-33の引き分けの結果となった。引き分けの勝点2にプラスして、トライ4つのボーナスポイント1を加えて、勝点3を獲得。順位は9位のまま変わらず。寒い中、大勢のファンの方々に熱い声援を送っていただき、ありがとうございました。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

リコーさんの強いフィジカルに対して、フィジカルで負けないということと、我々の強みであると考えているセットプレーでプレッシャーを掛けていくということにフォーカスして試合に臨みました。そしてプラン通りにスクラム/ラインアウトでは、終始プレッシャーを与えることができたと思っています。またブレイクダウンでも、選手たちが非常にいいファイトをしてくれました。しかし、前半に自分たちのミスからボールをターンオーバーされ、トライを許すケースが多くありました。ボールキープの精度を上げていく必要があると感じています。また前半はワイドに振りすぎた傾向があったので、後半はまずダイレクトプレーで縦に攻めていこうと修正を図りました。試合の「入り」の10分を良くして試合を支配しようという意識がチーム全体に浸透してきました。後半に追いつけたことも、後半の「入り」が良かったためだと思っています。選手たちが最後まで諦めず勝利に向かって戦い抜いた姿は、誇りに思います。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

前半からいいアタックを仕掛けていけたと思うのですが、リコーさんの強くて早いランナーを走らせてしまってトライを取りきれませんでした。それが接戦になった原因だと思っています。前半で点差が少し離れましたが、ハーフタイムで後半は自分たちのアタックとボールキープをしていこうと話し合いました。スクラムやブレイクダウンでは、リコーさんにプレッシャーを掛けることができたと思っています。最後の2本のPGは、間違いなく成功させるスキルを栗原選手が持っていますのでショットを選択しました。今までの試合で栗原選手のキックに助けられた場面もたくさんありますし、外れたことはまったく気にしていません。同点という結果は非常に悔しいですが、フィジカルの強いリコーさんを相手にこれだけのゲームをできたことを前向きに捉えて、がんばっていきます。

斉藤展士選手のコメント

斉藤展士選手

いやー、疲れましたね。(記者会見で相手のキャプテンが「今まで戦ってきたチームの中で一番スクラムが強かった。3番が強かった」とコメントしていましたが。)ありがとうございます。相手のスクラムを意識するより、自分たちのスクラムをいかに組むかというところにフォーカスしています。そこにフォーカスしないと小手先だけのスクラムになってしまい、勝てないんです。押せないんです。自分たちがどういうスクラムを組みたいのかということを、常に自問自答して突き詰めていかないとだめなんです。FWとしては、今まで通りスクラムとラインアウトでプレッシャーを掛けることを、ひたすら積み重ねていくことですね。昨年のラグビーワールドカップでスクラムの重要性が再認識され、セットプレーが強いチームが結局勝っています。FWでは、セットプレーがしっかりできる選手が最終的に選ばれます。シャイニングアークスもそういう意識で若い世代がどんどん成長していってくれればうれしいです。残り3試合、シンプルにセットプレーをがんばって、一生懸命走ってタックルして、林ヘッドコーチの方針に従って小さいことを積み重ねていくだけです。

アストン鷹クロフォード選手のコメント

アストン鷹クロフォード選手

脚は、大丈夫です。ですが、チームのゲームプランを整理して、もうちょっと慣れなくてはいけない部分もあります。それに関しては、またがんばっていきます。チームにはダレン選手とかロス選手とかいいボールキャリアがチームにいます。彼らについていけばオフロードパスなどでいいボールがもらえるのはわかっていましたので、最初から狙っていました。今日の試合ではいいところもありましたが、強引なプレーをしてしまい、我々のミスからターンオーバーされて得点を奪われてしまってことは、悔しいです。個人的にはディフェンスもまだ整理する必要がありますね。残り3試合を今日のようにスタメンとしてフル出場できればなあと思っています。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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