試合日程・結果

セットプレーとブレイクダウンを制して、NTTダービーに勝利!

ShiningArcs

34

VS

NTTドコモレッドハリケーンズ

24

12月17日(土)、秩父宮ラグビー場。いよいよトップリーグを舞台としたNTTダービーマッチが行われる。バックスタンドはシャイニングアークス応援団の黄色と、NTTドコモレッドハリケーンズ応援団の赤で二分されている。両チームとも多くのファンがグランドに駆け付けて下さり、8897人の入場者数となった。

12時、NTTドコモボールでのキックオフ。この日のシャイニングアークスは、敵陣までしっかりとボールをつないで展開していく。また、No.8フォトゥー選手らの強力なランナーが前に出てゆき、ボールを支配し続ける。6分、SOクレイグ・ウィング選手がハイタックルの反則を受ける。これをFB栗原選手が危なげなくPGを決め、3-0と先制する。9分、CTB山下大悟選手のビッグゲインを皮切りにSH鶴田選手→クレイグ・ウィング選手→CTB JP・ネル選手とつなぎ、そのまま走りきりトライ。栗原選手のゴールも決まり、10-0。セットプレーも安定し、ラインアウトでは相手ボールを何度かスチールするシャイニングアークス。11分、早く前に出るディフェンスにパスコースが無くなったところを、WTB友井川選手が狙い済ましたようにインターセプトして、独走トライ。ゴールも決まり、17-0とリードを広げる。その後も敵陣でボールを支配し続ける。30分、相手キックがノータッチになったところから、JPウィング選手がスピードに乗ったランで数人をかわしてトライ。ゴールは失敗し、22-0。40分、NTTドコモがPGを決め、22-3となったところで前半終了。ほとんどの時間帯を敵陣で展開し、今シーズン最高といえるパフォーマンスで前半を終えた。

後半になってもシャイニングアークスの攻撃は止まらない。10分、敵陣22m内での展開からLOアイザック・ロス選手→クレイグ・ウィング選手→友井川選手とボールが渡り、友井川選手が低く飛び込んでトライ。この日4本目となるトライで早くもボーナスポイントを獲得した。ゴールは失敗し、27-3。PR山口選手OUT、PR秋葉選手IN。13分、ターンオーバーしたボールを持ったJP・ネル選手が右サイドを突破し、最後NTTドコモFBムリアイナ選手を振り切って、今日3本目のトライ。ゴールも決まり、34-3。しかし、ここから流れは相手のものとなる。21分、シャイニングアークスゴール前での浮き球を、NTTドコモFBムリアイナ選手が空中でもぎとり、体を反転させてトライ。さすがの個人技を見せる。ゴールも決まり、34-10。HO濱田OUT、HO種本IN。No.8フォトゥー選手OUT、LO馬屋原選手IN。28分には、シャイニングアークスゴール前から絶妙のグラバーキックでインゴールに転がったボールを押さえられてトライ。ゴールも決まり34-17。FB栗原選手OUT、FB佐藤晴紀選手IN。LO石神選手OUT、LO木曾選手IN。SH鶴田選手OUT、SH岡選手IN。PR斉藤選手負傷退場、PR山口選手IN。更にロスタイムにもトライを獲られて、34-24でノーサイド。終盤3連続トライを奪われてしまったが、初のNTTダービーを勝利で飾った。

今年最後となる次節は、12月24日(土)。相手は今シーズン好調の波に乗っているNECグリーンロケッツです。ファンの皆さま、ぜひグランドに駆けつけていただき、大きな声援をお願いします。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

今日は、我々の強みと捉えているセットプレーで相手にプレッシャーをかけていこうと試合に臨みました。まず前半は、セットプレーで本当にプレッシャーをかけ続けることができたのが大きかったと思います。それともうひとつの我々の強みであるディフェンスでも選手がしっかりと圧力をかけ続けてくれたことが勝利につながったと感じています。ドコモさんのバックローを中心としたブレイクダウンの激しさは、もちろんチームとして警戒していました。そこでしっかりとファイトできたので、いいアタックにつながったと思います。また相手の10番のディフェンスがウィークポイントだと分析していましたので、そこをしっかり攻めていったのが功を奏しました。次節のNEC戦に関しては、フィジカルが強いチームですので1対1でしっかりとファイトすること、またセットプレーにもこだわりのあるチームですので、そこもしっかりとやっていきたいと考えています。

林雅人ヘッドコーチのコメント

林雅人ヘッドコーチ

今日は、セットプレーで圧力をかけていくことにフォーカスしていました。また、ダイレクトプレーからゲームを組み立てる準備をして試合に臨みました。そして試合の入りのセットプレーは、スクラム、ラインアウト、ともに素晴らしい出来でした。同時に1つ目の相手のラインアウトにも十分に圧力をかけることができ、ターンオーバーという最高の形でスタートできたことは、この試合を大きく支配する結果になったと思っています。試合開始早々から、ゲームフォーカスを実行できた選手の集中力とスキルが、実にすばらしかったと思います。また、ダイレクトプレーからのゲームの組み立ても十分機能していました。
今日は意図的に、後半電光掲示板を背にする陣地を選択しましたが、ハーフタイムに選手には「絶対、電光掲示板を見るな!」と伝えました。なぜなら前半22-0としたところで、自陣から無理な攻撃を仕掛けて反則をとられ、相手にPGを決められ22-3とされたからです。22点のリードが選手のプレー選択に影響した結果でした。したがって、「後半はいつも0-0のつもりでプレーしよう、得点や残り時間を気にして電光掲示板を絶対に見るな」と伝えました。
今は、栗原徹選手や山下大悟選手などのベテランが十分ゲームターゲットを理解してチームをリードしてくれており、プレーでも活躍をしてくれて、チームの状態はいいと感じています。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

前半は非常にいいゲームができたと思っています。逆に後半は自分たちの出足が鈍ってしまい、ドコモさんのいいようにアタックされてしまったという印象を持っています。ずっとライバルであるドコモさんとトップリーグで戦えるということを、楽しみにしていました。トップリーグは途中ですが、NTTグループとして、NTTコム、NTTドコモとも結果を残して、伝統のあるダービーマッチにしていきたいと思います。相手のムリアイナ選手の印象は、ランプレーもフィールドポジションも素晴らしかったですし、選択肢にミスが無いと感じました。またトライの嗅覚も優れた選手だと思いました。

JP・ネル選手(本日のマン・オブ・ザ・マッチ)のコメント

JP・ネル選手

―怪我をしていたとは思えない活躍でした

膝に痛みを抱えていました。先週試合に出ずに休みをもらったので、少し良くなりました。去年のトップリーグは途中ウィンドウマンスという4週間の休みがあったのですが、今年はそれがありませんので、毎週タフなチームが続いていて痛みを抱えているのですが、痛みと共にプレーをしています。

―NTTダービーということで、チーム内にプレッシャーはありましたか?

プレッシャーというよりも、この試合を楽しみたいという興奮のほうが試合の前は強かったです。NTTドコモさんもNTTコムも非常に観客動員力がありますので、たくさんの観客が来てくれると信じてワクワクしていました。実際、バックスタンドがあんなに多くの観客で埋まっているのを見たのは初めてですし、その応援に見合うプレーをすることができたと思っています。

―今日の試合は最初からしっかりとつないでいきましたが、事前の話し合いで?

我々のチームには優れたランナーが揃っていると自負していますし、実際ボールを持って走る「ラン・ラグビー」のほうが相手に与える脅威が強いと知っています。今日に関しては、非常にドライな天候でしたので、ボールを廻すラグビーができると判断しました。第2節からパナソニック戦までウェットなコンディションの試合が続いていたので自分たちでボールを廻していくプレーができていませんでしたが、今日の試合に関しては試合前からボールをまわしていって自分たちの強みを出していこうというプランをチームで持っていました。

―次節のNEC戦に向けて

NECさんはフィジカルが強くタフなチームであることは、もちろん知っています。今までの試合でも証明しています。FW戦でも激しくやってくるし、BKでも得点が取れる素晴らしいチームだと思っています。我々は、今年の練習試合でも二度対戦していますし、彼らがどういうプレーをやってくるかは、わかっています。ただあまり推測に走らずに、我々は失うものの無いチャレンジャーですので、試合を楽しもうと思っています。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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