試合日程・結果

相手の得意とするラグビーに嵌り、3トライを奪うが敗戦。

ShiningArcs

21

VS

パナソニックワイルドナイツ

52

12月10日(土)、秩父宮ラグビー場。トップリーグ第6節 vs パナソニックワイルドナイツ戦が冬らしい快晴の下、行われた。対するパナソニックワイルドナイツは、前身の三洋電機時代から常に優勝争いに絡んできた強豪である。

12時、シャイニングアークスSO君島選手のキックで試合開始。相手22m陣内まで深く届いたキックから一度は相手キックで戻されるも再び22m陣内まで攻め込むシャイニングアークス。しかし、ノックオンを犯し、再びキックで大きく戻されてしまう。4分、パナソニックの前に出るディフェンスによって、なかなかラインを上げられないまま、こぼれ球を相手に拾われてつながれ、一気にラインブレイクされてトライ。ゴールも決まり、0-7。7分、君島選手がペナルティゴールを狙うが失敗。この日のシャイニングアークスは、キックを多用。だが、なかなか自陣から抜け出せない。また相手が攻撃のときに深いラインを敷いてくるため、これまで得意としていた早く前に出るディフェンスが届かず、しばしばラインブレークされてしまう。20分、パナソニックボールのラインアウトでオブストラクションの反則を取られる。それを相手FB田邊選手がPGを選択し成功。0-10。26分には、自陣でのハイパントキックをチャージされてボールを奪われ、オープンに大きく展開されてトライを奪われる。ゴールも決まり0-17。31分、相手ボールラインアウトからボールを回され、最後は相手の個人技でトライ。ゴールも決まり、0-24。このままでは終われないシャイニングアークス。35分頃から相手22m陣内で攻撃のフェーズをしぶとく重ねていく。相手も強固なディフェンスで耐える。そして38分、ゴール前5mのスクラムからWTB沼尻選手が抜け出して突進し相手数人をかわして待望のトライ。君島選手のゴールも決まり、7-24と差を詰める。しかし、リスタートからホーンが鳴ったロスタイムにトライを奪われてしまい、7-31で前半を終える。

パナソニックボールで後半キックオフ。後半に入ると前半とはスタイルを変え、自陣からでもボールをつないでいくシャイニングアークス。だが、2分にパスコースを読まれてインターセプトされトライ。PR斉藤選手OUT→PR甲斐選手IN。LOアイザック・ロス選手OUT→LO小嶋選手IN。10分には、裏に蹴られたボールの処理を誤ってボールを奪われトライ。7-45と引き離される。だがボールをつないでいくため、攻撃の時間が長くなり敵陣での展開が多くなる。HO濱田選手OUT→HO種本選手IN。SH西村選手OUT→SH岡選手IN。そして19分、WTB友井川選手が相手のパスコースを読んでインターセプトし、そのまま独走トライ。29分にも相手のパスミスで転がったボールにすばやく反応して拾い上げ、そのままゴール下にトライ。21-45。あと1本トライを奪えばボーナスポイント1を獲得できる。FL木曽選手OUT→FL八藤後選手IN。攻めるシャイニングアークス。だが、セットプレーに乱れが見え始め逆にピンチを招いてしまう。そして前半同様、ロスタイムに入って相手にトライを奪われ、21-52。ここでノーサイド。

2試合続けての大敗になってしまいましたが、週を空けずに12月17日(土)は、いよいよNTTダービーとなる、NTTドコモ戦です。
ファンの皆さま、ぜひグランドに駆けつけていただき、大きな声援をお願いします。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

今日の試合は、自分たちのミスで相手の得意な形に持っていかれてしまいました。ターンオーバーを何度もされ、相手にアタックの機会を多く与えてしまいました。またプレーの精度の高さにやはりチャンピオンチームだなと感じました。うちはプレーの精度において、フェーズを重ねたときにミスをしてしまいました。来週ドコモさんとNTTダービーがあります。怪我人に関しては、まだ確実に戻ってこれると言い切ることはできないのですが、数名は間に合いそうです。また前を向いて一週間修正して試合に臨みたいと思います。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

前半にパナソニックさんの得意なラグビーに付き合ってしまったところが、敗因だったと思います。相手が広く深いラインを敷いているのに対して、バックス陣で前に取りに行き過ぎて中途半端なディフェンスになってしまったというのが前半の印象です。ハーフタイムに後半はしっかりボールキープをして自分たちのアタックをしようと話し合いをしました。後半に関してはターンオーバーから形で崩されてはいなかったと思います。結果としては、後半2トライとりましたが、ボーナスポイントとなるあとひとつを取りきれませんでしたので、悔しい思いをしています。ただ来週ドコモ戦がありますので、しっかり前を向いてがんばっていきます。

アイザック・ロス選手のコメント

アイザック・ロス選手

―まず今日の試合の感想を

今日トップ4の常連チームであるパナソニックさんと試合をして、それに相応しいチームであることが証明されました。スクラムやラインアウトのセットピースが我々の強みなのですが、その他のエリアで圧倒されました。相手のスピードや反応の速さに我々がついていけませんでした。セットピース以外の我々のプレーを修正していかないと、パナソニックさんのようなすべての面においてレベルの高いチームには勝てないということを感じました。

―トップリーグ6節を終えて、日本のラグビーに対する印象は?

とにかく速い、テンポが速いラグビーです。私が今までプレーしてきたラグビーの中でも、最も速い部類に入ると思います。もちろんフィジカル面に強いチームも有りましたが、非常に速いラグビーをやるというのが、これまで6試合を終えた印象です。

―今までの経験からチームにアドバイスしていることは?

5試合を終えて、怪我人が続出してチーム編成が変わってきました。私がチームメイトに常に言っていることは、監督も言っていますが、ジャージをもらって試合に出るメンバーが現状のチームのベストメンバーだということ。そしてジャージをもらったからには、その重みをかみ締めてプレーすること。また、いつジャージをもらっても最高のプレーができるように、常にいい準備をしておくことです。これは、私自身もそう思ってやっていることです。

―長身ですが、オフロードパスなどの柔らかいプレーはいつ身に付けましたか?

小さいころから常にボールを使って何かをするということが好きだったので、自然にスキルが身に付きました。その後に体が大きくなりすぎただけです(笑)。
(*ロス選手のご両親は、ふたりとも元オールブラックスメンバー。)

―最後に。毎試合痛んでいるように見えますが、大丈夫ですか?

体が大きいこともあって、常に相手のチームからターゲットにされていることはわかっています。また通常の日本人選手が私にタックルすると、(自分が大きいせいで)体のど真ん中に当たってきます。毎週毎週ターゲットにされて体がきつい部分はありますが、ラグビー選手として、毎週激しい練習をやって試合で最高のパフォーマンスをしてチームのために体を張ることを、自分の仕事として喜んでやっていますので大丈夫です。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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