試合日程・結果

早いディフェンスで相手を脅かし、貴重な勝ち点1を得る!

ShiningArcs

10

VS

サントリーサンゴリアス

17

11月13日(日)、ユアテックスタジアム仙台。トップリーグ第三節の相手は、昨シーズンの日本選手権チャンピオン、サントリーサンゴリアス。試合前には両チームが合同で、子どもたちにラグビークリニックを行った。ラグビーを通して、東北の人々に勇気を与えたいという気持ちはいっしょである。

13時、サントリーボールでキックオフ。お互いイエローの1stジャージであるが、本日はシャイニングアークスが1stジャージで戦った。

開始早々に、FB栗原選手がグラバーキックで敵の裏に絶妙なボールを蹴り出し、素早く反応したWTB友井川選手が更にキックでインゴールまで持ち込むが惜しくもトライならず。

試合の入りから、敵陣での攻撃が続く。この日は要所要所でキックも使い、前へ前へと浅く早いフェンスをし続けるシャイニングアークス。

7分、敵陣25m付近、スクラムでの相手コラプシングの反則から栗原選手がPGを選択するが失敗。得点は動かず。10分にはサントリーにインターセプトされたボールを繋がれ、あわやトライされるところだったが、相手のハンドリングミスでピンチを凌ぐ。この日は、時折の小雨の影響でボールがスリッピーになっている。

12分、ペナルテイを得たサントリーがPGを選択して成功。0-3。

14分に、今度は相手オフサイドから栗原選手がPGを狙うが失敗。

この後、サントリーペースの時間帯が続く。自陣からなかなか抜け出せないまま、20分、自陣中央ゴール前ラックから繋がれてトライを許し、ゴールも決まり0-10とされる。そこから耐える時間帯が長くなるが、そのまま前半を終える。

後半、シャイニングアークスボールでキックオフ。そのまま自陣22m内に攻め込まれるが、SOクレイグ選手が巧みにターンオーバーし、そのまま80mを走りきり独走トライ!栗原選手のゴールも決まり、7-10と点差を詰める。

しかし、ここからスクラムでの反則を取られることが多くなり、苦しい時間帯が続く。9分、スクラムでのコラプシングの反則から敵ボールラインアウトになり、展開されトライを奪われ、ゴールも決まり、7-17。

ここから、逆にシャイニングアークスのペースになり始める。早く前に出るディフェンスに相手のミスや反則が出始める。

23分、敵陣に入り込んでの連続攻撃から最後、友井川選手が抜け出し、インゴールにボールをおいてトライかと思われたが認められず。しかし、その後も敵陣での攻撃が続く。徐々に相手の反則が増えてくる。ラインアウトも安定してきて、相手ボールスティールも増えてくる。34分、相手オフサイドの反則から栗原選手がPGを狙い成功。10-17とワントライ・ワンゴール圏内に詰め寄る。ここから更に連続攻撃を仕掛けるシャイニングアークス。何度か、敵陣22m内での展開に持ち込む。しかし、ホーンが鳴り、相手ボールになった所で蹴り出されノーサイド。惜しくも勝利を逃すが、10-17と7点差以内の貴重な勝ち点1を得た。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

今日の結果に対しては、グランドに出た選手たちをまず誇りに思います。サントリーさんには普通にやったら勝てませんので、異常になるぐらい極端にひたすら前に出てプレッシャーをかけるということにフォーカスしてこの一週間練習してきました。今日はディフェンスで少しでも我々の流れに持ってこようと、そしてその通り選手たちが頑張ってくれたので我々の時間帯もあったと思います。セットプレーでも負けてはなかったと思いますが、現実的にはスクラムで反則を取られることが多かったので、それは反省すべきポイントです。今日の勝ち点1というのは、我々にとって勝ち点1以上に重みのあるポイントだと考えています。終盤相手にペナルティが多くなったのは、こういうクロスゲームを想定していなかったので、そこで規律の乱れがあったのかなと。こういう試合を続ければ、シーズン中にチームが成長していけると思います。また、仙台での試合ということで、選手からも東北の皆さまに感動を与えられるような試合をしようという声が上がっていました。今日の選手のパフォーマンスは、昨年の日本選手権の覇者に昨年12位のチームがここまでやれたということで、東北の皆さまに多少なりとも勇気を与えられたのではないかと考えております。

林雅人ヘッドコーチのコメント

林雅人ヘッドコーチ

弱いチームが強いチームに挑戦する時は、普通に戦ったら普通に負けるので、異常に戦うと言いますか、フォーカスを絞ってやらなければいけないと思って今日のゲームプランを立てました。とにかく早いディフェンスでプレッシャーをかけて低くタックルする、それとブレークダウンでプレッシャーをかけようと、この2点にだけにフォーカスしました。また、これまでよりもキックを使っていったのは、サントリーのほうがフィットネスがあることはわかっていましたので、同じテンポでやると体力を消耗してしまいますし、向こうのバックスリーはサントリーのコーチ時代に知っていますので、蹴れば必ずランしてくるのもわかっていました。ですからこちらが前に進めてエネルギーをセーブできるという観点と、キックで返してこないバックスリーにプレッシャーをかけようという意図でした。終盤攻めていたときに攻め切りたかったですね。選手たちが本当に頑張っていましたので、せめて引き分け、できれば勝たせたかったですね。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

サントリーさんを相手に普通に戦ってもチャンスは無いと練習から意識付けができていました。浅く前でプレーをするのが特徴であり強みである相手のアタッキングラグビーに対して、しっかりディフェンスで前に出てプレッシャーをかけられれば我々の時間もできるはずだし、しっかりチャンスも作れると信じてチャレンジしました。それで、スタンドオフのピシ選手にプレッシャーをかけられたと思います。去年はキックでエリアをコントロールしてFWで強みを出すゲームプランで戦っていましたが、それでは相手にボールを与える機会が多くなるという側面もありました。特に今日のサントリーさんのようなアタックが得意なチームに対しては、キックを簡単に蹴るのでは無く、蹴るにしろコンテストできるボールとかプレッシャーをかけられるボールを蹴ろうとプランしていました。結果としては勝利には届きませんでしたが、ディフェンスにおいて評価できる所があったと思いますし、しっかり前を向いてまた来週の試合に臨みたいと思います。

濱田宇功選手のコメント

濱田宇功選手

コーチから言われているプレーを今までできていませんでしたので、そこを今日の試合ではひたむきに頑張ろうと思ってグランドに臨みました。あとは、楽しむことが欠けていたという思いが自分の中ではあって、昨日のチーム内でのスピーチでも自分もみんなも楽しもうと話しました。例えばいいタックルやったら楽しいし、うれしくてウキウキするし、そういう気持ちを一つ一つのプレーで出していこうと心掛けました。そういう気持ちにフォーカスしたことで、自分としてはいいプレーが何個かできたと思っています。サントリーさんは、やっぱりいいスクラムを組んできましたね。ビデオを事前に見てもいけるという思いはあったのですが、良いプレーをさせてもらえませんでした。ビデオを見て修正して、次戦ではいいスクラムを組めるようにします。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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