試合日程・結果

春季オープン戦 第2戦-VS サントリーサンゴリアス観戦記

2009年5月30日、心配された雨も上がり、この時期にしては肌寒さも感じさせる曇り空のコンディションの下、2009年春季オープン戦・第2戦が行われた。対するは、トップリーグの強豪・サントリーサンゴリアス。場所はサンゴリアスのホームグランド、サントリー府中スポーツセンター。サンゴリアスのメンバーは、この試合がファン感謝デイに組まれたこともあってか、この時期にもかかわらず主力級の選手がかなり揃っている。即ち、シャイニングアークスは、「ガチンコ・アウェー」の地に乗り込んだわけである。しかし、今現在のチームコンディションを測るためには、申し分ない相手でもある。そして、首都圏近郊での今年初めてのオープン戦になるこの試合、待ち焦がれていた多くのシャイングアークスファンが観戦に詰め掛けてくれた。

13時30分キックオフ。試合が進むに連れ、選手たちの「自信」は「確信」に変わっていったと思う。つまり、「練習は、裏切らない」ということだ。トップリーグの中でも自他ともに認めるハードワークを誇るサンゴリアスを相手に、個々の当たりでは引けを取らないのだ。それは、昨年シャノン・ヘッドコーチたちが就任してからの、本場オーストラリアのトッププロラグビーチームと変わらない練習プログラムをこなしてきた賜物である。しかし、連携プレーではまだチームとして習熟されていないこともあり、前半は相手に2トライを許し、0-14で終わる。

ハーフタイム。この日、古巣のサンゴリアスを相手にゲームキャプテンを務めた栗原選手は、充実感をにじませた表情でチームメイトに檄を飛ばした。「みんな気合入っていて、すごくいいよ」「みんなもおもしろいって思ってるだろ」「後半も気合全開でいこう!」シャノン・ヘッドコーチも続く。「タックルは、すごく良かった」「このまま自信を持って残り40分やっていこう」…選手たちの手ごたえがひしひしと伝わってくる。

そのハーフタイムの言葉通り、後半が始まってもシャイニングアークスの気持ちの入ったプレーは止まらない。そして、ついにWTB友井川 拓のトライが決まる。その後も様々にメンバーを入れ替えながら奮闘するも、要所要所においてトップリーグで鍛えられたうまさを見せた相手に4トライを許し、5-42でノーサイド。この時期、勝敗や点差を考えることはあまり意味はない。それよりも、トップリーグ優勝常連の強豪チームに当たり負けしないフィジカルを皆が身につけたことが強く印象に残った。目指すべき相手だっただけに、2年前にNTTコミュニケーションズラグビー部として始動したころとは比べることもできないほど進化したチームの姿が、はっきりとこの日の試合で見て取れたことが何よりもうれしい。新加入選手も増え、レギュラー争いも激しくなってくるばかりだが、残りの春季オープン戦、そして秋からの本番を期待せずにはいられない。

山本和林監督のコメント

山本和林監督

昨年からフィジカルに前向きに取り組んできたことが、こうした強豪チームともコンタクトで負けない結果に出たことを確認できて良かったです。それと今までとは違い、不用意な反則が減ったことも進化した部分だと思います。ただ、チームとしてはまだまだこれからですので、応援よろしくお願いします。

シャノン・フレーザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレーザーコーチ

今日の試合では、試合前に課題にしていた1対1のフィジカル面で絶対に負けないということができて非常に良かったです。ディフェンスでいかにタックルするか、それは気持ちが決めます。今日のタックルは80分間気持が途切れずに入っていました。それが何よりの収穫です。課題としては、ボールを持っていない時の動きを修正する必要などがあったりしますが、選手たちは今日の試合内容には自信を持っていいのではないでしょうか。

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