試合日程・結果

100点超の大量得点、完封で大勝

NTTコミュニケーションズ

124

VS

三菱重工長崎

0

1月17日、トップチャレンジ2に進出したNTTコミュニケーションズ シャイニングアークスはトップキュウシュウ2位・三菱重工長崎ラグビー部と対戦した。各地域2位同士が総当たりで争うこのシリーズは、入替戦進出のためには一敗も許されない戦いである。総合力で勝るシャイニングアークスは攻めては18トライを奪い、守っては失点を許さない完璧な試合運びで、124-0と大勝した。

前半だけで10トライ10ゴール

出場選手たちが「心強さを感じる」という、仲間の部員が振る応援旗がゴール裏で舞う

出場選手たちが「心強さを感じる」という、
仲間の部員が振る応援旗がゴール裏で舞う

「相手の、前節での対豊田自動織機さんとの試合を分析しましたが、実力でいえばトップイースト11を勝ち抜いた我々の方が上だとふまえていました。ですから、試合のテーマとしては、気持を緩めることなく、この1年間で自分たちの積み上げてきた経験や力をきちんと発揮するということだけに絞っていました」と、山本和林監督は話したが、その問題意識が確実にメンバー全員に貫かれたがゆえに、無駄な失点を許さない完封試合となったといえる。

前半2分、大量得点の口火を切ったWTB友井川拓のトライ

前半2分、大量得点の口火を切った
WTB友井川拓のトライ

前半2分、シャイニングアークスはラインアウトを起点としたオープン攻撃を展開、ロングパスを受けたWTB友井川拓がゴールポスト裏まで回り込んで先制トライ。7分には敵陣ゴール前10m付近でのマイボールスクラムからSH中山浩司が蹴り出したグラバーキックをWTB河津周平が押さえ込み、ケガから復帰して初のトライを決める。前半終了間際の41分には、この日三菱重工長崎ボールのラインアウトも悠々と獲得していたLO馬屋原誠が久々のトライを決めた。10トライ10ゴール、70-0の大差で前半を折り返す。

集中力は途切れず、失点許さず

個人プレーに走ることなく、基本に忠実なプレーを心がけていた

個人プレーに走ることなく、基本に忠実な
プレーを心がけていた

後半もシャイニングアークスの勢いは止まらない。2分、8分、16分と、見ている側に息をつかせる暇もないほどにトライを量産する。ほぼ勝利を掌中にしたシャイニングアークスだが、試合の焦点はシャイニングアークスが三菱重工長崎を完封できるか否かに移った。ワンサイドゲームの場合、選手たちの集中力が途切れてしまい、ディフェンスに対する意識が低くなる。その結果、与える必要のない点数を献上させてしまうことが多い。しかし、シャイニングアークスは自陣22mライン付近まで攻め込まれる場面こそ何度かあったものの、ゴールラインを割ることは決して許さなかった。また、後半22分にはSO君島良夫に代わり田澤聖寿が今季初出場するなど、メンバー22人が全員出場。後半も8トライ7ゴールの猛攻によって、124-0で大勝した。

試合終了間際、プレースキッカーを務めたFB栗原徹

試合終了間際、プレースキッカーを務めた
FB栗原徹

試合終了後グランドに立つ選手たちには、敗戦が絶対に許されないトップチャレンジ初戦を白星で飾ることができた安堵の表情が浮かんでいた。だが、気の緩みは感じられなかった。シャノン・フレーザーヘッドコーチが、「得点を許さなかったあなたたちを誇りに思う。だが、次がある。その次もある」と鼓舞したように、まだ戦い抜き勝たなければいけない試合があるのだから。
1月25日に対戦するトップウエスト2位・豊田自動織機について、加藤昭仁キャプテンは「フィジカルの強いチーム」という認識を持っている。強敵であるのは間違いない。しかし、「シャイニングアークスはリーグ戦で僅差の試合を勝ち抜いてきました。最後まで諦めない気持ちを持っていれば、負けるはずがないと思っています」と自信のほどもうかがわせた。

何重にも巻かれたテーピングがこれまでの戦いの激しさを物語る

何重にも巻かれたテーピングがこれまでの
戦いの激しさを物語る

我がシャイニングアークスの自信を確信に変えるためにも、サポーターの方々の声援が不可欠であるのは言うまでもない。次戦は、入替戦進出をかけた一戦となる。シャイニングアークスにとっては、アウェーの地となる大阪・近鉄花園ラグビー場に乗り込むことになるが、選手・スタッフ、そしてサポーターが一丸となって戦い、勝利をつかみ取ろう。

山本和林監督のコメント

山本和林監督
選手たちには「自分たちのスタンダードをやり遂げる試合をしていこう」と伝えました。実力の差はあると考えていましたので、相手任せにするのではなく、あくまで自分たち自身と向き合い、これまで積み重ねてきたことをこの試合でもきっちりとやり抜いてもらおうと考えていました。ちょっと気持ちが緩みかけた時間帯もありましたが、選手たちは自分たちを律することができていました。残された時間はわずかですが、次戦に向けていい準備を進めていきます。

シャノン・フレーザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレーザーコーチ

失点をしなかった戦いができたことは嬉しいです。選手たちの気持ちがアタックばかりに行ってしまうのを懸念していましたが、ディフェンスもとても良かったと思います。チームとしては総仕上げの時期ですが、選手たちは試合を重ねる毎に、自信をもって戦えています。またグランドでの判断力も着実に身についていますね。とてもいい状況になっていると言えます。次戦の花園、大阪なのでちょっと遠いですが、ぜひ大勢のサポーターの方にいらしていただきたいですね。シャイニングアークスの試合を楽しんでください。

加藤昭仁キャプテンのコメント

加藤昭仁キャプテン
豊田自動織機さんは、フィジカルが強くFWで勝負してくるチームだと思っています。今日のように80分間気持ちを切らすことないように戦っていきます。1点差でもいいんです、必ず勝ちます。

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