試合日程・結果

あと一歩力及ばず……無念の敗戦でリーグ3位に

NTTコミュニケーションズ

18

VS

横河電機

29

12月24日、トップイーストリーグ11公式戦最終戦が行なわれ、NTTコミュニケーションズ ラグビー部は9戦全勝の横河電機とリーグ優勝を賭けて対戦した。しかし、横河電機の分厚いディフェンスの壁を突き破ることができず、18-29で無念の敗退。創部初年度のリーグ成績は3位に終わった。来年1月6日、トップチャレンジシリーズ進出を賭けたプレーオフで、リーグ2位のセコムラガッツと対戦する。

普段通りのラグビーが展開できずく

前半は横河電機のFW陣に攻め込まれ劣勢に立たされることが多かった

前半は横河電機のFW陣に攻め込まれ
劣勢に立たされることが多かった

NTTコミュニケーションズ、横河電機両チームにとって、すべてを賭けるにふさわしい大舞台となった今季リーグ最終戦。優勝のためには、まずは勝利が前提条件となる。応援に駆けつけたサポーターたちの期待が高まる中、NTTコミュニケーションズのキックオフで試合開始。立ち上がりは互角のペースだったものの、体躯で勝る横河電機のFWが攻勢をかけていく。18分、自陣5mスクラムから横河電機の巨漢No.8ラディキ・サモに突進され、先制トライを許してしまう。24分、敵陣ゴール前で横河電機の反則でペナルティキックのチャンスを得てSO君島良夫がゴールに成功も、大きな流れを変えるまでには至らず。28分、38分それぞれ追加トライを決められてしまった。劣勢の流れの中、43分、再び敵陣22m付近からSO君島良夫がペナルティキックでゴール成功。6-19で前半を折り返す。

あと1トライで逆転勝利に迫ったが…

鬱憤を晴らすがごとく、勢いよくゴールに飛び込んだWTB矢口和良

鬱憤を晴らすがごとく、勢いよく
ゴールに飛び込んだWTB矢口和良

前半は、接点でのプレーで劣勢に立たされ、ボールキープこそしていてもボール供給は思うようにならない場面が目立った。また、強風の影響から、ラインアウトが不安定になっていた。普段通りのラグビーが展開できない苛立ちと焦り、プレッシャーも選手たちの表情から伝わってくる。流れを一変させるには、後半こそ先取点をあげたい――。その期待に応えて、9分、横河電機のペナルティからLO馬屋原誠がボールを持って突進、モールからCTB菱山卓が抜け出てゴールポスト真下に待望のトライを決めた。だが、14分、敵陣でのマイボールラインアウトという絶好のチャンスだったにもかかわらず、ボールを奪われ、横河電機No.8ラディキ・サモが独走、痛い失点を許してしまった。それでも、気持ちが切れることはなかった。25分から33分までの8分間、NTTコミュニケーションズは敵陣ゴール前で攻めに攻め続けた。前半は劣勢だったモール、ラックもこの場面では互角に渡り合えた。しかし、横河電機の堅いディフェンスに阻まれ、密集から抜け出せることができないまま、時間が経ってゆく。

この日の敗戦で見えた課題点を克服し、プレーオフには万全の準備で臨む

この日の敗戦で見えた課題点を克服し、
プレーオフには万全の準備で臨む

そして一瞬の光が差した。41分、敵陣22m付近での横河電機ペナルティから素早く展開し、WTB矢口和良が右隅に飛び込んでトライ。スコアは18-24、1トライ・1ゴールで逆転するまでに迫る。ロスタイム残り、2分。NTTコミュニケーションズは最後の力を振り絞って、前に前に出る。だが、時間に焦るあまりか、パスさばきが雑になり、逆にボールを奪われてしまう。そして、蹴りだされたボールを横河電機CTB田沼崇に押さえ込まれて痛恨のトライ。コンバージョンは外れたものの、すぐさまノーサイドのホイッスル。電光掲示板には18-29のスコア。応援席からは嘆息と同時に、初年度8勝2敗、トップイーストリーグ3位の成績で終えたNTTコミュニケーションズの選手・スタッフに対して惜しみない拍手が贈られた。残念ながら、リーグ優勝してトップリーグ昇格に向かうという目標は達成できなかったが、来年1月6日のプレーオフにおいて、リーグ2位のセコムラガッツと再び対戦する。次戦こそが、今季の総決算。トップリーグ昇格という目標のために、ぜひこそ「ALL OUT」して、宿敵を倒してほしい。

山本監督のコメント

8勝2敗という結果で今季のリーグ戦を終えました。ひとまずは選手たちによくやってくれたと伝えたいと思います。また、今日は大変寒い中、応援に駆けつけて下さった大勢の皆様に心より感謝申し上げます。1月6日のプレーオフこそは、ご期待にこたえられますよう、もう一度ゼロからチームを立て直して挑みたいと思います。応援をよろしくお願いします。

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