試合日程・結果

前半苦戦も流れを変える戦いで5連勝

NTTコミュニケーションズ

36

VS

明治安田生命

8

10月21日、トップイーストリーグ11公式戦第5戦、明治安田生命との一戦。前半は5-5のタイと、思わぬ苦戦を強いられた。後半はなんとか盛り返したが、チーム本来の実力を出し切れたとは言えず、今ひとつ乗り切れない試合運びであった。その戦いぶりには、後半戦に向けての課題を残した。

出足の早いタックルに悩まされる

前半は明治安田生命のタックルでサイド展開もままならない

前半は明治安田生命のタックルで
サイド展開もままならない

これまでの公式戦と若干の先発メンバーの入れ替えをおこなったNTTコミュニケーションズ。12分、自陣ゴール22mからのラックから密集の隙間を突いてファーストトライを許してしまう。その後も、緩急をつけたパスワークおよび出足の早いタックルで明治安田生命が優位に立つ。ようやくNTTコミュニケーションズらしさを発揮できたのが35分。敵陣ゴール前でのラインアウトからのモールからPR下山貴弘がトライ。これでようやく5-5のタイスコア。ハーフタイムのホイッスルが鳴ると、引き揚げていく選手たちは、当然のことながら「おかしい……」「こんなはずでは?」といった表情を消せない。

流れを変えた選手交代

熱狂的なファンからの歓声を浴びていたPR下山貴弘がチーム初のトライ

熱狂的なファンからの歓声を浴びていた
PR下山貴弘がチーム初のトライ

選手たちの気持ちが空回りしていた」(山本監督)前半とは打って変わって、後半はNTTコミュニケーションズのペースで試合を進められた。特に試合の流れを決定的にしたのが、後半9分における選手交代。LO細川智広、FLダレン・マーフィーに替わると、コンタクトプレーが力強さを取り戻す。13分、敵陣ゴール前でFWが果敢に前に出ていき、ダレンがボールを持ち出しトライ。

密集からこぼれたボールにセービングするNo.8ダレン・マーフィー

密集からこぼれたボールにセービングする
No.8ダレン・マーフィー

20分にはタッチを狙ったボールがライン際でバウンド、そのボールをSH友井川拓が蹴っていき、走力を活かしてそのままゴール左隅へ。圧巻だったのはラックからBKのみならずFWがライン参加した40分のトライ。このしびれるような全員参加のラグビーには観衆一同から大きな歓声が起こった。前後半通じて、ラインアウトからのモールを押し込んでという得点パターンは封じられてしまったが、積極的に前に出てラック中心の戦術にシフトするなど、ゲームの中で軌道修正できたのは収穫でもあった。公式戦前半を全勝で折り返すことができたNTTコミュニケーションズは、後半戦初戦をまず強豪サントリーフーズと対戦するなど、トップリーグ昇格にあたっての厳しい戦いは続くため、チーム一丸となって突破していくことを期待したい。

山本監督のコメント

序盤から明治安田生命のプレッシャーが強く前に出ることができないでいましたが、後半からは積極的に攻撃できるようになっていきました。前半が厳しい状況でヒヤヒヤしたところもあったわけですが、結果的には順当に勝てました。後半戦は格上と思っているチームと対戦しますが、臆せずに戦いたいなと思います。

加藤昭仁キャプテンのコメント

最初から後半のような試合運びができていればよかったのではないかと思います。そこは反省材料としなければいけませんね。強いチームが相手の場合、気持ちだけでも勝っていかないと、そのままズルズルといってしまいますので、キックオフから圧倒する心構えで戦えるようにもって行くつもりです。

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