試合日程・結果

持ち味を出し切れぬものの……全勝をキープ

NTTコミュニケーションズ

37

VS

釜石シーウェイブスRFC

14

10月14日、トップイーストリーグ11公式戦第4戦、釜石シーウェイブスRFCとの対戦はNTTコミュニケーションズラグビー部から前後半で各1名のシンビンを受ける選手を出すなど、荒れ模様。しかし、要所では個人技が光り、辛くも勝利を収めた。

出足の遅さが目立った前半

ライン際の疾走を止めるWTB河津周平

ライン際の疾走を止めるWTB河津周平

遠征の地は釜石シーウェイブスRFCの地元、北上陸上競技場。試合当日朝、選手たちはこの地特有の風の涼しさを実感していたに違いない。競技場周辺には露店が並び、13時キックオフの1時間前から、釜石シーウェイブスRFCを応援しようという観客で賑わいを見せる。そんな中でも、サブグランドでの練習を見る限り、NTTコミュニケーションズの選手たちは3週間ぶりの試合を待ちきれないかのようにリラックスしていた。しかし、この3週間というブランクは大きい。ましてや、プレッシャーがかかるアウェイの地だ。4分、釜石が先制。地元岩手、宮城や、東京からも駆けつけたサ ポーターがざわつくなか7分、釜石のペナルティから得たフリーキックをSH友井川拓が早仕掛けし、トライに成功。ここで巻き返し怒涛の攻撃が始まるかと思いきや、セットプレー展開においても、ディフェンスにおいてもNTTコミュニケーションズの出足の遅さが目立つ。ボール支配率は圧倒的に釜石側で、自陣での戦いを余儀なくされる。その焦りからか、26分にはPR秋葉俊和が危険なタックルでシンビンを受けた。それでも、36分にはCTBタイ・グラッシーがトライを決め、前半を19-7で折り返した。

必要になる軌道修正

中央抜け出すSH友井川

中央抜け出すSH友井川

チームとしての連携が今ひとつだった前半を受け、ハーフタイムでは「相手に合わせないで自分たちのラグビーをしよう」と加藤昭仁キャプテンは選手たちに語りかけた。そして、NTTコミュニケーションズのキックオフで後半スタート。8分、FWが積極的に前に出て敵陣ゴール前に攻め込んでPR神田健司が今シーズン初トライ。だが、15分には釜石がトライとコンバージョンに成功、24-14とじわじわと差を詰める。中盤、NTTコミュニケーションズには前に出ようという気持ちが確かにあったが、それが空回りしてオフサイドを取られるといった手痛いミスが頻発。

試敵陣22メートル付近でボールを獲得したPR秋葉俊和

敵陣22メートル付近でボールを獲得した
PR秋葉俊和

さらに、25分にはNo.8ダレン・マーフィーがシンビンを受け、危うい局面に立たされる場面もあった。だが、35分、40分にはペナルティゴール成功で得点を重ね、ロスタイム中の43分には、PR秋葉のインターセプトを皮切りにラックで展開、この日背番号21をつけた柏原元がゴール中央にトライを決めて突き放した。アウェイの地で勝利を収めることができたが、次戦に向けてクリアしなければいけない課題があることがわかった試合となった。

加藤昭仁キャプテンのコメント

特に苦手な相手というわけではなかったのですが、相手が目の色を変えてきて臨んできたので、今日は苦しい戦いでした。サインプレーなど、きちんとやっておかなければいけないことができなかったこともありますので、来週の試合ではそのようなことがないようにしていきたいと思います。

秋葉俊和ゲームキャプテンのコメント

釜石のプレッシャーの厳しさにイライラしてしまって、エキサイトしてしまう場面がありました。反省しています。後半は前半と比べても前に出て行こうという気持ちが出てきたように思います。僕のインターセプトはたまたまそこにいたからなんですが(苦笑)、こんなふうに少しでも得点に絡んでいくプレーをしていきたいです。

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