【別紙】実証実験・システム構成概要

【別紙】実証実験・システム構成概要

※1 インターネット高度認証連携技術

情報家電端末が保持する電子証明書を活用した、UOPF標準(*)準拠の「機器認証」をベースに、利用者選択+パスワード入力を組み合わせた「利用者認証」や、ICカード、携帯電話、指紋などの生体情報を利用した「生体認証」などを組み合わせることにより、厳密な利用者の特定を簡単な操作で実現する認証技術。

NTT Comは、この機能をもともとはフランス語で「鍵を管理する番人」を意味するコンシェルジュ(CONCIERGE)になぞらえ、情報家電によるインターネット利用において、各種認証方式の連携による「鍵(セキュリティ)」の管理とともに、利用者のニーズに対して質の高いサービスを提供する「情報家電のインターネット・コンシェルジュサービス」の提供を目指しています。

(*) UOPF:Ubiquitous Open Platform Forum
ISPと情報家電メーカで発足した、“情報家電(モノ)”と“ブロードバンド(サービス)”のコラボレーションを実現するフォーラム。
利用者の視点から、特定のISP、家電メーカーによらず、「誰でも・簡単に・安全に」使える『ブロードバンド×情報家電』を共同で提案し、日常生活に浸透していくことを目指しています。
http://www.uopf.org/
※2 家電端末用ソフトウェア最適化技術

家電端末に対してハードウェアは変更しないでソフトウェアを配信することにより機能の向上及びネットワークを介したサービスの向上を行う技術。

三菱電機では、ホームゲートウェイ上にOSGi(*)フレームワーク(ミドルウェア)を実装し、その上にOSGi準拠のバンドル(ソフトウェア部品)をプラグインすることにより本技術を実現しています。これにより、ホームゲートウェイ並びに家電端末の仕様、性能に依らず利用者へのサービスの変更・追加、家電端末の機能更新等を柔軟に行うことが可能となります。

三菱電機では、これらの技術を通じて家電端末の利活用を実現し、利用者が購入した家電端末を満足して使用できる等の利便性を図ります。加えて、本技術は環境問題への貢献もできると考えています。

(*) OSGi(Open Services Gateway Initiative)
OSGi Alliance(http://www.osgi.org)によって策定された、家庭・自動車・モバイルなどにおける、あらゆるタイプのネットワーク接続されたデバイスに対して、様々なアプリケーションやサービスを配布・管理するためのソフトウェアのインタフェースを定めた規格です。