News Release
平成17年7月15日



偽造・盗難キャッシュカード被害対策「ATM出金ロックサービス」で
東京海上日動火災保険株式会社と提携

 
 
 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、偽造・盗難キャッシュカードによる預金の不正引き出し対策として、金融機関に対して「ATM出金ロックサービス」を損害保険会社と提携して提供します。
 その第一弾として、東京海上日動火災保険株式会社(略称:東京海上日動)とキャッシュカードの偽造・盗難対策で提携します。東京海上日動は、「ATM出金ロックサービス」の盗難対策効果に対し、キャッシュカード盗難保険に割引を適用します。なお、NTT Comは、他の損害保険会社との提携も順次拡大していきます。

1.提携サービスの内容
(1)NTT ComのATM出金ロックサービス
 『ATM出金ロック』は、預金の引出額を通常0円に設定(出金ロック)しておき、預金の引出時に携帯電話からロックを解除して、あらかじめ設定された引出上限額に一時的に設定を戻すサービスで、出金ロックの状態では、カードと暗証番号があっても引き出しは不可能です。この機能は、ICキャッシュカードのシステムに比べ低価格での導入が可能で、磁気ストライプ型キャッシュカード取引はもとより、ICキャッシュカードをお持ちの方がIC非対応ATMを使用する場合でも有効な対策です。NTT Comは、ATM利用時に携帯電話を「カギ」代わりとする本人認証機能を提供します。

 本サービスには、次の特長があります。
■強固なセキュリティ
 ATMでのキャッシュカード利用時のロック解除の本人認証は、他人に知られる可能性のあるIDとパスワードでなく、利用者が所有する携帯電話から専用のサイトへパスワードを入力することにより行います。
■安価な導入コスト
 本人認証機能は、NTT Comが共同センターサービスとして提供します。初期導入コスト3000万円程度から、月額基本料60万円からの導入が可能です。

(2)東京海上日動との提携
■保険料割引の実施
 各損害保険会社は、金融機関向けにキャッシュカードが盗難または偽造され、これによって預金が不正に引き出された場合の損害を補償するキャッシュカード盗難保険の引受けを行っていますが、東京海上日動ではNTT Comの「ATM出金ロックサービス」利用者に関して、大幅なセキュリティレベルの向上が図られることを評価し、金融機関における同サービス利用者の割合に応じて割引を実施します。
■NTT Comとの連携
 東京海上日動は単に事故発生後の補償の提供だけでなく、ロスプリベンション(事故を未然に防ぐこと)を含めた総合的なリスクマネジメント推進の観点から、NTT Comの提供するサービスを取引金融機関に紹介していきます。


2.損害保険会社との提携の背景
 偽造・盗難キャッシュカードによる預金等の不正引出しがクローズアップされ、キャッシュカードのセキュリティを高めることが金融機関にとっての課題となっており、金融機関に預金者保護を義務付ける法案が発表されるなど、金融機関に対する偽造・盗難キャッシュカード対策の要求が高まっています。こうした中で、今回NTT Comの提供する対策は、低コストでしかも確実かつ早急にセキュリティを高めることができるものです。
 NTT Comは各損害保険会社と連携して、金融機関の偽造・盗難キャッシュカード対策を総合的にバックアップしていきます。


3.今後の展開
 NTT Comは、平成17年後半より提供を開始し、平成19年3月までに約50の金融機関への導入を見込みます。


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