News Release
平成17年6月29日

次世代融合ネットワークサービス
「グローバルスーパーリンク」の提供について

 

 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、平成17年7月1日より、次世代融合ネットワークサービス「グローバルスーパーリンク」の提供を開始します。

1.サービスの概要
 本サービスは、オープンネットワークサービス上で広帯域イーサ仮想専用線サービス(クローズドネットワークサービス)を実現する(*1)、次世代融合ネットワークサービスです。インターネットトラフィックのコントロールなど高度なマネジメント力が求められるため、Tier 1ステータスのインターネットバックボーン(*2)および企業向けデータネットワークサービスを提供しているNTT Comの強みを活かしたサービスです。
 グローバル化した企業では、開発・設計・デザイン業務などを、世界に分散する拠点間でコラボレーションし、開発期間の短縮、世界同時生産開始などを行いたいというニーズが顕在化しています。本サービスは、グローバルサービスでは画期的な従量制課金を採用することでバースト性の高いトラフィック(*3)も安価に利用でき、グローバル拠点間の高速広帯域、高品質、高セキュリティな通信を安価に提供することで、これらのニーズにお応えします。

2.サービスの具体的特長
(1)高速広帯域なイーサ仮想専用線サービス
 100Mbpsと45Mbpsの2品目をポイント・トゥ・ポイント型で提供するイーサ仮想専用線サービスです。サーバ間通信、高トラフィックアプリケーション通信、大容量ファイル転送など多様な用途に適しています。

(2)高スループット通信環境を実現
 グローバル通信では距離が原因の伝送遅延を避けることができません。伝送遅延の影響で、TCPプロトコルを使った通信ではスループット(実効伝送速度)が数Mbps程度になってしまいます(*4)。本サービスではオプションとしてスループット問題を解決するためのサービスも提供することにより、「グローバルスーパーリンク」サービスの特性を最大限に発揮させる環境を用意します。

(3)柔軟な料金体系
 大容量かつバースト性の高いトラフィックをリーズナブルに利用できる従量課金で提供します(45M、100M品目)。伝送データ量が月間1T(テラ)バイトまでは定額料金、それを超える場合は伝送データ量に応じた従量料金となります。また月間伝送データ量に左右されない定額料金による提供も可能です(45Mのみ)。
 本サービスにより、従来の専用線と比較して平均2〜3割のコスト削減を図ることができます。
 例)日本、米国(西海岸)間45M(定額料金):月額 約70万円

3.サービスの提供地域
 サービス開始当初は高速広帯域通信のニーズが顕在化している日本、米国にて提供します。順次、世界主要都市へ提供地域を拡大予定です。

4.提供開始日
 2005年7月1日(金)


*1 オープンネットワークサービス(インターネットなど。不特定多数のユーザがネットワークを共有し比較的安価かつベストエフォート品質。「NTT Com グローバルIPネットワーク」もオープンネットワーク);クローズドネットワークサービス(閉域網。特定ユーザだけがネットワークを共有し比較的高価かつ高品質。)
*2 インターネットの品質を上流のプロバイダに頼ることなく、自らをコントロールできる世界規模の広帯域IPバックボーンバックボーンを保有するISPグループのことをいい、世界でも数社のみ。アジアではNTT Com1社だけがTier 1ステータスを持っています。
*3 大容量サイズのデータを出来る限り短時間に送信するが、一方でデータが全く流れていない時間も多いような利用形態を表す。
*4 例えばFTP(File Transfer Protocol : ファイル転送を行う標準的アプリケーションです。)によるデータ転送を行う場合、100ミリ秒(およそ東京から米国西海岸に相当)の往復伝送遅延ではスループットが約5Mbps、200ミリ秒(およそ東京から米国東海岸に相当)の往復伝送遅延ではスループットが約2.5Mbpsが理論値となります。(window sizeが64kbyteの場合)



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