News Release
平成17年3月2日


「Arcstar IP-VPN」における「マルチキャストVPNサービス」の提供について
〜Multicast-VPN技術を国内で初めて商用のMPLS VPNサービスに採用〜

 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、国内IP-VPNサービス市場でシェア1位の評価を受けた*1「Arcstar IP-VPN」 において、 Multicast-VPN (マルチキャスト・ヴイ・ピー・エヌ)技術*2を国内で初めて商用のMPLS VPNサービスに採用し、同報配信を実現する「マルチキャストVPNサービス」を平成17年3月3日より受付開始します。

 NTT Comは、多機能でセキュアな同報配信を、より経済的に実現する「マルチキャストVPNサービス」の提供により、企業ネットワークの有効活用と企業のコアコンピタンス強化を強力に推進していきます。


1.概要
 お客さまネットワークのブロードバンド化が定着してきたことで、生産性向上やコミュニケーションの活性化などを目的とした活用方法が模索されている中、特に映像を活用したアプリケーションの充実に対するニーズが高まっています。
 「Arcstar IP-VPN」では、従来より映像などの同報配信を行うオプションサービスとして「IPマルチキャスト機能」*3を提供してきましたが、このたび提供する「マルチキャストVPNサービス」は、Multicast-VPN技術を採用し、より多機能でセキュアな同報配信を実現します。すでに「Arcstar IP-VPN」を利用のお客さまは、新たに回線を用意することなく同報配信が実現できます。また、衛星通信での同報通信のようにアンテナや受信装置などの専用設備を購入する必要はなく、マルチキャストに対応したCEルータを用意するだけで同報配信が実現できます。


2.提供機能(別紙1参照
(1)マルチキャストグループ制御機能
 マルチキャストデータを受信する拠点を指定し、マルチキャストグループを設定する機能です。許可されていないマルチキャストデータの受信を制限することで、よりセキュアな同報配信を実現します。

(2)送信端末制御機能
 マルチキャストデータを送信できる端末をIPアドレスを用いて制御する機能です。これにより、エンドユーザはマルチキャストデータをネットワーク管理者の許可なく送信することができないため、ネットワークのセキュアな統合管理を一元的に行うことができます。


3.対応メニュー
(1)アクセス回線利用型(第1種サービス) *4
イーサタイプ (1Mbps〜400Mbps)
ATMタイプ(0.5Mbps〜135Mbps)

(2)局内接続型(第2種サービス) *4
イーサネットタイプ(1Mbps〜400Mbps)
ATMタイプ(0.5Mbps〜135Mbps)


4.受付開始
 2005年3月3日(木)*5


5.料金
 別紙2参照


6.利用イメージ
 「マルチキャストVPNサービス」を利用することにより、配信内容をグループ単位で設定できる情報配信が、より手軽に低コストで実現できます。(別紙3参照

講話やe-Learningなどにおいて、事業部などのグループごとに内容を分けた映像を配信
一部の担当者だけが利用する電子マニュアルなどを必要な拠点にのみ効率的に配信
全国の店舗にあるレジへの、エリアや店舗ごとにカスタマイズしたコンテンツの配信


*1  IDC Japan レポートNo.IDC#42109  「国内IP-VPNサービス市場 2003年の分析と2004年〜2008年の予測」(Figure 8 IP-VPN市場構成、アクセス回線ベース、2004年6月末)より
なお、「Arcstar IP-VPN」サービスの2004年12月末導入回線数は約9万5000回線

*2  「Arcstar IP-VPN」バックボーン上で、VPNごと(お客さまごと)にセキュアなマルチキャストパケット通信経路を構築する技術。一つの送信側パケットを複数の拠点に同報できるため、送信側拠点の回線帯域を抑えた効率的な回線設計ができます。拠点により企業内のストリーミング配信などの実現をサポートするために最適なオプション機能です。マルチキャストグループ制御機能や送信端末制御機能があるため、セキュアな同報配信をより手軽に実現することができます。

*3  あらかじめ網に設定したグループに一斉送信することのみ可能な「Arcstar IP-VPN」のオプションサービス。

*4  利用するコンバータや、提供事業者により利用できる品目が異なる場合があります。詳細は弊社営業担当までご相談ください。

*5  導入にあたっては事前のコンサルティングが必要となり、サービス提供開始日については、弊社営業担当までご相談ください。


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