NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木正誠、略称:NTT Com)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、社長:大歳卓麻、以下、日本IBM)、ノーテルネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジョン・ジアマテオ、以下ノーテル)は、1200kmまでの遠距離環境において、2地点間に設置されたストレージ間でのデータのリモートコピーの実証実験を行い、正常動作を確認しました。これは東京〜札幌を超える遠距離であり、真にリモートバックアップといえるデータ・ミラーリングの実用性が検証されました。今後、今回の結果を活用し高信頼、低コスト、柔軟性のある災害対策ソリューションをNTT Comと日本IBMで提供していきます。
このソリューションは、遠隔地に設置されたIBMのストレージIBM TotalStorage Enterprise Storage Server Model 800を、NTT Comのポイントtoポイント型ネットワークサービスのギガストリームで接続し、実現するものです。また、ノーテルのオプティカル・マルチサービス・プラットフォームOptical Metro 3500の機能を活用することによりメインデータセンターとバックアップ・センターの中継回線の帯域幅を50Mbps単位に設定することが可能です。
1.ソリューション概要
これまで遠隔SAN
*1におけるデータのバックアップは、距離による遅延が招くパフォーマンスの低下やデータ量に応じたきめ細かい回線の利用ができないなどの課題があり、費用対効果の観点から多くの企業ではバックアップテープを輸送する方式を採用しています。テープ輸送方式はリアルタイムでのバックアップが困難であるだけでなく、被災後の復旧にも多大な時間を要します。今回検証した新技術により、遠距離にあるバックアップ・センターに対しても、テープ輸送方式に代わって、更新データをリアルタイムにネットワーク経由で転送し、被災時のビジネスへの影響をはるかに少なくすることが可能となります。また、災害対策において対象システムの範囲拡大やシステムの成長に応じた段階的な投資が可能となります。さらに、従来別々のネットワークで構築が必要であったSAN(FC
*2/ FICON
*3)とLAN(イーサネット)は、本ソリューションを適用することにより、1つのWAN
*4に統合することが可能となり、TCOの削減が期待できます。
2.ソリューションの特長
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LAN/WAN(イーサネット)とSAN(FC/FICON)の一元化が可能なため、従来の方法でそれぞれのネットワークを構築するよりも最大で50%程度のTCO削減が可能。
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中継ネットワークの帯域を50Mbps単位で変更可能。
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ネットワークの帯域幅やデータ量の変動に応じて最適な状態でコピー機能を稼動させ、常に最新の状態で整合性を持ったバックアップ・データを遠隔地に保持することが可能
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以上
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※文中の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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SAN:Storage Area Network(サン)
外部記憶装置間および外部記憶装置とコンピュータの間を結ぶ高速なネットワーク。SANを導入することにより、クライアントとの通信に使うLANやWANなどのコンピュータ間ネットワークの負荷を軽減することができる。
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FC:Fibre Channel(ファイバーチャネル)
コンピュータと周辺機器を結ぶデータ転送方式の一つ。主に高い性能が必要なサーバで、コンピュータ本体と外部記憶装置を接続するのに利用されている。
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| *3 |
FICON:FIbre CONnection(ファイコン)
メインフレームとストレージ機器を接続する際に使う伝送方式。
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| *4 |
WAN:Wide Area Network(ワン)
「広域通信網」の略。ネットワーク回線を使って、本社−支社間など地理的に離れた地点にあるコンピュータ等を接続し、データをやり取りすること。
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別紙1:
実証実験構成
別紙2:
各機能・サービスについて