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インターネットの普及に伴い、IPを用いて音声/FAXサービスを提供するIPテレフォニーが誕生し、世界的に急成長しています。しかし、IPテレフォニーを提供するITSP(インターネット・テレフォニー・サービス・プロバイダ)は、多くの場合、従来の電話事業者に比べて小規模で、従来の方法での国際通話対地を確保するには多大な時間とコストが必要でした。
従来の国際電話の場合、サービスを行なう事業者は、[1]世界各対地の事業者毎に接続料金などの交渉および契約が必要であり、[2]各国間の直通回線を用意することも必要で、サービス開始までに多くの時間とコストがかかっていました。
これらITSPの問題を解決するサービスとして、「クリアリングハウス」が提供されるようになりました。その基本的仕組みは下図のとおりであり、クリアリングハウス事業者は、各ITSP間の通話のルーティングおよび精算業務をサービス内容とします。
これにより、各ITSPはクリアリングハウスにメンバーとして加入することにより、接続先各国の事業者との契約を行なうことなく、クリアリングハウス事業者との一度の契約で世界各対地への通話が可能となり、迅速にサービスを開始することが可能となります。
また、各企業においても、ゲートウェイ設備やIPネットワークを準備することで、ITSPと同じようにクリアリングハウスへの接続が可能になります。
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