平成14年7月25日


「ウイルス/ワーム対策サービス」の提供開始について


  NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、平成13年4月より提供していますお客さまネットワークのトータルセキュリティサービス「GuardIT」(ガーディット、*1)に、8月から「ウイルス/ワーム対策サービス」を追加します。このたびのメニュー追加による売上は、今年度30億円程度を見込んでいます。


1.背景および本サービスの概要
 インターネットを中心とする情報技術の普及にともない、企業活動におけるネットワークへの依存度は高まり続けています。そのような現状で、内外に存在する脅威からの保護はもはやネットワーク運用の必須要件といえますが、次々と生まれ続ける様々なウイルスやワームによる被害は後を絶ちません。多くの企業が、複雑かつ技術の進歩が早い情報セキュリティ分野での人員不足や、コスト面での問題のために、この対策に立ち遅れているのが現状です。
 そこでNTT Com は、提供中の包括的なサービスである「GuardIT」の一環として、このたび新たに「ウイルス/ワーム対策サービス」を加えました。(別紙1参照)これにより、インターネットゲートウェイからエンドクライアントにおけるネットワークセキュリティの総合警備サービスを実現し、お客さまが自社内で対策をとる場合よりも低いコストで、日々の脅威に対する継続的なソリューションを提供します。


2.「ウイルス/ワーム対策サービス」の特徴
1)ネットワークセキュリティの総合警備サービスを確立(別紙2参照)
 ネットワークのセキュリティを確保するためには、インターネットゲートウェイからのウイルスやワームの侵入や、持ち込み端末やリモートアクセス端末によるLAN内感染を防ぐことが重要です。このため、ウイルスやワームの「予防、監視、検出、駆除(対応)、改善、再発防止」というセキュリティサイクルを24時間体制で提供し、ウイルスやワームに感染しにくいシステム運用を実現します。

2)新種情報の早期入手ルートを確保(別紙3参照)
 ウイルスやワームは、新種や亜種が日々発生しています。本サービスでは、トレンドマイクロ株式会社のウイルス解析サポートセンタ(全世界6拠点にあるトレンドラボ)、ならびに インターネット セキュリティ システムズ株式会社のセキュリティ研究開発チームであるX-Force(150 名からなる世界的に有名な民間最大のセキュリティ専門家集団)およびGTOC (Global Threat Operations Center:米国アトランタ) との連絡体制の下、世界中の新着情報をリアルタイムで入手しています。本サービスにおける新種のウイルスやワームの発見から情報入手までの時間は約1〜2時間であり、これまで一般的に要した約5〜6時間からの時間短縮を図ります。
 また、24時間体制で情報収集を行うことによって、次のような利点もあります。
 − 新種のウイルスやワームへの対策準備が可能(感染前の場合)
 − 影響範囲を最小限に抑える(感染後の場合)

3)クライアントレベルで侵入検知システムとファイアウォールを展開
 近年、感染対象のプログラムに寄生して広まるウイルスのほか、ネットワークを経由して自己増殖するワームが急増しています。特にワームは、ネットワークの運用に重大な影響を与えやすく、しばしば猛威を振るっています。
 情報漏えいやシステム停止の原因となるこれらのウイルスやワームの活動を抑制するため、本サービスではクライアント端末に侵入検知システムとファイアウォールを搭載し、一元管理を行います。侵入検知システムとファイアウォールは、ネットワークの入口に設置されているのが一般的であり、クライアントレベルの搭載と一元管理サービスは、ほかでは例のない独自のものです。


3.「ウイルス/ワーム対策サービス」のメニュー
1)ウイルス対策統合管理サービス
 インターネットゲートウェイとLAN内端末(クライアントおよびサーバ)に搭載されたアンチウイルス製品を、リモートセンタから24時間365日体制でコントロール(予防、監視、検出、駆除、改善、再発防止)し、統合管理します。

2)ワーム対策統合管理サービス
 LANセグメントに設置する侵入検知システムとファイアウォールと、LAN内端末に搭載された侵入検知システムとファイアウォールを、リモートセンタから24時間365日体制でコントロール(予防、監視、検出、駆除、改善、再発防止)し統合管理します。

3)デスクトップ構成情報管理サービス
 LAN内端末のインベントリ情報(*2)を収集および一元管理し、セキュリティポリシーを継続的、組織的に維持させます。

4)セキュリティ情報提供サービス
 世界中のセキュリティ脅威情報をはじめ、新種のウイルスやワームの情報などを早期入手し、必要に応じて「注意報」や「警報」を発信します。

※1「GuardIT」:  お客さまの「IT」を「Guard」(防衛)するために必要な「ポリシー策定」から「システム構築」「運用」までをトータルに提供するサービスです。豊富な実績と高い信頼性を生かしお客さまのセキュリティ対策をバックアップします。

※2インベントリ情報:  クライアントのブラウザのバージョン情報などを指します。


<本件に関する問い合せ先>