平成14年5月1日
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ICクレジットカード向けの国内認証局サービスの開始について
〜ICキャッシュカード用認証局に続き、ICクレジットカード向けも受注〜
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NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、日本クレジットカード協会(略称:JCCA*1)より、ICクレジットカードに搭載する公開鍵電子証明書を発行する唯一の認証局事業者として指定され、本年5月1日からカード発行会社向けに、電子証明書の発行サービスを開始します。
この電子証明書は、ICクレジットカード発行会社の正当性を保証するもので、このたびの国内認証局サービスの開始により、日本国内におけるICクレジットカードのセキュリティ基盤が確立され、磁気ストライプカードに比べ偽造が困難で、飛躍的に安全性を高めたICクレジットカードの普及が可能となります。
ICクレジットカードは、接触型ICカードの国際デファクトであるEMV標準*2が採用され、また偽造防止のため公開鍵暗号方式*3が用いられます。当該ICクレジットカード認証局が発行したイシュア公開鍵証明書およびCA公開鍵証明書は、それぞれ、ICクレジットカードおよび店舗のICカード対応端末に搭載され、クレジットカードの支払い処理をオフラインでセキュアに実施します(別紙参照)。
従来から、VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Dinersの国際ブランドクレジットカードについては、それぞれの国際ブランド会社が独自に認証局を設立していますが、日本国内取引専用のクレジットアプリケーションについては、JCCAが策定した「ICカード対応端末機能仕様書」の規定事項に基づいて、このたび日本唯一の国内クレジットアプリケーション認証局を設立したものです。
すでにNTT Comは本年2月に、ICキャッシュカード対応の全銀協認証局を受注しております。このたび新たにICクレジットカード認証局を受託したことにより、日本国内におけるICカード普及に欠かせない金融業界のセキュリティ分野で、重要な役割を担うことになりました。
NTT Comは今後とも、セキュリティ技術とICカード技術を核に、公的分野対応を含む認証局事業を積極的に展開していきます。
なお、このICクレジットカード認証局のCA公開鍵については、ホームページ(http://www.ntt.com/creditca/)でも公開されます。
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| *1 |
日本クレジットカード協会(JCCA:Japan Credit Card Association)
銀行系クレジットカード会社によって昭和59年10月に設立。ICクレジットカード化に向けた「ICカード対応端末機能仕様書」を策定した |
| *2 |
EMV標準
Europay International、MasterCard International、Visa Internationalの共同制定による金融取引用ICカード関連標準 |
| *3 |
公開鍵暗号方式
電子文書を暗号化する際に使用する鍵と、暗号文を復号する際に使用する鍵とが異なる暗号方式。公開鍵暗号方式には、どちらか一方の鍵からもう一方の鍵を算出することが非常に困難であるという性質と、二つの鍵は一対のもので、どちらか一方の鍵で暗号化したデータはもう一方の鍵でのみ復号化可能であるという性質の二種類がある |
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