平成13年4月5日


イーサネット技術を用いた低廉な広域LAN間接続サービス
「e-VLAN」サービスの提供について


 NTTコミュニケ−ションズ(略称:NTT Com)は、インターネットユーザの増大やブロードバンド化の 進展に伴うISPのバックボーンの高速・高帯域化、また企業ユーザからのご要望が高い複数拠点に またがるLAN間のシームレスな大容量通信などに対応した広域LAN間接続を、イーサネット技術を 用いて低廉な料金で実現した「e-VLAN(ethernet-virtual LAN)」サービスを提供します。

 概要は、以下のとおりです。


1. サービス概要
  「e-VLAN」サービスは、お客さまのイーサネットLAN環境をそのままネットワークへ接続し、複数の お客さまの拠点間をギガイーサネット技術により、高速・大容量で相互接続するサービスです。
サービスイメージは別紙1参照


2. サービスの特徴
 
(1)

複数拠点のLAN環境をシームレスに接続
企業の複数拠点のLANをシームレスに接続する広域LAN間接続サービス。

(2)


容易なネットワークの移行と運用コストの低減
LANの主流であるイーサ型ネットワークであり、既存LAN環境を大幅に変更せずに広域WANへの接続が可能。
既存の機器の有効活用が可能で、移行に伴う設備投資や運用コストを削減。

(3)





柔軟なネットワーク構築
IP、IPX(*1)、AppleTalk(*2)などLAN上で利用可能な全てのネットワークプロトコルが使用可能。
ロケーションを意識せずに、IPアドレス設計が可能。
任意のIPルーチングプロトコル(スタティック/BGP4/OSPFなど)(*3)がそのまま使用可能。

(4)

利用用途にあわせた2つのサービスメニュー
クラス1:契約帯域分のトラヒックをストレス無く伝送。
クラス2:複数の回線を集線し収容することで、より低廉な価格を実現。

(5)
幅広い速度メニュー
1Mbpsから最大100Mbpsまでの広帯域を、お客さまのご利用に合わせてフレキシブルに選択可能(ただし、クラス2では、10Mbpsと100Mbpsの2品目のみ)。

(6)
低廉な利用料金
ネットワーク設備の効率的な構築と運用コストの削減により、競争力のある低廉な料金を実現。



3. 提供エリア
  サービス開始当初は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県全域で提供します。 また、今後は、需要に応じて順次拡大していく予定です。


4. 提供速度
 
●クラス1: 1Mbps〜100Mbps
(1〜10Mbpsは1Mbps毎、10〜100Mbpsは10Mbps毎)
●クラス2: 10Mbps、100Mbps


5. 利用料金
[1]
月額基本料
1回線(拠点)毎の月額基本料金は、以下のとおりです。

●クラス1
1Mbps 50,000円 20Mbps 130,000円
2Mbps 55,000円 30Mbps 170,000円
3Mbps 60,000円 40Mbps 210,000円
4Mbps 65,000円 50Mbps 250,000円
5Mbps 70,000円 60Mbps 280,000円
6Mbps 74,000円 70Mbps 310,000円
7Mbps 78,000円 80Mbps 340,000円
8Mbps 82,000円 90Mbps 370,000円
9Mbps 86,000円 100Mbps 400,000円
10Mbps 90,000円

●クラス2
10Mbps 57,000円 100Mbps 150,000円


アクセス回線使用料が別途必要です。
 サービス開始当初ATMメガリンクを利用しますが、今後、お客さまのご利用状況に合わせ 柔軟な選択をいただけるようアクセス回線の多様化をしていきます。

[2]
契約料
1契約毎の契約料:800円


6. 提供開始日
  本日、総務大臣に認可申請および届出を行いました。認可取得後、速やかにサービス提供を開始します。


※1 IPX:
 米ノベル社が同社NetWareで使用する事を目的としたネットワーク層プロトコル
※2 AppleTalk:
 米アップル・コンピュータ社が開発した、物理層からアプリケーション層に及ぶプロトコル群。 ネットワークへケーブルを接続するだけで特別な設定なしにアドレスを自動取得するため、簡易な運用が可能。
※3
IPルーティングプロトコル:
スタティック・ルーティング(static routing)
 ネットワーク内の中継経路をあらかじめ静的に設定しておく経路設定方法。これに対して、ネットワークの構成変更に応じ、経路を動的に設定する手法をダイナミック・ルーティングという。
BGP-4(border gateway protocol-4)
 IPネットワークの自律システム(AS)単位で経路情報を交換するプロトコル。ISP同士がルーティング・テーブルを交換する際に用いる。複数のリンクで結ばれたネットワーク間で、リンクの優先順位を決められる。
OSPF(open shortest path first)
 大規模IPネットワークに適したルーティング・プロトコル。ネットワークをエリアと呼ぶ小さな単位に分割し、階層化したルーティングを実現できる。また、伝送路の帯域幅などを基に経路を決められる。

<本件に関するお問い合わせ先>