

イギリスってどんな国?
かつては「世界の中心」だった!
4つの地域からできている
ハーイ、エブリワン(みんな)! 「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」のページへ、ようこそ。えっ、ここはイギリスのページじゃないかって? じつは「イギリス」っていうのは略称だよ。正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」と、ものすごく長いんだ。「連合王国(ユナイテッド・キングダム)」の略である「UK」と呼ばれることも多いよ。ちなみに日本にある大使館の正式名称は「イギリス大使館」ではなく、「英国大使館」なんだ。
イギリスには山岳地帯がなく、田舎に行くとのどかな田園が広がっている。ジャガイモ畑や菜種畑、牛や羊、馬の放牧姿をよく見かけるよ。またイギリスでは、ナショナルトラストというボランティア団体が伝統的な建築や土地を守っていて、昔ながらの伝統的な建物や土地は比較的そのままの状態で残されているのも特徴的だよ。あと風力発電を目にすることもよくあるね。
海外のサッカーやラグビーが好きな子は知っているかもしれないけど、イギリスはイングランドとスコットランド、ウェールズ、北アイルランドの四つの地域からできている。「イギリス」っていう呼び名は、そのうちの一つ「イングランド人」とか「イングランドの」を意味する「イングリッシュ」が、江戸時代の人たちにはそう聞こえて、広まったものなんだって。
「霧のロンドン」では傘はささない!?
イギリスは日本と同じ島国で、首都はロンドン。北緯51度で、地図を見てもらうとわかるけど、北海道よりも緯度が高いんだ。だから夏は昼間が長く、夜9時過ぎまで明るいんだよ。友達や家族と長いこと外で遊んだり、公園でピクニック風の夕食をとったりと、楽しみ方いろいろ! でも、夜更かししているつもりはなくても、寝る時間が遅くなるから、ついつい寝不足になっちゃう。逆に、冬は朝7時くらいまで真っ暗で、夕方4時半頃から薄暗くなってくる。だから冬は家で過ごす事が多いよ。
緯度が高い分、夏は涼しくて過ごしやすいけど、秋から冬にかけては曇りや雨の日も多い。「霧のロンドン」って言われるくらい、霧もしょっちゅうだ。だけど、日本のようにザーザー降りにはなることはなくて、しとしと雨。雨が降っても傘をさす人は少なくて、みんなウィンドブレーカーのようなレインジャケットを着て雨の中でも平気で歩いているよ。

日本はお米が主食だよね。では、イギリスはパン?いやいや、じつはパンを食べないことも多いんだ。それよりもっと食べるのはポテト! ステーキやハンバーガーでも、魚のフライでも、つけあわせに必ず出てくる。小さいサイズを頼んでも山盛り出てくるからびっくりだ。ポテトが主食と言えるほどいろいろな調理法があるよ。例えばオーブンを使って調理するロースト、ゆでてつぶすマッシュ、そのまま丸ごと焼くベイク、たて長にカットして油で揚げるフライ。他にも小さいポテトを丸ごと茹でてバターで和えるものなどがあるよ。バラエティに富んでいるでしょ!

これは「フィッシュ&チップス」だよ。
ロンドン市内を走るのは「2階建ての赤いバス」。ダブルデッカーと言うよ。10年前は車掌さんがいたけど、今はオイスターカード※1枚で乗車できる。ダブルデッカーのいいところは24時間運行しているところ。最終電車がなくなってもバスで家に帰れるから、夜遅くまで仕事をする人や早朝から仕事に出掛ける人にはとても便利。
※IC乗車カード。日本でも駅の改札やバスなどで使われている。
昔「大英帝国」と呼ばれたように、19世紀には多くの植民地を持つ世界で最も力のある超大国だった。あのアメリカもイギリスの植民地だったんだ。他にもカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン、スリランカ、マレーシア、シンガポール、南アフリカ、ケニア、タンザニア……とまだまだたくさんあるよ。第二次世界大戦などで植民地を減らし、今ではGDP(国内総生産)は世界第六位。それでもロンドンには世界三大金融センターもあり、ヨーロッパの経済活動の中心の一つだよ。
