

フランス人の好きな食べ物ってなぁに?
「チーズ」が大好きだよ!
フランスのみんなはどんな暮らしをしているのかな?
ここでは、食や街について見てみよう。
化学・機械・食品・繊維などを主要産業とするフランスは、西欧最大の農業規模をほこり、ファッションなどの伝統産業も栄えている国だよ。
広さは日本の約1.5倍。大きく22の地方に分けられ、各地方によって名物が変わるんだ。
食いしん坊大国のフランス人は、大人も子どもも食べるのが大好き!チーズに至ってはその種類は数えられないくらいあるよ。かのシャルル・ド・ゴール将軍(※1)が「365種類のチーズを食べる国民の政治を司るのは難しい」って名言を残しているくらいさ。牛のチーズ、ヤギのチーズ、羊のチーズ、牛と羊のミックス…などなど。チーズは主菜とデザートの間に食べることになっているよ。「チーズの無い食卓なんて、星のない夜空のようなもの。」っていうくらい、フランス人はチーズが大好きなんだ。
パーティーでは、7〜10種類ぐらいのチーズを用意するよ。ブドウやクルミ、チェリーなどのジャムと相性がいいんだ。
フランスの北部、西北部はクリームソースを使った料理が多く、西南部はカモやフォアグラ(※2)をたくさん食べるんだ。南仏プロバンスで有名な東南部はトマトソースやニンニクやハーブをふんだんに使うし、東北部は「シュークルート(※3)」などに代表される「ドイツっぽい料理」が多くなるよ。そして、フランスを北と南に分けるものといえば「バター」。北では塩入バターが好まれ、南では塩抜きバターが主流だよ。郷土料理はどこに行っても、ものすごい量が出てくるんだ。
※1.フランス第五共和政初代大統領
※2.フォアグラ…ガチョウやカモの肝臓で世界の三代珍味のひとつとして知られる高級食材。
※3.シュークルート…ドイツでは「ザワークラウト」と言われるもので、千切りにしたキャベツの漬け物のようなもの。ベーコンやソーセージなどを入れて、煮込んで食べる。
「鶏肉の丸焼きポテト添え」も大人気!
子ども達の大好物は「フレンチポテトとひき肉ステーキ」や「鶏肉の丸焼き、ポテト添」え。大人はステーキと赤ワインがあれば上機嫌なんだ♪フレンチポテトは大人気メニューの1つで、1家に1台「フライド・ポテト・マシーン」があるくらいだよ。
フランスの「家庭料理」を1つ紹介するね。炒めたひき肉の上にマッシュポテトとチーズをたっぷりのせてオーブンで焼いた「アシェ・パルマンティエ」っていう料理だよ。18世紀末から19世紀初頭にジャガイモをフランスに広めた農学者、パルマンティエさんの名前が料理名の由来なんだ。

たかだか給食とあなどるなかれ、美味しい、美味しくないは別として「前菜」「主菜」「デザート」とちゃんとコースになっているよ。この日の給食は、前菜がトマトサラダ、主菜はポピエット(肉団子)とフレンチポテト、そしてデザートはヨーグルトだよ。

フランスを代表する家庭料理「アシェ・パルマンティエ」。各家庭によって、その家ならではの味があるよ。
マッシュポテトはお湯とミルクを混ぜてできるインスタントのものも出回っているけど、やっぱりお母さんの手作りが1番!「アシェ・パルマンティエ」も、ひき肉の味付けが違ったり、マッシュポテトの柔らかさが違ったり、家庭によって「自慢の家の味」があるんだ。クリスマスやお誕生日など家族や友人がたくさん集まるパーティは何時間も続くよ。子どもは食べ終わったら「ごちそうさま」をして遊ぶけど、大人はいつまでも飲んで、食べて、おしゃべりを続けるんだ。まさに「スロー・フード」な食文化だね。
