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ニューメキシコ州マウンテネアー近郊のレストラン『Blue Springs』に入り浸るJorn Barger氏。
Photo: William Colburn
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編集者注:ブログ『
Robot Wisdom』の運営者であるJorn Barger氏は、10年前の1997年12月17日、ウェブであちこち見て回ったサイトを「日誌に記録する(log)」行為として、日々のリンク集を指す「ウェブログ(weblog)」という
新語を作った(日本語版記事)。
Barger氏が書くブログやエッセイは多岐にわたっており、議論を呼ぶような種類の政治的な意見の一方で、ジェイムズ・ジョイス[『ユリシーズ』で知られるアイルランドの小説家]や、人工知能(AI)に関する文章は
高い評価を受けている。
こうした経験を元に、Barger氏は、この10年間でブログ執筆について自分なりの見識を得たと感じている。以下は、Barger氏が贈る、新米ブロガーへの10のアドバイスだ。
1997年に私がウェブログに期待していたのは、ある種の「メッシュ・ネットワーク」を通じて、ウェブ全体の透明性を高めることだった。このメッシュ・ネットワークでは、伝達されるべき信号に相当するものは「各ブロガーのお気に入りのリンク」で、それらがそれぞれのウェブログによって増幅されていく。
1998〜1999年は私にとって「ウェブログの黄金時代」で、当時は以下の原則が広く知られていた。
1. 本来のウェブログは、自分で保存または共有したいと思うURLすべてをまとめたログを指す(したがって、実は『blogger.com』よりも『del.icio.us』の方がブログ作成に向いている)。
2. いろいろな所に投稿した、自分の意見を書いた文章へのリンクを含めることは可能だ……。だが、諸リンクよりも自分独自の意見が多い場合は、おそらくもう少し謙虚さが必要だろう。
3. 投稿する前に少し時間をかけて検索すれば、おそらく、自分のアイディアがすでに他のサイトで明確に表現されていることに気づくだろう。
4. 「今の流行ではないというだけの理由でリンクを控える」ことよりも「最先端の」態度がある。それは、常に自分に正直であることだ。読者はあなたのことを知る必要がある。
5. リンク先について説明するとき、リンク先の作者がつけたページタイトルを補足することは大いに推奨される。少なくとも、読者がそのページを既に訪問している場合に、それとわかるだけの補足説明を添えること。そうすれば、読者が気づかずに再度訪問してしまうことを防ぐのに役立つ。
6. リンクを張ったページへの自分の反応を示す表現を必ず入れよう(「素晴らしい」「役に立つ」「想像力に富む」「賢い」など)。
7. 自分が参考にした情報源を明記しよう。そうすれば、読者は「流れをさかのぼる」ことができる。
8. 簡潔なブログ構築を心がけよう。読みにくい書式や一般的でない形式、複数ページにまたがる記事、並外れて長い文章などは避けること。他人のブログでこうしたものを発見したら、注意してあげよう。また、リンクは本当に必要なものに絞り込むこと。さもないと、不必要な(または説明が乏しい)補助的なリンクの間に、肝心のリンクが埋もれてしまう。
9. 『
Google News Feed』などを活用し、お気に入りの作者や有名人のブログ・フィードを登録して、彼らの最新動向をブログで紹介しよう。そうすれば他のファンたちが、あなたのウェブログを通じて彼らを追跡できる。
10. 最初に掲載したときに見逃した読者のために、ときどきお気に入りのリンクを再掲載しよう。
[日本語版:ガリレオ-矢倉美登里/高森郁哉]
※この記事は米国「WIRED」の記事を翻訳したものです。
WIRED NEWS 原文(English)
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