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トレンド・ラボ Report 02 e-ラーニングは中小企業の人材育成促進に役立つか? 中小企業の人材育成状況

本調査の背景と目的

  • 昨今、中小企業においては「採用難」「定着率の低下」などの人材育成上の課題が挙がっています。
  • 一方で、新入社員の多くは「研修」や「能力開発の機会」を望んでおり、「採用難」「定着率の低さ」を解決するには、「育成機会を提供すること」が不可欠になりつつあります。
  • 本調査では、インターネットによる『e-ラーニング利用動向調査』から、中小企業が今後若手の人材育成を行う上でe-ラーニングが利用可能かどうか検証しました。
  • それを踏まえ、中小企業がe-ラーニングを導入し、人材育成を進めていく上で、成功の鍵となる提言まで行います。

調査実施概要

以下の通り、インターネットアンケートによる調査を実施しました。

アンケートの目的

「パソコン」や「インターネット」を利用した「Web学習」の利用実態調査

アンケート実施期間

自己啓発のための学習に関する調査 :2007/3/8〜12

アンケート方法

gooリサーチ・消費者モニターを対象としたインターネット調査

調査対象

10代〜60代以上の男女

回答数

6,691件


中小企業における人材育成の現状

多くの中小企業が「人材の育成が不十分である」と考えています。その原因としては「採用難」「自前での教育に対する限界」「定着率の低さ」が挙げられています。
実際、58.4%の中小企業は「人材の育成は不十分だが進んでいる」、30.4%が「人材の育成は進んでいない」としています。

若手人材の育成状況※1 若手人材の育成が進まない原因※1
  • 9割近い中小企業が「人材の育成は不十分」と考えている。
  • 育成が進まない原因として、「採用難」「定着率の低さ」が上位に位置している。
  • 一方、人材不足の面から「自前での教育に対する限界」も挙げられている。

新入社員の意識

一方で、新入社員の多くは、「研修」や「能力開発の機会」を企業に望んでいます。つまり、採用や人材の定着化のために企業が「育成機会の提供をすること」は不可欠であると分かります。
例えば、「新入社員が企業に望む点」として、新入社員の40%以上が「専門知識・スキルの習得機会」を、30%が「能力開発の機会」を挙げています。

新入社員が企業に望む点※1

  • 企業における「人材の育成」は、「人材の採用や定着化」と表裏一体の問題であり、今後の企業活動の拡大に向けて解決すべき課題と考えられます。

トレンド・ラボ Report 02



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松野 泰也准教授

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