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ICTソリューション導入事例
ICT Solution File 18 独立行政法人 防災科学技術研究所様
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あしたの日本に、安心を。

2007年10月1日より開始された「緊急地震速報」。そのシステムには、独立行政法人 防災科学技術研究所が運用する、「高感度地震観測網 Hi-net」が利用されています。この緊急地震速報実現のためには、観測データの伝送速度の高速化と伝送品質の向上、帯域の拡大といったネットワークの改善が必須でした。
NTTコミュニケーションズはこれに対し、ネットワークとともに観測データの集積と蓄積、そして配信までのアプリケーションを含めたプラットフォームを、24時間365日の運用・監視体制の下、提供。地震国日本の災害対策インフラの一翼を担っています。

テーマ

  • 観測データの肥大化に伴うデータ伝送時の精度・速度面の課題が顕著化。これを解決するためにはネットワークの精度・速度の改善とともに、決して止まらない信頼性が必須に。
  • 地震観測網の規模拡大と観測データの精度向上により、伝送データのサイズと量が肥大化。これに伴う、伝送の遅延やパケットロスが課題に。
  • 従来の観測網と異なり緊急地震速報の実用化には、伝送遅延を1秒以下、データの伝送品質を100%に近づけることが要求された。
  • ネットワークだけでなく、連携して稼動する膨大なプログラムも24時間365日体制で運用・監視する必要があった。

導入効果

  • ネットワークの提供だけではなく、観測データの集積と蓄積、そして配信までのアプリケーションを含めたプラットフォームを、24時間365日体制の運用・監視サービスとともに提供する「EarthLAN」を利用。ネットワークの伝送精度・速度の改善とともに、決して止まらないレベルの信頼性も確保。
  • 観測施設をつなぐネットワークに、トラフィックの状態に応じてパケットの送信を調整しパケットロスが生じてもエラー訂正する機能を導入。これにより、データの精度と信頼性を向上。
  • 配信ネットワークには、Arcstar IP-VPNに光アクセスを組み合わせた「Arcstar IP-VPNイーサタイプ」で広帯域を確保し、地震波よりも速い配信を可能に。
  • 伝送遅延1秒以内を大きく下回るわずか500ミリ秒まで高速化、伝送品質は99.999998%を達成。
  • 全てのネットワークを二重化し、ネットワークとシステムを24時間365日体制で運用・監視、決して止まらないレベルの信頼性を実現。
  • 瞬時の震源位置決定や精度の高い震度推定などが可能となり、緊急地震速報の早期実用化に貢献。また同時に世界的に例を見ない、信頼性の高い高密度地震観測網を実現、地震津波被害の軽減化に寄与。

選択のポイント

  • ネットワークの改善はもちろんのこと、データの集積・蓄積・配信までのシステム構築、そしてこれらの運用・監視を効果的にミックスし、決して止まらない信頼性を実現できる点を評価。

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独立行政法人 防災科学技術研究所

独立行政法人 防災科学技術研究所 地震研究部 副部長 地震観測データセンター長 理学博士 小原 一成 氏 平成19年度第24回井上学術賞受賞

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