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専用線「ギガストリーム」
特集記事

ギガストリーム

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掲載誌

「ビジネスコミュニケーション」2006年7月号


 

一歩先行くネットワーク戦略
〜NTTコミュニケーションズ BCMの鍵を握る専用線の活用法〜
第一部
  「ビジネスを絶対に止めない」ためにネットワークの最重要部は専用線を使用するという新しい選択肢
サービス開始100周年を迎えた専用線。比類なき信頼性に加え、柔軟性や経済性も兼ね備えた新世代の専用線サービスが注目を集めている。既存顧客のリテンションに加え、新規顧客での導入が加速しはじめた専用線の最近の状況について、NTTコミュニケーションズユビキタスサービス部の舩橋哲也部長と、岡村聖司営業企画部長のお二人にうかがった。

100周年を迎えた専用線

――はじめに、ここにきて専用線の利用が加速しはじめているようですが、こういった市場環境を含め、最近の専用線ビジネスの情況からお聞かせください。

舩橋  専用線サービスが開始されて、今年でちょうど100年を迎えました。1906年(明治39年)7月20日、日本銀行と横浜正金銀行との間に市外専用電話、今でいう電話のホットラインが設置されたのが始まりです。
その後、1980年代に入ってから企業の事業所間をつなぐネットワークとして、広く利用されてきました。しかしここ数年間は、IP技術のドラスティックな進展や、環境の変化から、高速・大容量のトラフィックを面的に低コストでカバーしたいといったニーズが増加し、専用線サービスの利用は減少傾向にありました。回線に求めるニーズと従来の専用線メニューがマッチしなくなってきたのだと考えています。
したがって、専用線が本来持っている特徴を活かし、現在のお客さまのニーズに合わせたサービスとして提供していくようにメニューの強化・拡大に努めてきました。


――ここ数年は、一般的に専用線は時代遅れの技術でコストも高く、一部の企業でしか使われてないのでは、とい う見方が大勢を占めていました。ところが今では、これが大きく変わり、専用線を積極的に使う企業が増えはじめていますね。

舩橋  確かに、減少傾向だった専用線のユーザー数も、ここにきて下げ幅が小さくなってきました。特に注目すべきトレンドは、既存のお客さまのリテンションだけでなく、構築や更改を契機に、新規のお客さまが専用線を積極的に使い始めているという点です。
その理由は、専用線がお客さまのニーズに合わせて進化を繰り返し、高速・大容量でしかもインタフェースの種類も拡大し、リーズナブルな価格のサービスを私どもが提供しはじめたからだと考えています。
とかく、専用線は高いというイメージがありますが、それは一昔前のことです。新世代の専用線の登場によって、今では大きくコストダウンしています(図1参照)。

NTTコミュニケーションズ(株) ユビキタスサービス部長 舩橋哲也氏


NTTコミュニケーションズ(株) ユビキタスサービス部 営業企画部長 岡村聖司氏
図1 専用線利用コストの推移

図1 専用線利用コストの推移

BCMの観点で、ネットワークを見直すユーザーが増加

――改めて専用線が見直されてきたということですね。

舩橋  見直されたというよりも、ビジネスが高速かつ広域化している状況下で、システムやネットワークの重要性が以前に比べて増してきている背景から、専用線のそもそもの特性に注目が集まってきているのです。
例えば、システムやネットワークに6分間トラブルが起こった際の機会損失は、少し前の60分間、あるいはそれ以上のレベルになっていると言われているくらい、業種を問わずビジネスが高速化しています。また、ビジネスが面的にも驚異的な広がりをみせる中で、万一、トラブルが発生してもそれをできるだけ極少化することが重要になっています。


――ミッションクリティカル度が高まる中で、専用線の利用が必然となっている。

舩橋  ご存知のように専用線の最大の特質は「信頼性」と「秘密保持」にあります。このため、警察や消防などの重要通信、金融機関や放送局間をはじめとするミッションクリティカルなネットワークに使用されてきましたが、最近では「ビジネスを絶対に止めない」というBCM(Business Continuity Management:事業継続管理)の視点から「ビジネスの生命線にこそ専用線を使おう」というお客さまが増えてきています。
企業にとって、不測の事態にも事業を継続、あるいは迅速に復旧するためのBCMの重要度は、ものすごく増加していると思います。そういった観点から、BCMに適合する強固なネットワークを構築することが不可欠な時代となってきました。

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