企業情報トップ > CSRトップ > 環境保護活動

環境保護活動

NTTコミュニケーションズグループ 環境保護活動

≪環境保護活動TOP

電力の環境対策に強いNTTコミュニケーションズグループ

CO2排出量の90%以上を占める通信設備の電力使用量を削減

NTTコミュニケーションズグループにおける2005年度のCO2排出量は、全体で34.9万t-CO2です。その内訳は、お客様にサービスを提供する通信設備および空調設備の電力使用による排出量が32万t-CO2、オフィスでの電力使用による排出量が1.2万t-CO2、社用車の燃料からの排出量が620t-CO2であり、通信設備に関わる排出量が全体の約90%以上を占めています。

私たちは、CO2排出量の大半を占める通信設備に関わる電力使用量を削減するために、スーパーコンデンサの導入、電源設備の高効率化、空調設備の更改・効率化を積極的に進め、空調部分の電力使用量の抑制を推進しています。

このページのトップへ

スーパーコンデンサによる室外機の効率化

サーバやルータが設置されている通信機械室は、安定したサービスを提供するために常に一定の温度に保たなければなりません。そのため、通信機械室には大型の空調設備が多数設置されています。

空調設備を効率的に稼働させるためには、室外機の効率化が重要です。NTTコミュニケーションズでは、室外機の放熱効果を高め、空調設備の冷房効率を向上させる装置であるスーパーコンデンサを導入し、空調設備の効率化を進めてきました。

スーパーコンデンサは、劣化等で放熱能力の低下した室外機に追設することで、吸気する空気の冷却をサポートする装置です。これにより、冷房の効率的な運用が可能になり、結果として空調設備が消費する電力を抑制することができます。

2003年6月〜7月にかけて、7拠点に43機のスーパーコンデンサを試行導入し、その結果、消費電力は13.8%低下し、吹き出し温度は9.2%低下するという節電効果が認められました。

2005年度はスーパーコンデンサを122台導入し、153t-CO2の排出量抑制効果をあげることができました。今後さらに導入を増やしていく計画です。

スーパーコンデンサのイメージ図
スーパーコンデンサのイメージ図:別ウィンドウが開きます

図をクリックすると拡大されます。

スーパーコンデンサを導入した場合の消費電流と室内吹き出し温度の改善率
スーパーコンデンサを導入した場合の消費電流と室内吹き出し温度の改善率の表

このページのトップへ

電源設備の高効率化

通信サービスを安定して提供するためには、通信設備に安定した電源を供給することが必須です。NTTコミュニケーションズでは電源供給設備として、整流装置をはじめ、液式蓄電池、コンバータ、インバータ、信号電源装置などを所有しており、新しく効率の良い電源設備への更改を積極的に進めています。

2005年度は、整流装置(B-RF、M-RF)18台、液式蓄電池11セットを更改し、その結果、1,543t-CO2が削減できました。

また、電源設備の抜本的な改善として、交流電源供給方式を従来の単機方式から二重化方式に変更することで給電の信頼性を高めており、さらに高効率なUPS(無停電電源装置)を18セット導入することで電力使用量の削減を図っています。

このページのトップへ

直流電源化の推進

コンピュータの中心になっているCPUは直流電源で動きます。従来は、電力会社から供給される交流電源をUPSでいったん直流に変換し、サーバやルータに送る際に再び交流に戻し、サーバやルータ内でまた直流に変換するという複雑な方式をとっていました。

NTTコミュニケーションズでは、変換ロスの少ない電源の直流化を進めています。また、ハウジングサービスをご利用いただくお客さまにも、電力使用量の削減によってトータルコストが下がる直流機器の導入を提案しています。

直流電源化による 変換ロスの削減
直流電源化による 変換ロスの削減の表

このページのトップへ

通信機械室の適正な温度管理

NTTコミュニケージョンズでは、独自の方法で機械室の空調システムの効率化に取り組んでいます。主な取り組みとしては「MACS空調+冷却ファン」と通信機械室内の温度分布をリアルタイムで集中管理する「温度監視システム」が挙げられます。

部屋全体を冷やすのではなく、ラックそのものを冷やす

「MACS空調+冷却ファン」の特長は、部屋全体を冷やすのではなくラックそのものを冷やすということです。

空調設備から送られる冷気は、床を通りそれぞれのラックの下に設置されたファンで吸い上げられ、機器類の熱を吸収し室内に排出されます。

さらに、中でもヒートポイントとなる高熱を発する機器を収納したラックの冷気取り入れ口には、冷却ファンを設置し強制的に冷気を取り込む工夫も行い、高発熱のラックを適正な温度に保っています。

「ヒートポイントをいかにして無くすか、試行錯誤を繰り返し、床に設置する冷却ファンの位置や角度を工夫しました。とくに高発熱のラックには、床からだけではなく、上部からの冷気を送れるようにすることでヒートポイントをなくすようにしています。床から直接ラックに冷気を送り込むことと、冷却ファンの増設でヒートポイントをなくすことが、この機械室の冷却システムの特長です」(ネットワーク事業部統合ネットワーク部:黒沢秀夫主査)

NTTコミュニケーションズが保有する通信機械室用の空調機4,000台のうち、700台を対象に行った温度設定変更の試算では、機械室内の温度設定を1℃上げることで1,900kWの電気エネルギー削減につながることがわかりました。(MACS空調システムの詳細は、CSR報告書2006をご参照ください。

MACS空調システムの仕組み
MACS空調システムの仕組み
全国の通信機械室の温度分布をリアルタイムで監視

もう1つの特長が「温度監視システム」です。温度監視システムは、NTTコミュニケーションズが保有する全国70個所の通信機械室やデータセンタの室内温度分布を東京で一元管理するシステムです。

直流電源化による 変換ロスの削減
直流電源化による 変換ロスの削減の表

この温度監視システムでは、通信機械室内に複数箇所設置された温度感知センサからリアルタイムで全国の各通信機械室の温度状況を把握することができます。適正温度を超えたヒートポイントの発生があった場合、アラームで警告が発せられ、すみやかに適切な対応策をとることができます。これにより、サービスの安定供給を実現しています。

このページのトップへ

東京都の「地球温暖化対策計画書制度」で優良事例に

東京都の「地球温暖化対策計画書制度」において、NTTコミュニケーションズ大手町本館ビルの通信機械室の適正な温度管理をはじめとした対策が高い評価を受け、都内の約1,000の大規模事業所のなかから優良事例として選出されました。

詳細は、東京都のホームページをご参照ください。)


このページのトップへ