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| (※1)NGN: | |
| Next Generation Network。電話網全体をIP化する次世代ネットワークのこと。 | |
| (※2)MACS空調: | |
| 高顕熱型冷凍機 | |
冷気は通信機器の熱を吸収してラック外(室内)に出る
MACS空調システムは「冷やしたいところを適切に冷やす」方式です。
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■MACS空調システムのイメージ図
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![]() ■通信機械室のラック群 |
室内機から二重床の下に送り出された冷気は、ストレートにラックの下に届き、ラック内を通りながら機器類の熱を吸収し、温められた空気として室内に排出されます。MACS空調は、室内全体を冷やす無駄をなくし、冷やすべきラックを集中的に冷やす発想の空調システムです。
しかし、ラックに収納された機器類の発熱量は必ずしも一定ではありません。そこで、高発熱の機器を収納したラックの冷気取入れ口には冷却ファンを設置し、強制的に冷気を取りこみ、その風量を調節することによってヒートポイントと呼ばれている高発熱ラックを適正な温度に保っています。
もうひとつのカギが「温度監視システム」です。
温度監視システムでは、NTTコミュニケーションズが保有する全国約70カ所の通信ビルやデータセンターの室内温度状況を東京で一元管理しています。通信ネットワークを使って広域エリアを遠隔監視制御する技術は、NTTコミュニケーションズが以前から最も得意としている技術分野のひとつです。
遠隔監視するために、機械室に温度感知センサーを複数設置し、機械室内の温度分布状況をリアルタイムに計測しています。適正温度を超えたヒートポイントの発生があるとアラームで知らせます。監視担当者はそのアラームの発生個所を温度センサーの位置で確認し、そのアラームが特定ラックの部分的なものか、空調システム全体によるものかなどを判断し、すみやかに適切な対応策を講ずることができます。ここには遠隔コントロールによるきめ細かな温度制御技術が生きています。
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| ■温度監視システムの画面イメージ図 |
ここの通信機械室は寒くない
NTTコミュニケーションズでは、電力エネルギー節減の取組みとして「環境」「信頼性」「コスト」の三つの視点を基本にしています。
温度監視システム導入前(2003年4月以前)は、通信機械室のあるビルごとに常駐の担当者を配置し、担当者がチェックした上でセンタに連絡するという方法をとっていました。それがシステムの導入によって監視のための人的稼働が不要になり、管理コストの低減を可能にしました。さらに、アラームの発生をマクロな視点からとらえることができるため、故障の発生予防に結びつく情報収集力が高まり、サービスの安定提供につながると同時に、故障復旧のレスポンスが向上するなど、サービス品質と信頼性の向上にも結びついています。
また、NTTコミュニケーションズが保有する機械室用の空調機約4,000台のうち、約700台を対象に行った温度設定緩和の試行では、通信機械室内の温度設定を1℃上げることによって電力使用量は約2%削減でき、結果として約1,900kWの電気エネルギー削減につながりました。
■NTTコミュニケーションズ大手町本館ビルの地球温暖化対策
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こうした施策は、東京都だけでなく各経済産業局の評価でも、NTTコミュニケーションズの現地調査に入った全国16のビルすべてで90点以上の評価を受けました。 その現地調査の際に大手町本館ビルを訪れた調査官は、通信機械室に入るなり「ここは寒くない」と他社の通信機械室との違いに驚き、「どんな工夫をしているのですか」と非常に興味を持っていただいたというエピソードも残っています。
今回の施策の背景には、エネルギーロスの少ない直流電源の採用、空調設備の室外機の効率を高めるスーパーコンデンサの開発など、NTTグループ全体で取り組んできたCO2削減に向けた工夫の積み重ねがあります。
今回の施策を推進した責任者は、「都心のビルにある通信機械室の高集積化はますます進むでしょう。我々のビジネスが繁栄するのは非常にありがたいことですが、一方、地球環境の面では負荷をかけているということを認識して、最善を尽くさなければいけないという使命感を常に意識しています。エネルギー負荷が急速に高まっているこの業界の優良事例として、東京都から高い評価をいただけたことは大変に嬉しいこと」と言います。
これは、「地球環境保護」をテーマに、私たちが取り組んでいる数ある事例のひとつです。






