
10月8日(日)にNTT コミュニケーションズ主催(総務部、社会貢献ワーキンググループ(注)企画・運営)、NPO法人難民支援協会
協力による社員参加型・社会貢献プログラム「第6回やさしいインターネット教室−インターネットを使って世界を知ろう!−」をNTT麻布セミナーハウスで開催しました。16名の在日ミャンマー難民の方が、22名の社員ボランティアのサポートのもと、インターネットを使ったコミュニケーションを体験しました。
参加者全員が「参加して楽しかった」と回答

手作りのバルーンアートでお出迎え
今回は第6回目にして、初の外国人の方(在日ミャンマー難民)を対象としたプログラムということで、授業用資料には漢字にもカタカナにも平仮名でルビを振るなど、入念な準備を整えて当日を迎えました。授業の冒頭で、講師の金子先生(先端IPアーキテクチャセンタ)と大原先生(ネットビジネス事業本部)が参加者の母語であるカチン語で「アーアルアイシニー!(こんにちは)」と呼びかけると、参加者の皆さんは元気に「アールアイシニー!」と答えてくれました。
IPテレビ電話を使ったクイズ「この果物は日本語でなんと言うでしょう?」
言葉の壁などから日本国内において孤立しがちな在日難民の方にWeb検索などインターネットを使った情報収集や、メール送受信、IPテレビ電話を利用したコミュニケーションを体験してもらいました。参加者アンケートでは「楽しかった」という声が100%、「役に立った」という声が85%と、満足度が高いプログラムにすることができました。
楽しいひと時に笑顔あふれる参加者たち
サラリーマン・マジシャン「ドルフィン」(ネットワーク事業部 岡田雅也さん)
IPテレビ電話を利用した参加型のクイズや、恒例のサラリーマン・マジシャン「ドルフィン」(ネットワーク事業部 岡田雅也さん)によるマジックのプレゼント、香り通信のデモなど、参加者を楽しませるよう工夫した結果、難民支援協会の方から「彼らのこんなに素敵な笑顔を見たのは初めてです。うちに相談に来る時はいつも困っているので・・・」という感謝の言葉を頂くことができました。
社員ボランティアアンケートでは、「本社会貢献プログラムに参加して良かった」という声が100%、「今回の参加を通じて社会貢献意識が向上した」という声が82%という結果になりました。NTT Comでは、今後も引き続きCSR(企業の社会的責任)実現の場として、社会貢献プログラムを推進していきたいと考えています。
本プログラムに関わったステークホルダーの方々の声
参加者コメント
協力者のコメント
難民支援協会 石川えりさん
「家がない」、「所持金があと500円しかない」、「急病で病院に運ばれた…」難民支援協会の事務所にはそのような支援を求める電話が日々かかってきます。迫害を逃れて日本にやってきた難民の方たちの経済的負担を少しでも減らしたいと考えていたところ、NTT Comより「難民専用フリーダイヤル」(2006年4月開設)の支援を頂けることになりました。今では難民一人ひとりの命を支える電話として欠かせないものとなっています。
最低限のホットラインが確立できたことに加えて、難民の方たちの生活を豊かにするために何ができるだろうか? と考えていたところ、難民の方自身からメールやインターネットの活用方法を知りたいというニーズが挙げられました。
今回NTT Comの皆さまのご尽力で「やさしいインターネット教室」が開催され、難民の方がインターネットの基本的な構造や使い方、IP電話の利用方法を教わることができました。開催にあたっては社員ボランティアの皆さまの献身的な努力があり、仕事の疲れも見せずによりよい企画をと時間を割いて下さっているのには、本当に頭が下がりました。
実際の教室は難民の方に大好評で、きめ細やかなプログラムの効果が随所に現れていました。まず、社員ボランティアの皆さまが難民の方の母語を勉強しご挨拶したことに、難民の方たちは驚きとともに、大変感動していました。進行中は参加者1人に、1人ずつサポート先生がつき、日本語が得意でない方には、英語が堪能な方が教える等きめ細やかな配慮をされていました。今回のインターネット教室は、言葉の壁などから制限的な生活を送らざるを得ない難民の方たちの生活の幅を大きく広げる機会になったと確信しています。何より、普段悩みを抱えて事務所を訪れる難民の方たちのたくさんの笑顔に出会えたこと、その場を作ってくださったNTT Comの皆さまに心より感謝します。
社員ボランティアのコメント
森 佳織(グローバル事業本部)
「ボランティア=NTT Com社員が一方的に手助けする」というのではなく、メールのやり方や仕組みを教える一方で、難民の方にミャンマーの話を聞いたり、文化交流できたのが非常に有意義だった。ボランティアだからといって気負うことなく、参加できるのが私たちの社会貢献活動のいいところだな、と思った。
鈴木貴之(第三法人営業本部)
社員参加型で行う社会貢献活動という点が非常に意義深いと思う。私たちが提供しているサービスがお客さまにどのように貢献できているのかを実感できるとともに、そもそも私たちが行っているビジネスとはどういうものなのかを改めて考えることのできるいい機会になった。自分の為、会社の為ではなく、本来仕事は社会貢献が原点にあるべきということを再認識できた。
(注)「社会貢献ワーキンググループ」とは、NTTコミュニケーションズの社会貢献施策を社員自らが企画・実行するために、総務部が2004年4月に「社会貢献推進メンバー」を全社的に公募し、発足させた組織です。