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高橋酒造株式会社さま

専務取締役
髙橋 昌也さま

生産管理部長
髙橋 博行さま

熊本県人吉市で球磨焼酎の生産を行う代表的な酒造の1つ高橋酒造。
110年以上にもわたり本格米焼酎の伝統を守り続けている。同社は積極的にITを活用してきたが、現在、拠点間を連携するための電話環境の最適化に取り組んでおり、クラウド型PBXサービス「Arcstar Smart PBX」を導入した。同社がクラウド型PBXを選択した理由について詳しく紹介する。

導入の背景

今回、通信設備のクラウド化を実現されたそうですが、
それまで通信環境にどのような課題をお持ちでしたか?

迅速で確実な電話対応のために、多拠点間のスムーズな転送が必要に。

 従来の電話設備は、本社工場と研究所、営業所、球磨焼酎ミュージアム「伝承蔵」など、計6拠点にそれぞれオンプレミスのPBXで構築していました。このような状況で、特に困っていたのが拠点間での電話取り次ぎです。お客さまからのお問い合わせは本社の代表電話で一括して受けているのですが、必ずしも窓口だけで完結することばかりではなく、工場やミュージアムとの連携が必要になることも多いのです。
しかし、拠点をまたぐ内線転送ができず、お客さまに電話番号を伝えてかけ直してもらったり、担当者から折り返したりといったことを日常的に行っていました。これでは非効率ですし、顧客満足度の低下にもつながってしまいますので、改善したい課題でした。

導入の決め手

通信設備(PBX)のクラウド化を採用した決め手は何だったのですか?

場所や規模にこだわらず、柔軟に導入できることと、
既存の通話環境に追加するだけのスピード導入。

 PBXのクラウド化については、NTTコミュニケーションズの提案を聞いた時に「これだ」と思いました。要件ごとに機能と特長を精査する中で、場所や規模に縛られずに導入できる「Arcstar Smart PBX」ならば、変化するビジネス環境に合わせて柔軟にオフィス環境を整えることができ、かつ設備を持たないことで、電話の設置された「場所」に、働く「人」が縛られる必要もなくなります。
さらに、段階的に導入できる点には注目しました。当社のビジネスは伝統や文化の担い手としての側面も持ち、様々な人材に支えられています。便利になるからといって、一気に刷新して全員を従わせるような方法はとりません。社内の人間が対応しきれなくなるという懸念があるからです。そんな中、導入規模を柔軟に設定できるクラウド型PBXは最適解でした。
現在、本社工場に既存のPBXと併用して、各拠点にクラウド型PBXを導入しています。導入期間は申し込みから2~3週間程度です。既存の環境に追加するだけなので、クラウドならではのスピード感で導入が完了しました。旧来のビジネスフォンに馴染んだユーザの様子を見ながら、徐々に範囲を広げたいと思っています。

【高橋酒造さま】 ご利用イメージ

導入後の成果

「Arcstar Smart PBX」導入後の成果についてお聞かせください。

代表電話へのお問い合わせはそのまま内線で各担当部署へ転送。
スマホの内線化も導入。



 「Arcstar Smart PBX」により、代表電話への問い合わせはそのまま内線で各担当部署へ転送でき、すぐに対応できるようになりました。お客さま対応に関する当初の課題は難なく解消されています。オンプレミスのPBXの場合と比べると、これらが安価に実現できたことについても高く評価しています。
さらに、保守や運用についても効果がありました。従来は、設定変更はすべて業者頼みでコストも時間もかけて行ってきました。「Arcstar Smart PBX」は内線や転送の設定などの設定変更はすべて社内のPCから自分たちで即時に行えるようになっています。拠点間の通話料もこれまで可視化できていなかったのですが、外線発信していた部分は内線化により無料にできましたので、その分は確実に削減されています。
また、スマホの内線化も一部の管理職に導入しています。「Arcstar Smart PBX」の通話アプリを端末にインストールして、スマホをそのままオフィスの内線電話として利用できるので、外出の多い経営層、管理職への内線連絡が社外にいても可能になりました。
今後、工場の広大な敷地内で電話の取り次ぎもスムーズに行うために、スマホの内線化は極めて有効と見ています。実は、これまで私用の携帯電話やスマホを業務に利用していた社員も存在しました。しかし、あくまで外線電話であり転送ができないということ、私用/社用の通話料が切り分けできないという問題がありました。「Arcstar Smart PBX」のアプリならば従来のビジネスフォンと同様に内線転送も可能で、公私分計の問題もクリアされていますので、BYOD(Bring your own device)については今後の展開として注目しています。

災害時の通信手段確立に、BCP対策としてのクラウド型PBX

先の熊本震災にあたり、本社工場の立地する人吉市は幸い大きな被害はありませんでした。しかし、オンプレミスのPBXを使用していた熊本市の営業所では停電が発生し、一時電話が不通となり、復旧後も通信回線は混雑していたようです。今、事業継続の観点からクラウド型PBXが活用できるそうですが、たしかに、電力さえ確保できれば通信手段を確立できる点で有効な施策と思います。
また、スマホはテザリングもできますし、「Arcstar Smart PBX」ならクラウドサービスなので、無条件転送など状況に応じた設定変更がどこからも対応できるなど、BCPに適した機能を搭載しているとのことなので、今後の備えとしても一考したく思っています。

今後について

今後の展開について考えをお聞かせください。

クラウド型PBXだからこその柔軟性。
最終的には全面的なクラウド化も視野に。

 現在は4拠点へ導入しましたが、今後は、順次クラウド型PBXの利用拠点を広げていく予定です。要件に適うなら、最終的には全面的にクラウド化することも視野に入れています。
長期的な視点では、投資を抑えつつ通信環境を適切に整備していくことを常に念頭に置いています。ビジネスの成長に合わせてスピーディーにシステムを展開し、逆に不要ならばどんどん切り捨てる。こういったことができるのは、やはりクラウド型PBXだからこそ。システムを軽量にすることでオフィスを身軽にでき、拠点展開のあり方もこれまでと違ったものにできると思っています。たとえば、「電話番」というような旧態依然の業務はなくすことができます。人材も含め、すべての資源を本来の競争分野に配置していくことが可能になると考えています。

企業情報

社名 高橋酒造株式会社
事業概要 熊本県人吉市において、球磨焼酎の生産を行う代表的な酒造の1つである。「いい米、いい水、いい人で。」を企業テーマに、1900年の創業以来本格米焼酎をつくり続けている。代表的ブランド「白岳」「しろ」は全国でも高い知名度と人気を誇る。また、自社で運営する球磨焼酎ミュージアム「伝承蔵」などを通し、球磨焼酎のブランド力向上に努めるなど、地域の伝統と文化を担う使命を果たしている。
URL http://www.hakutake.co.jp/
資料ダウンロード
高橋酒造株式会社さま 事例印刷用PDF(PDF/978KB)
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