法人のお客さまのIT・経営課題を解決するNTTコミュニケーションズのICTソリューション
株式会社ソフィア 様
[ ビジネスアドバンス第33号(2006年9月15日発行)掲載 ]
株式会社ソフィア様(以下、ソフィア)は、企業の経営戦略・コミュニケーション戦略にかかるコンサルティング、関連するメディア、コンテンツ、ツールの企画開発・構築を中心に事業を展開し、企業、組織、個人の持つ潜在力の開花をサポートするナレッジ創造企業で ある。2005年12月からは、いわゆるブログやSNSなどと並ぶWeb2.0時代の象徴ともいえるポッドキャスティング事業を開始し、この分野においても着実に地盤を固めつつある。
ソフィア取締役で財務・広報担当のバリューコーディネーターを務める阿部啓一氏は「企業のコミュニケーションの活性化、そしてナレッジやノウハウをシェアするための場を作り出すことが私たちの重要な役割です。
そうした場のひとつがポッドキャスティングと位置づけています」と事業の狙いを語る。ポッドキャスティングとは、インターネット上にあるネットラジオ局の番組をパソコンで自動的に録音し、好きな時に聞くシステム。専用ソフトに自分の好きな番組を登録すると、番組が更新されるたびに自動的に受信される。今、普及のめざましい携帯音楽プレイヤーにデータを転送することもでき、いつでも、どこでも聞くことができる。ソフィアでは、専門サイト「Sofia Podcasting Studio」で、ポッドキャスティングを学習に役立てることを目的としてオリジナル番組を制作し、従来の書籍・ホームページなどでは提供しきれない英語学習などの優良コンテンツを配信している。順次、番組数が拡大するのにともなってアクセスユーザーも急増中だ。
その中で課題も浮上してきた。「番組のダウンロードが集中するのは、ユーザーの帰宅後の夜10時頃と出勤前の朝6時頃で、きちんとしたサーバーと通信回線をもっていないとシステム的に不安定になり、ユーザーの満足度を下げる可能性があります。そのため強固なインフラ環境を整えることがサービスを提供する側に求められます」(阿部氏)。
これまでサービスプラットフォームとして共有型ホスティングサーバーを利用してきたが、スペック的に余裕がなくなってきたことからソフィアではインフラ環境の移行を検討することになった。

PPFの魅力を肌で感じることができ、お客さまにもお勧めしやすくなりました。将来的には、自分たちの番組のみならずお客さまの番組も集めたポータルサイトにしていきたいと考えています。
ソフィアのポッドキャスティング事業を統括するコミュニケーション・プロデューサーの飯田さやか氏は、必要とするインフラ環境を次のようにとらえていた。「ユーザーは一度でもダウンロードできないことがあると離れていきますから、まず安定的に配信できる環境が必須。また、進歩の途上にある技術であり業界なので、時代の流れにそった動きがとれる、拡張性の高いカスタマイズ性に優れた環境を用意しておく必要があります」。そんなおり、NTTコミュニケーションズ主催のWebビジネスセミナーで専用ホスティングサービス「パワープラットフォーム(以下、PPF)」を紹介された。
飯田氏は「他社が提供するサービスとも比較検討したところ、PPFはサービスレベル保証(SLA)が設定されていて品質に対する強い自信がうかがえました。また、今後ユーザー層が拡大してきた段階でサーバー構成を拡張していけることも大きなポイントでした。しかも、パッケージ化されているので、ひとつお願いするだけで、バックアップとか監視サービスなどがポンと全部揃った形で提供される、そのバランス感が非常に良かったのです」と振り返る。 Web2.0系のコンテンツは容量が大きく、アクセスも集中する。また成長性も高いので、必要に応じて必要な分だけサーバーや機能が拡張できるPPFはサービスプラットフォームとして最適と評価された。
ポッドキャスティング事業は、8月1日より配信インフラをPPFに全面移行した。その効果は運用管理面でも発揮されている。ソフィアのチアリング・アシスタントの山岡真由子氏は「更新スピードがすごく速くなったおかげで、これまで番組の更新作業に丸一日かかっていたのが、午後の一部だけ使えば済むようになりました。その分、番組のクオリティ向上に力を注げます」。今回のインフラ移行が業務にさまざまな好影響を及ぼしている。
ソフィアでは、自社サイトのポッドキャスティング事業でPPFを利用してみて、Web2.0時代のサービスプラットフォームとしての大きな可能性を感じたという。「実は企業のお客さまから、PRツールとしてポッドキャスティングを使いたいというご相談を受けています。番組制作のポイントは、企画力、良い音、配信の安定性です。私たちには 優れた企画スタッフがいますし、専用スタジオも持っています。今回、PPFを配信インフラとして使ってみて、自分たちがその魅力を肌で感じることができて、お客さまにもお勧めしやすくなりました。将来的には、自分たちの番組のみならず、そうしたお客さまの番組も集めたポータルサイトにしていきたいと考えています」(阿部氏)。
ソフィアではNTTコミュニケーションズと協力し、ポッドキャスティングとホスティングを一括して提供するパッケージ商品として積極的に販売していくことにしている。また、音声だけでなく動画対応などの機能拡張も進め、Web2.0以降を意識したサービスプラットフォームとしてPPFを活用していくという。今後も、その活躍からは目が離せない。
■創業/2001年2月5日(平成13年) ■資本金/3,850万円 (2006年4月末現在) ■従業員数/20名 ■本社所在地/東京都港区赤坂3-3-5 国際山王ビル9F ■事業内容/企業戦略コンサルティング/ブランディング/ナレッジ/コミュニケーションツール企画開発/構築/制作/運用支援/携帯コンテンツ配信/ポッドキャスティング