アメリカの国立労働安全衛生研究所(NIOSH)が提唱する新たな職場モデル。これまで労働者の健康と組織の業績は相反するものと一般的には考えられていたが、『健康職場モデル』は「労働者の健康や満足感と、職場の業績や生産性は両立させることが可能である。むしろ両者には相互作用があり、お互いに強化することも可能である」という考え方に立っている。
この『健康職場モデル』で重要になるのは、「管理方式」「組織風土」「経営方針」という3つの組織特性であり、それらの相互作用として質のいい職場環境が生まれて初めて、「個人が健康であることと企業の業績が高くなる」ことが可能になると指針を示している。現在、日本の内閣府が取り組んでいる、仕事と家庭のバランスを取ろうと推進する『ワーク・ライフ・バランス』も、“健康職場”づくりのひとつである。