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法人のお客さま総合 > ICT Business Online > ICTトレンドゼミ > どうなる?企業のクラウド活用(後編) 3.「クラウドデバイス」が主流に
2010年10月20日公開
−−クラウドの普及とともにスマートフォンをはじめとするデバイスの登場で、PCのあり方が変わってきています。今後PCはどのような存在になると思われますか?
PCはおそらくなくならないでしょう。ただ、今後は開発者向けに特化されていくのではないでしょうか。PCはプログラムを書く人たちの道具になり、それ以外の人たちはどんどんPCを使わなくなっていくと考えられます。
その代わりになるのが、スマートフォンやiPadのようなクラウドに直接つながるデバイスたちです。私はこれらのデバイスを「クラウドデバイス」と呼んでいます。今後は、これらクラウドデバイスで情報を収集したり、コミュニケーションを図ることが主流となっていくはずです。
このクラウドデバイスは完成されたセンサーデバイスであり、「ヒューマン・セントリック・センサー・ネットワーク」(人間中心のセンサーネットワーク)でもあります。今後、こうしたデバイスがインドなど新興国を中心に広がって新たなネットワークが形成されれば、市場を牽引する存在となるのではないでしょうか。
−−日本Androidの会の会長も務めておられますが、Androidに興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
4年ほど前に「Google Tech Talk」でイギリスの経済学者が発表した話を聞いた時からでした。
当時彼は、アジアやインドを中心に携帯電話が急速に普及していることや、携帯電話が彼らの経済活動に不可欠な存在であると語りました。その一例として、漁場の沿岸に携帯電話の基地局が設置されたことでその日の収穫を事前に市場に知らせることが可能になり、収益の向上につながったというのです。
その話が非常に面白かっただけでなく、当時、こういう形で携帯電話を位置づけることに共感しましたね。それから2年かかりましたが、Android携帯が実現したことはご存知のとおりです。