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クラウドスペシャリスト・リレーインタビュー 第1弾「デジタルトランスフォーメーション(DX)」

2020に向け、企業が考えるべき「デジタルトランスフォーメーション」とは


NTTコミュニケーションズ株式会社
クラウドサービス部クラウドスペシャリスト
岩井 正明氏

2016年の今年、「企業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を意識したビジネス展開が必須である」と声高に叫ばれています。また、調査会社のIDC社によると、「DXを採用したサプライヤーとパートナーの再選別により、2020年には今日存在している全世界のITベンダーの30%以上が姿を消す」という衝撃的な予測もされています。

そもそもDXとはどのような考えなのでしょうか。そして、ITを活用する企業は、何を念頭にDXと関わるべきなのでしょうか。
初回となる今回は、NTTコミュニケーションズのクラウドスペシャリスト岩井正明氏に、これから企業が考えるべき「デジタルトランスフォーメーション」について聞きました。

デジタルトランスフォーメーションとは

― 最近、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)という言葉を良く聞くようになりましたが、正直にいうとよくわかりません。どのような概念なのでしょうか。

NTTコミュニケーションズ 岩井氏(以下、岩井):

DXは、2016年になって広くメディアやセミナーなどでとりあげられるようになってきましたが、もともとは2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が最初に提唱した概念で「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」といわれています。
現時点でも諸説ありますが、「デジタル技術を活用した顧客中心型のビジネス戦略」ともいえると思います。ここでポイントとなるのは「顧客中心」という考え方です。

― 「顧客中心」ですか。こちらは馴染みのあるキーワードですね。

これまで企業のIT活用の主な目的は「効率化とコスト削減」でした。
2000年以来、企業のCIOやIT部門は、「業務プロセスを改善し、生産性を向上させること」をミッションとし邁進してきました。その結果として、実際にITを使うのは人間であるのもかかわらず、満足度やそこから創造される価値は置き去りにされてきたのです。ですが、2020年以降の社会に向けて、企業におけるITの位置づけは「顧客のニーズや利便性を拡充し、新たな価値やサービスを生みだすこと」に進化しつつあります。最近よく耳にする「クラウド、AI、IoT、AR、VR」というITの新たなキーワードは、概ねデジタル・トランスフォーメーションの一環と考えてよいと思います。

― なるほど。そう聞くとデジタル・トランスフォーメーションのイメージが掴めてきますね。

岩井:

また、「顧客」というのは企業からみたお客様だけでなく、企業の従業員にもあてはまります。その意味でも、「顧客中心」といえますね。デジタル・トランスフォーメーションは「社員の働き方改革」にも大きく貢献し、デジタル技術をフルに活用すれば、人は単純作業や非生産的な活動、また固定された場所からも解放されて、自由に「新たな技術・サービスを考えて、生み出す仕事」に専念することができます。

デジタル・トランスフォーメーションが実現すると夢のような世界が広がるように思えますが、2016年現在、企業のIT活用は、まだまだ前時代的な「効率化とコスト削減」が主目的で、顧客中心の世界、創意工夫や創造性に満ちあふれた世界には、未だにいき着けていないのが現実です。

企業がデジタル・トランスフォーメーションを実現するために

― それはなぜでしょうか。企業がデジタル・トランスフォーメーションに基づいてITを活用するには何が必要だと思いますか。

岩井:

日本の多くの大手企業は、「IT化戦略は情報システム部門が考えるもので、経営層が直接関与できていない」という現状があるといわれています。また、組織内の中央集権化、官僚システムが肥大し、顧客目線に立てていないという実態もみられます。これでは、なかなかデジタル・トランスフォーメーションは実現できません。

2020年以降も存在感をもって選ばれる企業として生き残るためには、グローバルでの経営そのものを、どのようにデジタル・トランスフォーメーション化していくかを考えなければなりません。このためには、ITがどのような役割を担うのか、何にどれだけ投資をするのか。これからのIT活用は、CIOだけではなくCEO自らが考えるべき課題になっているのです。

デジタル・トランスフォーメーションにおけるNTTコミュニケーションズの役割

― そのようにデジタル・トランスフォーメーションが提唱される中で、NTTコミュニケーションズはどのような役割を担うのでしょうか。

岩井:

今年度からNTTコミュニケーションズは、コーポレートスローガンとして「Transform. Transcend.」を掲げています。この中で「私たちは、時代を先駆ける技術やサービスを提供することでお客さまのビジネスや社会、そして市場に飛躍的進化(Transform)とダイナミックな変革(Transform)をもたらし、期待や想像を超える(Transcend)新たな価値や、すべての垣根を越えて(Transcend)つながる世界を創造していきます。」と宣言しています。まさにこれ自体がデジタル・トランスフォーメーションにつながる考え方だと思います。

もう少し具体的にいえば、「すべての垣根を越えてつながる世界」は、企業がデジタル・トランスフォーメーションを推進する上でのベースになるものといえます。垣根を越えてつながることによって、はじめて顧客中心型の製品、サービス、ビジネスモデルが実現できるのではないでしょうか。つまり、デジタル・トランスフォーメーションの土台を担う重要なITインフラが、NTTコミュニケーションズが提供する「グローバルシームレスなビジネスプラットフォーム」であり、この上でお客さまと「期待や想像を超える新たな価値」を創造していくことそのものが、デジタル・トランスフォーメーションではないかと考えます。

― なるほど。その「グローバルシームレスなビジネスプラットフォーム」とは具体的にどのようなものですか。

岩井:

「グローバルシームレスなビジネスプラットフォーム」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、簡単にいえばクラウド化による二つの側面からICT改革を推進することです。一つは、基幹系やERPシステムなどのオンプレミスと同等の堅牢性や安全性が重視される「セキュアで信頼性の高いICT」、もう一つは、IoTやビッグデータ解析といったデジタルビジネスの俊敏性や柔軟性に対応する「柔軟で俊敏性の高いICT」です。

岩井:

これらのICTと一元的なマネジメントを一つのクラウドサービスとして世界各地でご利用いただけることで、お客さまが業務やエリアの垣根を越えてデジタル・トランスフォーメーションを実現することに貢献できると考えています。

サービス紹介

Enterprise Cloud
NTT Comの「Enterprise Cloud」は、サービスの開発に集中できるPaaS基盤の提供など、デジタルトランスフォーメーションの実現まで視野に入れたクラウドサービスです。ビッグデータやIoTといった最新のテクノロジーを取り込み、ビジネスのデジタル化をサポートします。

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